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表題作ゴミ屋敷の鎌倉さん

荒井勝義
同じアパートの隣人,とんかつ屋店員,26歳
鎌倉敏
無職の引きこもり,30歳

あらすじ

仕事で心が疲れ、今はゴミ屋敷に引きこもって暮らしている鎌倉。
“あの日”から止まったままだった彼の時間に入り込んできたのは、話したこともない隣人の男だった。

家の惨状から追い出されそうになった鎌倉をかばったかと思うと、自分の部屋に無理やり連れ帰って、あれやこれやと世話を焼いてくる上に、部屋の掃除まで買って出る始末。

冷たくあしらっても酷いことを言っても自分を見捨てようとしない男に戸惑いながらも、なぜか強く逆らうことができない。

「掃除が終わるまでここにいなよ」

おせっかい男とゴミ屋敷の住人の奇妙な運命が、始まる――…?

お人好しな隣人×トラウマを抱えた汚部屋の住人
鬼才の新人が描く、救済と再生のボーイズラブ。

作品情報

作品名
ゴミ屋敷の鎌倉さん
著者
あるくジョー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526423
4.1

(202)

(94)

萌々

(62)

(36)

中立

(6)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
32
得点
832
評価数
202
平均
4.1 / 5
神率
46.5%

レビュー投稿数32

清々しく幸せな読後感

KindleUnlimitedにて読了。
良かったー。
清々しくなる救済BL。
心を壊してゴミ屋敷で暮らす鎌倉さんと、その片付けを申し出る住人の攻めの荒井くん。

リアルにはなかなか無いだろうなと漫画的展開ではあるけど、大家さんのシビアな見方とか現実味もあって、時には攻めのような世話好きな人もいるのかもしれない。

攻めは大人のおもちゃ見つけて自慰してたけど、なんとなくその時の反応で「男が好きかもだけど、自分でもハッキリしてない」的な葛藤があるのかな?なんて思った。…けど、特にそういう描写はなかったので、たぶんノンケ。
鎌倉さんはゲイかな?(おもちゃだけでは何とも言えないけど)

個人的には、その辺りもう少し言及して2人が恋愛感情になる変化が見えたら、より良かったかもしれない。

でも自然と惹かれ合っていく2人の表情や艶っぽさ、関係が進んだ時の抑えきれない感じがとても良かった!

部屋が片付いていくにつれ、前向きになり視野も広くなっていく鎌倉さん。
星空のシーン、素敵でした。
綺麗なものを共有できる相手がいて良かった。

ゴミ屋敷の頃と最後の2人の幸せそうな笑顔の対比が素敵で幸せな読後感でした!

0

すんばらしい!!

初読み作家さまです。
タイトルで避けてしまっていたんですが、新刊の蜘蛛の男を読みたくてこちらも購入しました。
や〜すばらしい。最高です。
まず絵がいい。説明的ではない少なめのセリフ、表情や比喩や余白での表現がとても好みです。
少しビビっていたゴミ屋敷の不衛生な部分が最低限の表現だったのも助かりました。

冒頭、上司が投げるマグカップが現在の鎌倉さんに飛んでくる野球ボールになるのが上手い!となりました。
過去と現在をつなぐシーン、物語の始まり。荒井くんとの出会いのきっかけ。

ゴミ屋敷になる心境って割と多くの人が共感できるのではないかと思います。それを言葉での説明ではなく絵で状況的に見せてくれるのがいい。
大家さんの言い分は世間の一部の偏見としてあるのもわかる。
ただ、荒井くんのような人もいる。
一時的に心が壊れて何もできなくなることがある。
そんな人(弟)を責めて追い詰めて後悔することもある。
そんな2人が部屋を片付けながら惹かれ合っていくのが…ちょっとしたやりとりや表情で見せて進んでいくのがたまりませんでした。
お互い言葉にしなくても好意があるのが伝わっているような。

