電子限定かきおろし付
『息できないのは君のせい』の新刊に青桐がまぁまぁ出張ってたので、読んでおかねばな〜という気持ちで読みました。pixivコミックの連載でも読んでたので、通しで読むことで印象が変わればと思いましたが、やっぱりダメだった。青桐が苦手すぎる。まぁ途中までは漫画的表現ってことでなんとか読めてましたけど、川にサックス投げたところでもう完全に無理。値段検索してる幕間漫画がありましたが、プロのミュージシャンの商売道具の価値って新品の値段ではかれるもんじゃなくない?っていう。音楽が好きとか好きじゃないとか以前に壊されたくなくて当たり前だろ。まさに、殴るだろ普通。もう一切青桐に心を寄せられない。
ウメさんの「……モテたくて」が可愛くてよかったよ。
プロミュージシャンの三好麗一は、恋愛アンチの超傲慢男。
そんな三好が、偶然知り合った女装男・青桐サラに付きまとわれるようになって…
息できないのは君のせいのスピンオフです。
志筑くん大好き(そういう好きではない)三好くんが今作の主人公。青桐さん(くん?)も息できにも登場していますね〜
三好くんという人がよく分かって、愛おしいな〜とより思える1冊になっています。
我儘王子様、でも本当はそんな人じゃない。周りも分かってるから離れていかない。
息できも今作も悪い人が出てこない、だから安心して読めますね。
エッチなシーンはなく、これからの2人がもっと見たいなーというところで終わっています。
今後も2人とも本編にも出てきそうですからね!(出てくるだろうな)
本編を読んだ上で読む方が楽しめるスピンオフになっています。お話自体はこれだけでも読めます。
こういう傲岸な男を突き崩して受けにするストーリーは大好物なんですが、この巻だけではいろいろ物足りなかったかなというのが正直な感想です。青桐が基本的におっとりしたタイプで女装趣味もあるので、攻めになったら元々男らしい人よりもよりギャップに痺れるだろうなとは思うけれど、結局そこまではいかないのでちょっと肩透かしを喰らった感じで。
ただ、そもそも澄谷先生作品に濡れ場の濃さは求めておらずストーリー重視なのは分かっているのでそこは許容範囲ではあったのですが、となると今度は2人の関係が愛を感じられるところまで話が進まないので、単純にBLとしても物足りず。確かに三好の性格ではまだまだ甘い顔は見せられないだろうし、キャラの作り込みとしてはごく自然でいいと思うんです。でも、やっぱりツンツンした態度の後には穏やかさや甘さが欲しいと思ってしまう。私にはこの巻だけではそこが足りませんでした。三好が青桐を特別に想う気持ちを自覚したり、青桐が三好を泣かせたいばかりでなく、愛おしいと感じたりする続編を読んでみたいですね。
スピンオフ元を読んでいて、三好がかなり気に入っていただけに期待しすぎたかもしれません。三好主役でスピンオフが始まると聞いて楽しみに待っていたのですが、攻めをあまり好きになれず...。腹黒攻めや女装攻めが好きな人は気に入るかな?
とはいえ三好の掘り下げがしっかりされていたので、そこは嬉しかったです!スピンオフが出るだけでもありがたいことです
私の趣味に合わなかったと言うだけで、合う人は満足できると思います
三好くんは自分の好きなものをなかなか認められない。梧桐さんがグイグイ心に入り込んでいって本音を表に引き摺り出してしまうのすごいわ。拗らせまくった男が翻弄されるの可愛いこと☺️ 手を拘束された時いい顔してましたよね 梧桐さんあれで32歳とか色々と謎が多いけれどもかなり癖が強くて好きなキャラクターだなぁ。まだまだ続きが読みたいです