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プレイ趣向が合わずきっぱり振られた瑠衣。それでも律を忘れられず、ひょんなことからプレイ無しのセフレ関係を持ちかける事に!?
嗜好の違いに悩む2人ですが、律のハードプレイを求める気持ちは、サブ性というより幼少期の体験から来るものだと分かります。
ここで悩む2人をくっつけてくれるお役目は、律の幼なじみ大雅が引き受けてくれています。
律は、かわいい瑠衣を大切にできない悩みを大雅に打ち明けていました。
一方の瑠衣は、プレイができずに限界を迎え、プロのサービスを受けることにします。
そこで出会ったのが大雅。大雅は、客である瑠衣が、友人律が想いを寄せる相手であることに気づき、お話が展開していきます。
大雅が強いグレアをもつドムであることが意外。イケメンでやさしく営業スマイルな大雅ですが、いざとなると強いドムに変身。
大雅のスピンオフあったら読みたい!
ともあれ、メインカプの2人がやっとハッピーになれてよかったです。
続編はどういう展開になるのか楽しみ。
1巻は重い展開でしたが、そこここに作者さんのギャグがちりばめられていてすごく楽しい。
俺のドムぴかっこよ、で吹きました。
冒頭、1巻で律が「別れよう」って瑠衣くんに言った理由って…んもうっ、それ、「大好き」って意味じゃん。大雅くんに指摘という言葉でぶん殴られてるのすごく好き。
1巻はキリキリしてて辛い恋をしてるように感じたけれど、2巻は2人ともお互いのことが大好きなのにすれ違ってしまっていて…苦しいのかと思いきや、ラブコメっぽく振ってきてて、ヘヘヘッて笑えるところがちょこちょこあった。
律の苦悩、自分の過去を少しずつ消すために必要な時間なのかな?とも思って、少しずつ不器用ながら、律と瑠衣くんで幸せを掴んでいって欲しい!と願える良き2巻でした。
前巻で、律に「俺のことは忘れて」って言われた瑠衣。傷心の瑠衣の愚痴を聞いてくれるのは会社の皆さん。そして、また律も自分の上手くいかない恋を幼なじみの大雅に相談するのでした。
飲んで会社の人に介抱されている無防備な瑠衣を放っておけなくて、律が瑠衣の前に現れます。その流れで身体の関係だけは復活するんです。しかし、律はどうしてもダイナミクスプレイは出来ないと言いセフレの関係が続きます。
お互いにダイナミクスの禁断症状が出てしまいます。
ここで律の幼なじみの大雅がとても重要な役割をしてくれます。大雅はとてもイケメン陽キャなんですよ。律と瑠衣には無い清々しいまでの風を吹かせてくれます。
そして律がハードプレイに拘る理由も分かってきて。
一巻では瑠衣がどんどんとダイナミクスプレイに執着していく様子が重たい雰囲気でしたが、二巻ではさらに瑠衣も律も追い詰められるんです。
しかし、どんなに追い詰められても苦しくて求めているのは律も瑠衣もお互いの事なんですよね。その辺の苦しさの中でもやっぱり自分の相手はこの人しかいない!って気づくのが良かった。
「瑠衣は誰のもの?」「じゃあ俺は?誰の?」って確認している場面が最高に幸せでした。セックスだけでもなく、ダイナミクスだけでも無い、お互い恋人同士になる事が「幸福」であるって言う気づきは感動でした。律の顔が優しくなってて、読んでいて嬉しかったです。そして、律が本当に求めているモノを理解した瑠衣は理想の恋人になれたんじゃ無いかな?って思いました。
少し厳しめごめんなさい。
前半はすごく好きで後半を読んだ身としては、モヤモヤが続きました。
まだ読んでない方に、あまり言いたくないし感じ方は人それぞれなので、ぜひ読んで欲しいですが、個人的に1巻の方が好きだった。単話になっているものなら10くらいからが私のモヤモヤ。
あそこまでハードプレイを持ちだしたなら、ちがう側面のハードに振ればよかった良かったのに。
るいもそこで諦めんの? いやいやそりゃそんな場面みたら普通ならそうだろうけど、ダイナミクス持ちなんだよねー、と「うーん」となりました。
なので中立で。
でもメンヘラくそ婆《律の母親》と対峙する、ラスボスシーンは共感持てました。るいのあのブレブレなところ嫌いなんだけど、このシーンのるいは好きだった。特に「気持ちわかりますよ。同じサブとして。」
「吐き気がするほど」
このシーンのルイの顔はくるものある。
