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表題作灰かぶりコンプレックス 6

ジェファーソン・直純
アメリカの大富豪一族でCEO
鹿原 智紀
SE

その他の収録作品

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あらすじ

僕は君のものだよ 君は僕のものになってくれるかい?

恋人としての信頼も育ち、ラブラブハッピーな直純と智紀。
直純は智紀へのプロポーズの下準備のためNYの実家へ。
だけど、人生に試練はつきもので、
智紀の会社が倒産してしまう!
無職のままでプロポーズを受けることはできない…
奮起する智紀だったけれど、
直純も大きなトラブルに見舞われて!?
王子様と王子様のラブストーリー♥
灰かぶりコンプレックス、堂々の完結!!

作品情報

作品名
灰かぶりコンプレックス 6
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
灰かぶりコンプレックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033608
4.3

(96)

(54)

萌々

(29)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
413
評価数
96
平均
4.3 / 5
神率
56.3%

レビュー投稿数12

まあ自信なんて脆いよね

 えっ、今まであれだけ濃厚な時間を紡いできてお互いを理解し合う経験を積み上げてきたのに、メッセージ1つで関係を終わりにしてしまう展開を見せられる羽目になるとは……というのが正直な感想でした。これまでの5巻は何だったのか。魂のステージだとか、金銭感覚や年収や育った環境、生活環境の違いなんてものは、2人の間の愛にはなんら関係ない、と2人とも分かったんだと思っていました。最初は直純に圧倒されてばかりだった智紀が、自信を持って直純にプロポーズしたり、離れてしまった彼を迎えに行ったりするほど変われことは嬉しく思いますが。やはり、他人の言葉に影響を受けないのは難しいし、自分の価値が揺らぐと人間弱くなるものなのかもしれませんね。2人のペースで恋人としての生活を楽しんでほしいです。

0

トモくんは王子様だよ〜。

なんだか駆け足気味かな?
トモくん最高だよ!愛さずにはいられないよ!何をされても言われても追いかけすがり見つけ出し。
グチグチ不満をぶつけたりヤキモチ焼いたり現実的なところがないですよね。

アメリカの支配者階級の人達ってこんな感じなのかな?と思ったり。
ていうか直純ママ、意地悪ですよね〜。自分だって一族からしたら嫁入りしてきた日本人なのに。

トモくんと付き合いが続くほど自分を知る直純。やっと自分の傲慢さを悟り…。
だからって、なんだそのやり方は!!!
なのにトモくんたら笑顔で迎えに行って(泣)

愛されてる自信がつくと上手くいくこともあるんですね。愛してくれる相手を信じる?

は〜、これでこのお話ともさよならか。寂しいな。
突き抜けててどうなるかと思ったけど、こんな素敵な展開になるとは!

0

もっと続けて!!!!

これで読み納めなんて悲しすぎる。もっともっと二人のその後を読み続けていたい。
続編希望です。

0

もっと続いて欲しかった…

木下けい子先生史上1番の長編となったらしいですが、どうして6巻で終わったのかと残念でなりません。

直純が智紀へのプロポーズの下準備のためNYの実家に行った辺りまでは流れは良かったものの、その後の展開が駆け足過ぎるのとかなりアッサリと円満な最後を迎えていたと思いました。

勝手に智紀と直純の母親とがバトってギャフンと言わせて欲しいと思っていただけに、直接会わないまま終わってたので残念でした。

そして直純がどのようにして新たな地位に至ったのかも描かれてないし、状況から分かる程度でした。
この辺りを7巻まで続けてじっくり描いて欲しかったというのが本音です。

どんな直純だろうと智紀にとっては王子さまで大切な人だって事に揺るぎが無いという辺りが凄く良かったし、智紀という唯一無二を見つけた直純はきっとこれから成長して行くと思うだけにここで終わるのがとても残念でした。

直純の母親どころかジェファーソン一族にギャフンと言わせるところが見たかったです。
やはり私の中での名作はずっと「今宵おまえと」のままで終わりそうです…。

3

満足の最終巻

終わってしまった…。

思い返せば1巻の「むきーッ!直純許すまじ!」から始まり、北海道からの溺愛に戸惑いと驚きを感じつつも見守り続けた2人。
直純の実家も絡んできて、どうなるんだー!?と「待てない!次巻!!ふんがーッ!」と思っていたのは何ヶ月前だったか。
新刊リリース情報に「あ、出たんだ。え、最終巻なんだ」と割と冷静に、むしろ5巻までどんなだったかな?と思うくらいの時間が過ぎ去ったような。

巻頭から波乱のジェファーソン家。
石頭で選民思想な直純祖父にムカムカしつつも、ぎゃふんと言わせてやるんだから!智紀が!と思いつつ、ページをめくり、読み進め…。
まあ、そうですよね。
超大富豪にぎゃふんなんてそうそう起こらない。
スキャンダルが起ころうと、建国からの大富豪にはそんなのダメージでも何でもないってことかー。
直純実家は何というか、「金持ち喧嘩せず」ということなんだろうなあ、と思いました。
スカッとはしないけど、地位や名誉に固執して、家族ですら駒のようにしか思えない祖父が、自分が何より大切にしてきたものを1人の人を取るために簡単に捨てた孫の気持ちを理解するときは来ないんだろうなあ、と思った次第です。

最終巻の見どころはとにかく「智紀、強くなる」という一点でしょう。
王子様然として完璧で隙のなかった直純が、壁にぶち当たって、勝手に凹んで、勝手に離れて、勝手に身を潜めて。
タチがこうなると肝っ玉かあさん!という感じに頼り甲斐ある強さを見せてくれるのが、木下先生の作品の受けの醍醐味。
智紀もしっかり魅せてくれます。
強い、折れない、負けない。

そんな中で智紀が言う台詞で心に刺さったものがあるので、ご紹介させてください。

「直純さんは俺イチだから」

姿を消した直純を探す中で、力になってくれたミチルに「世界一イイ男」と言ったあとの台詞です。
No. 1じゃなくてオンリーワン。
こんな言い回しをさらっと真面目に、当然のように言ってのける智紀、やっぱり強い。

そんなこんなで読了。
新刊を待つ楽しみがなくなってしまったのが寂しいけれど、読み始める前に期待してしまった、無駄におじいちゃんぎゃふんとか、直純ママがパピーをがっつり認めるなんてシーンがなかったおかげで、これからもさまざまな困難があるだろうけど、この2人なら大丈夫、と思えて、しあわせな気持ちで終われました。
今から1巻を買おうかなと考えている人に勧めるかどうかと聞かれたら、「予算に余裕があるならば」と答えてしまうけれども…。

3

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