特装版★描き下ろしカラーマンガ&電子限定特典付き
僕の先輩が超カッコイイ!!!!!
来年のBLアワード ラブコメ部門には絶対にノミネートされて欲しいーーー‼
めちゃくちゃ勢いがあって笑える回数多めな上下巻!
お話しのエピソードで笑えて、キャラの表情やギャグ絵などの描写力で笑える「コミックスの良さ」に溢れる作品です
上巻で攻め受けのキャラにガッツリ心を持って行かれていい感じで下巻に行ったら当て馬展開!
一難去ってまた一難的な流れなのでダレないで読めるのもいい仕掛け
しかも当て馬もクセ強めなので遠慮なく陽久と勇生を応援し切れるのも心が乱れなくていいと思う♪
この下巻に来て悩める程イイヤツな当て馬が来ちゃうと楽しい気分に急な切な展開になっちゃうかも?なので私的には雨宮の微サイコっぽいキャラもアリ寄りのアリだったかな~
今回はレビューの声を参考に紙で購入!
間違いなくノンストレスな修正具合で大満足でした♪
教えてくれた方々ありがとう~
2巻まとめて感想を書かせていただきます。
タイトルが内容を的確に表している作品で、各話タイトルもタイトルと同じく分かりやすく表現してあって好きでした。
すごく読みやすくて楽しいご本です。
2巻から登場する当て馬キャラの雨宮が言っていた言葉なんですけど、キャラクターを説明するのにこれ以上ない説明だったのでお言葉を拝借...
『己の外見の良さを自覚してる自信、その期待を裏切らない自惚れ屋な中身、それを短所にさせない絶対敵モテ男の力量がなせる安心感がある男』(この後もまだ力説が続くんですが、そちらは読んで頷いてください。) それが攻めのはる先輩です。
はい、ただの自惚れ男ではありません!
そして、1巻ではそんなはる先輩が受けの勇生のことをこう言っています。
『優しくて可愛いし、力仕事だってできるからギャップ感じて本人無自覚のまま自然に男アピールも完了させてる、姉ちゃん効果で美容の話もできるから女子が話しやすい、女性社員にちやほやされているのに男性社員からも浮いた話がないから嫌われていない。』
はい、ただの外見がいいだけの可愛い人ではない愛されキャラです!
この説明が十二分すぎて、これ以上のキャラクター説明が私にはできません。
そんな訳で、モテる方向性は違うんですが2人ともモテ男。
カッコイイところ可愛いところはキメて描いてくれているんですけど、自惚れさんと無自覚さん、無自覚さんと当て馬くんの攻防は可愛らしい低等身や崩し絵を交えてコメディタッチで描かれています。
この緩急と配分が上手で中川先生節だなぁと思いました!
クスッとしながら悩まず楽しく読めます。
そしてエロもえっちです!
こちらも安定の中川先生...!
ただ、私は電子で購入したので修正が白抜きでした......心の目で中川先生ちんを再現しました...あの血管が浮き出たカリがしっかりした雄々しい美ちん......(妄想補完)
中川先生の漫画って電子で買っても修正が優しくて助かっていたんですが、こういう時だってあるのが電子のツラいところ。
諦め...られないので心の目を発動させて読んだので、実物が見たい方は紙で買うのがいいと思います。
ぼかさずに書くとすごいネタバレになるので濁しつつ(?)書いてみますが、とある物を箱で渡さなかった勇生賢いな!!!!ってすっごく関心してしまいました。
重くないよ、寧ろ気遣いの塊だよ!あんな発想私にはないよ!
あと、すっごくどうでもいい話なんですが、読んでいて雨宮の声が脳内で遊○浩○ボイスで流れてきてびっくりしました。
勝手にキャスティングしてすみません遊○さん…!
関西弁がお好きな方~!
雨宮は関西弁ですよーーー!
どんな時に読んでも楽しいご本だと思いますが、私の場合は今日はいいことなかったな~この下がったテンションを上げたい!って時とか、寝る前にBL充して楽しくいい気分で寝たい!って時に読み返すと思います。
あと、ちるちるさんの作家インタビュー記事でこの作品のインタビューが読めますので、もしご存知ない方がいたらそちらも読んでみてください。
そうだったんだー!ってお話がありました。
✼••┈┈••✼
シーモア→白抜き
電子特典は書き下ろし漫画のラフ。
あと、描き下ろしがカラーページでした。
これって紙もカラーなのかな?
紙は手元にないので比べられないんですが、ご参考までに。
中川カネ子先生の作品はどれも好きなのですが、こちらもちょっとだけ抜けてる勇生と、自分に自信のある陽久の2人のやりとりが可愛いです。
学生の時に勇生を助けたところから勇生に懐かれて嫌な気はしない陽久。
勇生の相談にのってエッチなことしてるうちに、気になっていたけど自分も勇生のこと好きと自覚してついに最後までして。付き合う二人。
会社で、勇生にめちゃくちゃ絡んでくる雨宮にモヤモヤしていたけど、雨宮の狙いは勇生ではなく陽久っていうところがまた意外で、雨宮に陽久を取られまいと頑張る勇生もかわいいです。そして実は可愛いだけでなくかなり男前な部分もあってそこがかっこよくて、そのギャップも良かったです。
上巻から引き続き。
上巻で紆余曲折を経て晴れてバカップルになった陽久と勇生。
これで存分にイチャ甘を堪能できる!
と思いきや、、、まさかの当て馬が登場でした!
しかも、その当て馬後輩くんのキャラが濃ゆいこと…
見事なまでに引っ掻き回してくれてちっとも甘々できない!
そのせいで勇生が空回り、陽久は彼氏度爆上がり…
最後の最後で甘々は見れるものの、
ギリギリまで引っ掻き回されていたので
恋人編としては糖分がちょっぴり物足りないかもしれません。
やっぱり出たわね〜BL続編につきものの新キャラ当て馬くん。
しかも口悪いコテコテ大阪弁(私も同じです)でド Sキャラ。
イオ狙いと見せかけてハル狙いなのがおもしろい。
ハルの魅力について雨宮とイオが意気投合するところ笑いました。
そうそうハルが普段セットしていてたまに前髪下りてるの色っぽくて私も好きです(個人的に囀るの矢代スタイルと呼んでいる)
下巻はイオのターンになり、自我が芽生えていくのがよかった。
そしてハルのためにイオが雨宮をやっつけ、雨宮がイオ好きネコ願望に変貌するというオチもマンガみたいで(マンガだけど)いいですね。
雨宮は当て馬だけど、憎めないキャラで2人を邪魔してもストレスなく読めたのがよかったです。
全体的にテンポ良く先生のコメディセンスが光りまくっていたのでずっと楽しく読めました。