Renta!限定描き下ろし付き
なぜBLでは人のオナニーを手伝いたがるのか問題。
市原が空回ってるように見えて、されるがままな灰谷もちゃんと楽しくてトラウマ克服してたんですね。
学校でしかオナニー出来ない灰谷。その現場を市原に見つかり…。
灰谷のトラウマ克服に協力する市原。
灰谷が不思議ちゃんで、変態ホイホイのようで、対人関係には高い壁を作って。
いつのまにか市原はその壁を通り抜けてたんですね。
なかなか社会的にバレたらまずそうですが、お互いどこが良かったんだろう?
読んでてよくわからないうちに結ばれました。
市原が初めて悩みを聞いてくれたから?こんなことに協力してくれたから?
灰谷が心を開かないのに自分にだけは開いてくれたから?
なんで自分は読み解けないのか…。
完全に出オチスタートですが、全体的には穏やかな雰囲気の作品でした。
「学校でしかイケない」受けの過去が悲惨すぎず良かったです(強姦ではない)。
読みやすくてよかったのですが、もっとしっかり描写して欲しかったなと思いました。
教育実習生の受けに手を出したモブ教師は一応学生に手を出したということになるのかな?
完全に同意で学校内で事に及び、相手に他の女がいて捨てられた(弄ばれた)だけでは、学校でしかイケない理由としては弱かったかなと思います。
相手は最低だと思いますが、口頭で説明されただけでは深刻さがあまり伝わって来ませんでした。
そもそも受けの話は二人が関係を深めるキッカケに過ぎず、それほど重要な要素では無かったような気がします。
終始攻め視点だったこともあり、恋愛面は意外と普通のストーリーだと思いました。
全体的に軽い読み心地で、受けの葛藤や、攻めの善人ぶりが上手く伝わって来ず、二人とも特に応援出来ないまま読み終えてしまいました(良かったねとは思った)。
せっかく変わった設定だったので、ちょっと勿体なかったなと思います。
穏やかな雰囲気自体は良かったです。
生徒からも慕われる数学教師の攻・市原先生と、どこか周囲とは一線を引いているような美術講師の受・灰谷先生の話。
過去のトラウマから、学校でしかイけない体質になってしまった灰谷先生が、その現場を市原先生に見られてしまうところから始まるんですが。
部屋に鍵をかけずに自身を慰めているところが、なんか抜けているというか、一歩間違ったら大問題だったような。
そんな、どこか不思議というか、危機感が少し薄い灰谷先生に、少しずつ惹かれていく市原先生でした。
くっつくまでは、文化祭の余韻もあって、あっという間でした。
丁寧なゆっくりとしたストーリー運びで、じんわりとした読了感でした。
高校教師同士のオフィス?ラブ。と言っても、いちゃこらあまーい感じではなく、恋を諦めたような二人が主人公です。年下攻。
ある日、同僚の物静かな、美人ながら無表情で掴みどころのない教師が、校内で一人でシているところを見つけてしまった後輩教師。驚きながらも思わず「手伝いましょうか?」と言ってしまい・・・!
どちらも早々にゲイであることを告白して、身体の接触があったりもするんですが、ガーッと熱が上がる感じではなく、もどかしい関係が続きます。
セックスに繋がる流れは、なんだかヘタクソで可愛らしいです。心を開いた先輩教師が行為中は可愛くなるのがたまらない。
もっと学校でガッツリめなやつかな?と思いましたがそんなこともなく。BL初心者の方でも安心して読めるラブストーリーです。