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表題作うそつきと初恋

山ノ井紫苑
中学生→ 大学生・20歳
出海幸佑
高校生→ リーマン・25歳

その他の収録作品

  • 描きおろし

あらすじ

幼い頃、自分の恋愛対象が男だと
気付いてしまった出海。
社会人になった今も
その事を隠して普通を装っていた。

そんなある日、長く疎遠になっていた
友人・紫苑と再会する。
音信不通になったことを咎められ、
つい距離を置いたのは
恋愛感情を持ってしまったからだと言ってしまう。
すると紫苑からも好きだと告白され、
そのままお付き合いすることに···!?

毎日がラブラブで幸せなのに、
ときどき紫苑の様子がおかしくて―――?

作品情報

作品名
うそつきと初恋
著者
比谷 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062809
4.1

(28)

(13)

萌々

(8)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
116
評価数
28
平均
4.1 / 5
神率
46.4%

レビュー投稿数9

ストーリー最高

初めてストーカー系のを読んだんですけど
ストーカーって怖いものなんだって
思いました。
無理やりとか暴力とかは全くないけど
依存とかをストーリーとかキャラで
伝えてくる感じがとてもいい!!
個人的にあるシーンが衝撃的で
一番印象に残ってる作品の1つになった!
最後まで飽きずに読めるから
ぜひ読んでほしい!

1

感情表現が秀逸

前作が良かったので今作も期待していましたが、本当に良かったです…!!

復讐のためにストーカーをし執着することが全てになってしまった年下男子とゲイであることを隠すことに一生懸命になるあまり恋を遠ざけてしまったリーマンのBL

とにかく場面展開や感情表現が秀逸で、気持ちが揺さぶられました。

再会し付き合うことになり、幸せそうにしている2人は比谷先生の絵柄も相まってホワホワふわふわでひたすら可愛く癒しの空間でした。だからこそ見え隠れする紫苑の違和感がまたそそる。
そして紫苑の嘘がばれ、怒りをぶつけているシーンでは、これまでの可愛さから一変、紫苑の表情と背景の色味にゾクっとさせられました。
そこからの紫苑の本音や今までの行動が明かされるシーン。大好きだけど大嫌い。救ってくれたけど捨てられた。喜びをくれたけどそれ以上の絶望と悲しみをつきつけられた。そんな愛と憎しみの表裏一体がここまでひしひしと伝わってくる作品に初めて出会いました。むしろここを読んだら大概の人は幸佑が嫌いになってしまいそう。それくらいインパクトのあるシーンでした。寂しいがいつの間にか怒りと混同してしまい、それが執着へと変わり生きている理由にまでなってしまったの、すごく切ない。

最終的にはハッピーエンドだったのも個人的に大満足です。一度紫苑を捨てた幸佑が紫苑を今の紫苑を受け止めるというのは都合がいい気もしますが、当時まだ幸佑自身も高校生で、学校がメインの狭い世界が全てだったのかもしれないと思うと、紫苑を捨てたことが必ずしも悪いとは言えないし、結局紫苑は憎くても幸佑のことが本当に好きだと思うので、この結末で良かったです。

ものすごく感情が揺さぶられる1冊でした。おすすめ。

0

再会ラブと言う名の……

年下執着激重攻めという大好きな所\(^^)/
受けの幸くんはほわほわしてる可愛らしいけれども、普通に捕らわれすぎてる社会人で高校生の時に出会った紫苑と再会してから恋人になるんだけど、ちょいちょい紫苑の表情と癖にドキドキ(((((((・・;)
再会だと思っていたのも紫苑の行動力があったわけで愛が大きかった分憎しみも出てきちゃった紫苑だけど、やっぱり愛と前回は逃げてしまった幸くんが頑張って向き合った結果また恋人として仲良しに戻れて良かった!
紫苑がちゃんとわがままだろうが気持ちをしっかり幸くんに言えるようになったのも良かった!
幸くん可愛いけど男前な所も素敵なギャップです(●´ω`●)

