おまけ漫画付きRenta!限定版
躾けたかったのに、俺が調教されてる!?
すごく面白くて、何度も読み返してしまうような大好きな一冊になりました!
SとMのマッチング、通称〝SMパートナー制度〟が認められた世界。
そこで出会ったドSとドMのラブストーリーです。
Mの雅親はあることが原因でドSに抵抗があります。
ソフトなSを探すべくマッチングを繰り返すうち、
元M調教されていたというSの大学生・聖司と出会いーー…
ひとつ言っておきたいのは、
SMパートナー=恋人・結婚ではないということです!
この制度は、Sの加虐心とMの被虐心を満たすためのものなのです。
そんな中でも、雅親はパートナーとは恋人になりたいと望む、
実は健気で一途な男です。
そして、元Mの聖司を自分好みのSにDIYしようとしています(笑)
この作品、何がいいかっていいますとやはりキャラです!
雅親はドMですが褒められると嬉しく思い、
Sのために苦手な料理も頑張る健気なMなのです。
聖司は自分の身の回りのものを大切にする男で、
実はかなりなドSなのですが、雅親のためにセーブしています。
二人がとても可愛くて、ある意味初っ端からラブラブです^^
それから、作者のはなさわ先生の表現力と言葉のチョイスには笑わせてもらいました。
デカチンを挿入するところを想像する場面に出てきたのは、
リンゴとバナナ(笑)
確かにね、リンゴの窪みにね……うんうん(〃ω〃)
そして、キャラの表情もとても豊かで楽しく、
雅親の心の声も面白いですよ!
〝聖司が好きだ 木陰みたいに穏やかで 嵐みたいに激しい〟
この表現もとても好きでしたね^^
マッチングした二人は早速同居するのですが、
お互いがお互いに尽くし合うーー
まさに、割れ鍋に綴じ蓋なのでしょう。
上手く行きかけた頃に登場するのが、
雅親の元カレでトラウマの元凶・慧。
Mを不安で支配するドSなのですが、
この男も嫌いにはなれないキャラでしたね。
やり方は好きじゃないけど、
ちゃんと雅親のことが好きだったのかなと思いました。
最後はドSな自分をさらけ出した聖司を雅親が受け入れ、
無事にハッピーエンド♡
DIYには失敗したけどむしろ成功というか、
そのままの聖司が一番よかったということですよね。
SMものですが、激しいプレイは出てきません。
拘束や尿道プレイはありますが、比較的ソフトです。
煽られて暴走する聖司と乱暴にされて興奮する雅親のHは、
愛があふれていてとても良かったです!
〝キスしたい〟とか〝いいことされてるの自慢したい〟とか、
甘える雅親がかわいいし、
ブワワワっと興奮する聖司は雅親にメロメロです(//∇//)
カバー下の花が咲いたサボテンに喜ぶ二人……
なにこれ、可愛すぎかっっ!
へえ~ほお~~なるほど~とさながら新境地の勉強をしている感覚でした。
めっちゃ好きです!
