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表題作歌舞伎町キャットハニー

高雪深夜
No.2のホスト
鹿野朝春
タチ専(源氏名 ハル)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

【俺がお前のこと抱いてやろうか?】

2丁目のタチ専として人気のハルは店に通ってくれる飲み客のアフターに付き合い、仕方なくホストクラブへ行く。
そこでグイグイ距離を詰めアピールしてくるNo.2・深夜は、見たこともないイケメン!
彼の馴れ馴れしい態度に絆されそうになり、店を早々後にするが…携帯を忘れてきてしまう。
ハルの秘密を握った深夜は、弱みに漬け込み掘られ知らずの身体を強引に…!?
『そんな顔しておっ勃ててんだからドMだろうが』
ドS溺愛イケメンホスト×タチ専?ドMネコの歌舞伎町快楽バトル!?

作品情報

作品名
歌舞伎町キャットハニー
著者
鳥梅丸 
原作
ねこじたうどん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784867870242
3.4

(44)

(9)

萌々

(12)

(13)

中立

(9)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
141
評価数
44
平均
3.4 / 5
神率
20.5%

レビュー投稿数9

一見チャラく見えるけど

歌舞伎町ホストをテーマにしたようにも感じられる作品。
ホストのリアルさを他の作品よりも強く感じられたようにも感じられました。
また、受けを溺愛する一途な攻めホストという設定も見てて楽しい気持ちで読ませてもらいました。
あと、濡れ場シーンも程よく導入されており何より絵が美しくて線も細いタイプなので、そういった絵柄が好きな方にもおすすめです。
あと、美形キャラが得意なのか先生の好みなのか出てくるキャラは基本そういった男女が多く、ホスト×美形が好みの方にもおすすめだと思いました。

0

【俺がお前の事抱いてやろうか(深夜)】

エロス度★★★★★★★

深夜とハルが紡ぐ恋物語・・・開幕♡

おやおや、タチ専のハルがドSホストな深夜によって隠されたドMの欲求を暴かれていくのが素晴らしい。

無理矢理系かと思いましたら、深夜の溺愛の甘々さに胸を何度もキュンとさせられました。

ハルも深夜のことをホストという色眼鏡で見て最初は毛嫌いしていましたが、本当の彼を知り心が動かされていき・・・。

お互いに好き合っているのにハルが余計な入れ知恵を注がれたことで関係がギクシャクしたり、とある事で深夜を怒らせたりとハラハラ。

強気・いじっぱりなハルの可愛さが魅力的。

0

予想外の純愛

【人気ホスト×タチ専ボーイ】
夜の世界に生きる二人の不器用なピュアラブ。

タチ専門でありながら心の奥底では“抱かれたい”願望を抱く
ウリ専ボーイのハルは常連客のアフターに付き合って訪れた
ホストクラブで人気No.2ホストの深夜と出会います。

最初こそゲイ相手にも見境なく口説きにかかる深夜に
引き気味なハルでしたが、共通の趣味で意気投合します。

その後も事あるごとにグイグイ迫ってくる深夜を“仕事だから”と
割り切ろうとするハルでしたが、まっすぐと好意を向けてくる
深夜に次第に惹かれてゆきます。

夜の街での生き方を知っているからこそ、
上辺だけの色恋やセックスには長けているものの、
本気の恋には不器用になってしまう二人がもどかしく、
同時に可愛らしくもあり、悶えてしまいました。

仕事では百戦錬磨のホストとウリ専ボーイでも
本物の恋となると言葉足らずから不安になってしまったり、
一歩進んではまた一歩戻るを繰り返す二人が初々しく、
まるで初恋を見せられているようで、微笑ましくなってしまいました。

男に抱かれたいという願いを誰にも言えず、
初めては好きな人のためにとっておいていたというのに、
深夜に“願望”を見抜かれ、その上強引に奪われてしまったハル。
好きな人に処女を捧げようと大切にしていたハルが可哀想で、
なんてサイテーなドS野郎なんだ!と思っていたものの、
視点が深夜に切り替わると彼がホストクラブで出会う以前から
ハルを認識していたことが明かされます。
第一印象が最悪なときこそ一途や優しさはよく効くもので、
まんまとキュンとさせられてしまいました。

ハルとの再会で想いはやがて恋心に育ってゆき、
デートに連れ出したり、家族に紹介したり、と意外にも
正攻法で攻める深夜に誠実さが感じられました。
テーマパークデートをする二人には普段のギラついた感じはなく、
ありふれたカップルみたいで微笑ましく、可愛らしかったです。

先行レビューを見ると厳しめなものも少なくないようですが、
自分の場合はあらすじや帯のチェックなしでの衝動買いで
先入観なしで読めたからか、見かけとは裏腹にピュアな恋を
紡いでゆく予想外の純愛にニマニマしておりました♪

ただ、あらすじにあるように“SM”や“快楽バトル”のワードを期待して
読んでしまうと確かに若干齟齬を感じるかもしれません。

1

まとまりがほしいです

細めの線で描かれた色っぽい絵柄が素敵な作家さんでした。
歌舞伎町の華やかな雰囲気は伝わってくるのですが、煽り文にある恋愛バトルも、ハルのドMらしさもあまり反映されてはいないかなと思います。

第1話の掴みはすごく良いんですよ。
普段タチ専のハルがホストの深夜に迫られて感情を乱されてしまうのも、お互いの携帯電話を取り違えてしまうのも、この先何が起こるのかとワクワクするところ。

…のはずなのですが、うーん。
正直なことを言うと、どこをどう読めばいいのかが分からないまま読み終えてしまいました。
おそらく、何をメインにして描きたいのかが分かりづらかったのかもしれません。
登場人物に愛着が湧くような強いエピソードがあればもっと良くなったのではないかなと思ったり、流れが掴みにくいセリフと場面転換をすっきりさせるだけで読みやすくなったのではないかと思ったり…
ワケアリそうだった深夜と銀次も何かがあるのかと思いきやそんなことはなく、メイン2人の恋愛面もいつの間にかぬるっと始まって終わってしまう。これは惜しいです。

おいしそうな具材はあちこちにあるのだけれど、どうにもひとつにまとまってくれていないので、とにかく話の流れを読み取りづらかった印象が強いです。
ハルの表情が豊かでどれもかわいらしかっただけに、もう少しおいしく引き出してほしかった1冊でした。

3

SMと謳っている割には…

鳥梅丸先生、ねこじたうどん先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
ツンデレ 3
エロ 2
SM 1
な感じだと思います。

ホストの深夜さん×タチ専のハルさんのカプです。

バーとしても営業している売り専で働く、タチ専のハルさん。ある日、飲み客のアフターに付き合いホストクラブを訪れた。そこでNo.2の深夜さんにグイグイアプローチされて…。

今作の帯の文言から、タチ専のハルさんをSMプレイで調教して、隠れドMを開花させていく感じの内容なのかなと、勝手に思ってしまった自分が悪いのですが、そういうのではなかった為、ちょっと落胆してしまいました。
物語り序盤で、ベルトを使ってハルさんを拘束するやり方がSM度高そうだと思ってしまったのも要因だとは思うのですが、それ以降の絡みではあまりSM要素が無くて、どちらかと言うと、怒った深夜さんによる鬼畜攻めって感じでしたね。

ツンデレなハルさんは自身がゲイであるからか、ノンケでホストの深夜さんのアプローチを信用出来ないでいた。だけど、本当の俺を見せる、と真摯な姿勢を見せる深夜さんに、徐々に絆されそうになっていくが、そう上手くいかなくて…。どうなってしまうのか、読んでみては如何ですか。

2

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