0

執着重めな攻めくん!でも健気

初めましての作家様です。
激重執着愛&帯の好き、大好き、でも大嫌い?
どゆこと?と興味を持ちまして、手に取りました。
最初受け攻め反対だと思ってたんです
年下の子が受けちゃんか〜ってでも違うよね。そのくらいこの攻めちゃん可愛くて健気です。出海のこと裏切られたとか復讐してやるとか思ってたんだけど、いざ会ってみると、そんなんどっか飛んじゃった感じ?
高校から大学交友関係まで調べ上げて、めっちゃストーカーなんだけど、ほんとは会いたくて自分の存在を思い出して欲しくて、
という葛藤がよく分かるんですよね
まだ思春期の入り口で偶然出会った優しいお兄さん、学校でイジメに会ってても、お兄さんだけは唯一無二の味方で、気が合って、一緒にいると楽しくて
イジメに合ってても心の拠り所があると子供って安心するんですよね
それが恋に変わるのに時間はかからなかったんじゃないかな?
一方出海の方は、すでに自分がゲイだと自覚があって、5つも離れてるまだ幼い少年に
邪な心を抱く自分に嫌悪を感じて離れてしまう
それはよくありがちな、すれ違い
お互い好きあってるとわかってれば回り道せずにすんたかもしれないけど
学生で5つも年が離れてるとそれはむつかしいよね
大人になって意図的にでも2人が出会えてほんとに良かったです
最後の方では、出海がお兄ちゃんっぽくなってて、包容力も身に着けて素敵な大人になってて
性格も穏やかで優しいので、そんな尊い愛に包まれてる紫苑くんはほんとに可愛くて
もう少しだけ2人を見ていたくなりました!

0

感情ぐちゃぐちゃ拗らせ系男子が好きだ…!

——この再開は偶然か…独占欲溢れる、激重執着愛

この自分の性癖てんこ盛りな帯に惹かれて衝動買い。
尻尾ぶんぶんワンコ系男子の、初恋を拗らせすぎたド執着愛に痺れる一冊でした♡

高校時代、年下の友人・紫苑に恋心を抱き、自分の気持ちに混乱して一方的に距離を取った幸佑。
社会人になった今も紫苑の事を忘れられずに悶々と過ごす中、偶然にも大学生となった紫苑と再開して…!?
と言う、歳の差再会愛BLです。

〝5歳差〟の学年的にすれ違ってしまう、絶妙な歳の差が素晴らしいですね……
その歳の差に翻弄され、感情ぐちゃぐちゃ(?)になってしまったのが、本作の攻め様。

8年ぶりの再開に喜び、「幸くん大好き♡」オーラ全開で懐く可愛い年下ワンコなのに、時折見せる暗い瞳に底知れぬ闇を感じてひんッとなります。
そして、幸佑の事なら何でも知ってる異常性がジワジワ怖くなる……!

8年前に突然捨てられたワンコは、可愛い顔して牙を剥く立派な猛犬攻めへと成長していたのです……

幸佑の事が大好きで、好きすぎる余り一周回って〝大嫌い〟になってしまう、感情ぐちゃぐちゃ男子、堪らん〜〜〜…
その執着心と愛憎入り乱れたぐちゃぐちゃの感情に、拍手が止まりません!

そして、受けの幸佑。
初めは受け身で頼りない年上お兄さんでしたが、紫苑の本性を知ってからは大人の包容力で全てを受け入れる、漢前な成長が素晴らしい!

束縛強めのヤンデレ攻めですが、精神的にズーン…と来るような闇感は無いので、比較的ライトに楽しめるヤンデレBLかと思います。
(個人的には、もう少し拗らせてる方が好みでした)
暗い話は苦手だけど、ヤンデレ男子を堪能したいな〜…と言う方に是非!

▶︎紙書籍/ぐしゃぐしゃ斜線修正

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