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表題作オオカミパパと青鬼の一族

大神奈津彦,41歳,ハイブリッドアルファの作家
針谷千明,27歳,専業主夫

あらすじ

千秋の父方の実家に出向くことになった大神家。因習が残る超田舎での冬休みは…。オオカミパパシリーズ第4弾!

作品情報

作品名
オオカミパパと青鬼の一族
著者
かわい恋 
イラスト
榊空也 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
オオカミパパに溺愛されています
発売日
電子発売日
ISBN
9784576231259
3.2

(17)

(1)

萌々

(6)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
53
評価数
17
平均
3.2 / 5
神率
5.9%

レビュー投稿数2

子どもたち成長しました

特に上の二人の純くんと蓮くん、もともと面倒見がよかった上のお兄ちゃんたちですが、それぞれ習い事で忙しくなって子供ながらに世界が広がっている感じは描写よかったです。

今回は千明の家族。知らなかった父との血縁の話でした。父本人、結婚に反対した祖父、祖父の希望を叶えたい異母弟の虎太郎登場と家族問題かなぁと思っていたら、まさかまさかの【やらないとでられない村】がそこに加わりました。

虎太郎一族の見える才能、昔そこにいたハイブリッドアルファの夫と妻の夫婦。妻の霊にとりつかれて浄霊するために48手をやることに、のあたりで、さくっとお願いしますと思ってしまいました。

体位の描写とエロの描写は個人的にこの作品に求めていないというか、オメガバなので野性的であればそれでいいというか、とにかくいつまで続くんだ、と
思ってしまいました。

エロの合間にシリアスな家族の話が差し込まれるのでえっ、千明パパなにそれっ、の展開がむずむずしました。いくら知らぬ父とはいえ、自分の父の恋のあーだこーだは目の当たりにできない‥。

家に帰るまでが遠足です、なのに最後、浄霊が途中のままエンド、幽霊のことについての絵本をかく導入もよかったし怪しげな異母弟もよかったのになんだか中途半端な終わりに思えてしまいました‥

オメガバとはいえやっぱり周囲にやりまくってることを知られてるのってもうちょっと尊厳与えてほしいな、とも思いましたし、千明父と虎太郎母の遅れてきた恋愛も指のすき間から読むような気持ちでした。

0

四十八手

オオカミパパさんファミリーの続編。キャラは嫌いじゃないんだけど、お話をさらっと読んでしまって萌え上がりを感じなかったので中立にしました。四十八手等、色っぽいシーンがお好きな方でしたら良いのかな?本編220Pほど+あとがき。

兄妹4人できゃあきゃあ言いながらクリスマスを楽しんでいた大神家。そんな夜に突然訪問者がやってきて「千明さんの弟です」と言ってきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
お子様方4人、虎太郎(千明の異母弟)、虎太郎の両親、祖父ぐらいかな?虎太郎の両親がなあ・・・うーん。

++

あれこれあってですね、オオカミパパと千明が四十八手に挑まないといけなくなったんですよ(笑)。まあそれは麗しい挿絵もございますので、お楽しみになれる方がいらっしゃるかと思います。それはさておき。

千明と虎太郎の父と、虎太郎の母がねえ・・・千明のお母さんが一人で千明を育てることになった経緯はまあ分かった。うん。そして最後仲良しになるのも平和でいい。うん。でもなんだかしっくりこなかったんです。愛憎ってそんなもん・・・?って感じてしまって。

オオカミパパと千明が大好きな方は是非四十八手楽しんでください。ちょっとサブカプ?にひっかかってしまって、今一つ納得いかなかった一冊でした。先生ごめんなさい!

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