特典付き
褐色の年下フットマン(α)×冴えないおじさん伯爵(β?) 英国社交界身分差オメガバース
甥の社交界デビューにあわせて社交界に出たおじさま。
そこでであったフットマンと出会い、Ωの発情期に似た症状を発症。
βだと思われていたため、医師たちも首をかしげるが
そこへフットマンが現れでその症状を和らげるために一夜を共にする
オメガバースです。
さえないおじさん受けが好きで、オメガバースが平気なら是非読んで欲しいです。
私が心の底から萌えちらかしたから!!!
シワがあるだけで若々しいおじさんが増えている昨今、ちゃんとおじさんです。
登場人物がほぼゴツいです。
ゴツい男大好きすぎてどのページめくっても目の保養でした。
社交界が舞台なので偉いひとたちがこれでもかと出てくるのも好き。
わき役でジプシーの恋人がいる人がいるのですが、そのエピソードもそそります。
ほんとよかった……表紙はちょっとそそられないんですけどね。
中身は筋肉とおじさまの洪水です。
迷ったら買ってください。私がおもしろさは補償します。
必ず作家買いしているやん先生の作品。今回は特にオメガバースものでストーリー重視でもあるのにえちしーんもしっかりとあり、とにかく今回もまた大人の恋愛を色濃く表してくれてて、本当に最高でした♀️
もちろんメインも大好きなんですが最後短編で入っている作品。実はこっちの方が個人的には受け攻め特に受けがタイプすぎて、こっちをまたメインにしたストーリーをまた計画した話が読みたいなと思いました
ただ受け攻めの名前の決め方からしてあれは短編のみで今後はないようなイメージがありましたので今後ああいう受けのやん先生の作品が見れるのを期待しております
身分差ものでも素敵な話に思われたんですけど、
ヒューゴの出自絡みの話が出てきた辺りから急に話が収束してしまった気がして少し残念に思えました。
もうちょっと拗れて欲しかったかな…
身体が受け入れたいとΩに変化してしまうほどの相手❤︎
でも、身分の差が2人の仲を、特に下位の方にとっては絶望的に、この想いを遂げることは叶わない…
ここまでは良かったのに、そのあとは出自が明らかになる前から、ちょいちょい手を出すのは何故⁇絶対バレるからマーキングなんてしないよね、身を引くなら。
そこの葛藤があんまり伝わらなかったのも残念かな…
どうせ叶わないと名前も明かさなかったけど、Ωの方が朦朧とした記憶のなかで覚えている幾つかの印、匂いはよくあるけど、星になぞらえた胸のホクロとかね、素敵だったんだけどなぁ
ロマンチックな、エピソードが散りばめられてるのに、あまり膨らまずに所謂『運命の番』ストーリーの展開でおしまいになった感が否めませんでした。もっと長尺にして拗れて欲しかったなぁ、何度も言っちゃいますけど。
冴えないおじさん伯爵?いえいえ、とんでもない。
御伽話のようなロマンティックな雰囲気のとても素敵なお話でした。
時は19世紀の英国。誰も彼もが着飾っては、貴族階級の相手を求め煌びやかな社交界で時に奔走し、時に舞い踊る。
まずすごいなと思ったのが、ページの隅々に至るまで装飾が美しく、モノクロのはずだというのに画面がきらきらと輝いて見えるんですよ。なんて美しいんでしょう。
セオドアの愛犬視点のモノローグで語られる1ページ目から、なにか素敵な出逢いと恋物語が始まる予感がしてわくわくとしました。洋装はもちろん、装飾や小物他、作家さんのこだわりを感じて読んでいて目が楽しかったです。
ふと香った甘く濃厚な薔薇の香り。偶然出逢った2人。突然のバース性の変異…と、オメガバースと身分差ものの美味しいところが良い塩梅で描かれています。
オメガバースにありがちなバース性による不遇等もあまりなく、ストレスなく終始ロマンティックな空気に身を任せて2人の運命の行方を追うことが出来るのがうれしい。
作中に遅咲きの薔薇という表現がありましたが…ヒューゴという輝く星に出逢ってからというもの、まだ何色なのかも分からない蕾のようだったセオドアがどんどん大輪の花を咲かせていくようで、なんだかすごく魅力的でした。
気品も知性も穏やかさも。そしてちょっとしたかわいらしい部分も兼ね備えた「おじさん」のセオドアが主人公だからこそ良かった作品かなと思います。
遅咲きのロマンスがちょっぴり切なくも初心でかわいいのです。
もっと山あり谷ありな関係をお求めの方には少々物足りないかもしれませんが、大人の素敵な御伽話が読めますよ。
シンプルだけれど飽きのこない、ふわりと甘い口溶けが良い作品でした。
ひとつだけ欲を言うのなら、表題作のみでまとめられていた方が綺麗だった気がします。
表題作と短編一作品収録。
「星屑のデビュタント」
やん先生による熟れおじストーリー。しかもオメガバース。
舞台はパラレル19世紀的な貴族社会。
そんな中で繰り広げられる、身分の違いを乗り越えていくロマンティックラブ。
主人公はβの伯爵・セオドア。
社交界の中心はαとΩなので、自分は蚊帳の外と言わんばかりに趣味の天文学に没頭している。
そんな時、甥のエイディ(Ω)の付添人として王宮拝謁に向かうが、庭で一人の男性に出会った途端なぜか発情が起こり…
…と始まります。
βからΩに変異したセオドア伯爵。助けてくれたその男性が忘れられないが…
それが褐色のα男性・ヒューゴ。
身分違いのヒューゴとどう結ばれるのか、がテーマなわけですが、ヒューゴの出生の秘密や、彼の主人であるカーディナル公爵の秘めた恋、Ωとなったセオドアから漂う色気、ヒューゴの苦悩…などなど「恋愛もの」の王道的なロマンス!
庭の東屋でのヒューゴとセオドアの姿は、まるでバルコニーのロミオとジュリエットのよう。
絵柄は言うまでもなく。柔らかそうな筋肉が美しいし、褐色の肌に散るそばかすやホクロが魅力/引力になる事を再発見。また、貴族設定ということで衣装も素敵です。
「運命の雄嫁さん」
現代設定ですが、こちらもオメガバースで身分差ものです。
ガテン系バイトを掛け持ちしてる進藤(Ω)と、進藤が窓拭きをしていた会社の若きCEO・金持(α)の恋、または衝動?
その晩すぐ結ばれ、翌日引っ越し即入籍ですって。雄嫁さんというかガチムチシンデレラ。