肉体的というより精神的SMに近い作品でしょうか。セリフも論理的で興味深かったです。でも堅くない。
設定(SMパートナー制度中間者Nもいる)もキャラも凝っているのにすっと頭に入ってきてでもさらっと読む感じではなく没頭しました。
性格ではなくあくまで性癖がSMN(Nはニュートラル中間者)で、恋愛、結婚はパートナーとは別の人ともOKという世界観です。
でも雰囲気は陰鬱ではなく、甘めのSMが読みたい初めてSMを読むというときにぴったりかもしれません。
ひたすらに対等という立場に萌えました。
相手が望んでいるから与える与えてもらう、一方通行の想いじゃないのです。
雅親(受・M)と聖司(攻・S)の関係性も良き~
2人とも過去のパートナーとの溝を埋めきれず今度こそという思いで出会っているので、最初はずっと手探り状態でもだもだしているの良き~。
雅親が自分好みのSに育てようとあの手この手で奮闘しているのに結局は聖司の掌の上は可愛かった。性格も明るくて前向き。
聖司の年下の包容力とちょっと天然入ってボーっとした感じもあるけれど隠していた牙も良き。Sに対しては嫉妬もんもん。
お互いに望んでいるものをさらけ出せて求められる関係になれてよかったです。
雅親の元カレと聖司のやり取りがなんだか好きでした。
SとSの関係性だったり、マウントの取り合いだったり。
ケーキ半分こはふふってなったのと同時にそういう考えなのかなるほどとうなずいちゃいました。同じSだからこそ通ずるものや妥協できない、分かり合えない部分があります。
Mキャラが雅親以外登場しなかったので、MとMの会話ややり取りも見てみたかったです。
最終話の玄関おせっせも焦らしてからのプレイで盛り上がりました。
挿入描写自体は多くなかったですが満足です。
エロがエロくて、テクだったり言葉だったりのSMで鞭とかはなく相手を満たし満たされる大前提というものがあるので安心して読めました。
お互いを尊重し合った幸せな人生を送ってくださ~い!
プレイ
挿入 2
電車内でローター使用あり
ブジーあり
玄関えっち有り
修正 白抜きと白線(紙媒体)
もうタイトル通りっす。静か〜な大人しめのSである攻めが、受けに嫌わないために我慢しながらも、内心では受けの自由を奪って自分しか見えないようにしたいみたいな欲望を持ってんの、たまんないっすね。
しかも、受けがドS嫌って言ってる割に激しくされるの本当は好きだし、攻めは受けが頑張ると褒めてくれるし、受けもなんだかんだ攻めの全部が好きじゃんって感じで、お互いの需要と供給マッチしすぎてお互いが唯一じゃん感が徐々に出てくるのもたまんないっすね。
ソフトsmなのでそこまでsm得意じゃない人も入門的な感じで読めると思います。
総じて神!萌をあざした!
前の2作を何度も読み返しているファンなので、作者さんの新作を心待ちにしていました◎
今回…凄く、笑わせて頂きました!
もちろん、設定とお話の面白さや、それぞれにひとくせある格好いい&可愛いキャラや、Hシーンのドキドキも期待以上だったですが、何と言ってもコミカルシーンのキレ味が一つ一つツボに刺さりました。
何気ない一コマでもキャラ達の表情がほんと、良い顔してるんですよねえ。ジワジワきます。
そして、毎話すごーく美味しそうな何かがどこかで出てくるのが「次は何かな」と楽しみで楽しみで。
コロナ騒動で気が滅入っているいま、凄く元気を貰えた大好きな一冊になりました。
以下は少しネタバレになってしまうのですが、
今回の元彼の洲本さん。
当て馬って嫌な奴が引っ掻き回すのが定石ですが、彼は実は凄く、イイヤツなんですよね。
憎まれっ子が居ないお話だったのも、読後の爽やかなハッピー感を増してくれたなと。
とても格好いい攻キャラだったのと、顔が出てこない脇役のキャラとの会話が意味深だったので、スピンオフで読めたら良いなあと思いました!
SとMについて考えるお話でございます。
や、私自身あんまりSMに興味がないのでなんともではありますが
個人的にはこの作品くらいの関係がちょうどいいなと
思わなくもない((ノェ`*)っ))もこです
受は少々M。
でもドSに見初められることも多く、ハードなSではなく
ソフトなSを探してた。しかも年上希望。
そんなところに紹介されたのが、年下でMをやらされていた経験のあるS
まっったくタイプじゃないと思ってた相手だったのだが・・・!?
はなさわ先生らしい雰囲気の作品作りが今回もドンピシャでした。
ハードなSは怖い。でも責められたい。
虐めた後にはよく頑張ったとほめてほしい。
要所要所が可愛くてですね、
そんな受の性分を知ってるから少々抑え目の攻の感じもよかった。
好きになればなるほどの関係性の変化も面白かった
もう少し先の二人が読めても面白いと思う作品でございました。