鎌倉さんの疲れきっていた顔が変わっていき、繊細できれいな顔立ちがわかってくる描き分けもすばらしい。特に横顔や目尻。

2人がブランコに乗って空を見上げる鎌倉さんの横顔が美しく
「空を見上げるのなんて久しぶりだなと思って」
荒井くん「今日は星がよく見えるね」←星を見る2人の後ろ姿、ぶちぬきコマ
このシーンも素晴らしくて上手い!となりました。
鎌倉さんの気持ちが前向きになり視野が広がってきた、一緒に見られる星がきれい=2人の気持ちにつながっている。

鎌倉さんの「誰かが見かねて荒井くんを送ってくれたのかな?」に荒井くんも共感していて、人生は伏線回収という言葉を思い出しました。
挫折や後悔や罪悪感など…をちょっとしたことで転換できることがある。そんなメッセージを勝手ながら感じました。

鎌倉さんが荒井くんとどうしたいのか…に気づくシーン、その後のキスシーンは映画を観ているようにドキドキしました。

荒井くんが鎌倉さんのエッチなものを発見してもBLのエロい悪ノリ(失礼)で襲ったりせず常識人なところもよかった。

鎌倉さんを好きになっていく荒井くんがよかったし。勇気を出してキスした鎌倉さんに抑えようとして抑えきれない荒井くん…このシーンも最高でした。ちょっと笑えるしかわいいし。何度も行ったり来たり見返しました。すんばらしい。
ちゃんと言葉にする荒井くん、さすがや!!
好きと言われて泣いちゃう鎌倉さんかわいいしきれい!!

2人の照れ顔の紅潮の薄さがちょうどよかったです。ほんのり照れた感じがかわいらしくて(濃い目だと恥ずかしくなることがあるので)

とにかく全部が好みで最高でした。
すばらしい作品をありがとうございます。
新刊を楽しみに読みます。

THE STRANGER IN THE HOARDING HOUSEのおうち、タイトルバック、目次ページのデザインもステキです。

1

再生していく二人

仕事で心を病みゴミ屋敷に引きこもってしまった鎌倉さんと、口を聞いた事もなかったのに彼を助け掃除を手伝ってくれる隣人の荒井くん。
ゴミを片付け部屋が綺麗になっていくのと一緒に、お互いの持っていた悩みも良いところもどんどん見えてくるようで。
惹かれ合いながら傷を治し再生していく二人の関係が、とても優しくて胸に沁みる。

普段大人しいのに実は積極的なところもある鎌倉さんのギャップが良い〜。
エ◯マ◯ラが部屋にあったという事は元々そうなんだよね?例の先輩とは何もなかったのかなぁ?すごく微笑ましい可愛い二人。

1

試し読みから

待てばゼロ円、で読み始めたら面白くて
紙で買っちゃいました。
やっぱり漫画は紙が好き~♡
表紙の色味のとおり、透明感のある、
さわやかで前向きなお話でした。
鎌倉さんはゴミ屋敷に住んでますけど。
たぶんノンケの荒井くんが明るくていい奴で
年上の鎌倉さんとのうふふな距離感が
とってもくすぐったくて、アラサーのふたりだけど
すっごくピュア!
おめかししてデート、からの
鎌倉さんの「忘れ物」、
すぐにコンビニ走ってからの初エッチ
(描写は軽めです)。
何度でも読みたくなる1冊です。

1

身近な出来事に焦点を当てたヒューマンドラマ

色んなところで作品名を拝見したので読ませていただきました!
「ゴミ屋敷」という日常生活に起こりうるテーマが中心になっているので、スッと世界観に入っていけました。

「ゴミ屋敷を掃除する」という大きな目標のもと、ゴミ屋敷の住人である受けさんと同じアパートに住む攻めくんが距離を縮めていきます。
テーマが絞られているからこそ、2人の周りで起こる事件の描写は最小限。その分、2人の関係性の進展を丁寧かつ自然に描いているのが印象的でした。
最後には「救済BL」に相応しい心温まる展開もあり、ゆっくりしたいお休みにぴったりの作品でした✨

0

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