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表題作光が死んだ夏 4

(仮)忌堂光(ヒカル)
高校生
(仮)辻中佳紀(よしき)
高校生

その他の収録作品

  • 特別篇
  • あとがき

あらすじ

お前が、お前らしく生きていけるように。お前が一体何者なのか、向き合おう

ある集落で共に育ってきた少年、よしきと光。

よしきはある日、光が別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。
過去の「光」ではなく、現在の「ヒカル」と共に歩むことを決意したよしき。
「ヒカル」が一体何者なのか、その正体を探るため
「ノウヌキ様」、「クビタチ」の歴史を調べることに。
しかし、周囲の環境は彼らを待つことなく、変化していき――。

巻末には、何気ない日常を描いた
描き下ろし短編も収録。

作品情報

作品名
光が死んだ夏 4
著者
モクモクれん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
カドカワコミックス・エース【非BL】
発売日
ISBN
9784041143391
4.6

(34)

(22)

萌々

(12)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
158
評価数
34
平均
4.6 / 5
神率
64.7%

レビュー投稿数8

4巻は謎が少しずつとけていく

怖いよ!!!
3巻でおや??と思いましたが4巻しっかり怖いし物語も動く!
面白いです。普段BLを読まない人たちの間でも読まれていると聞き、そうだよなあ~と納得。BLと言われればBLですが、BLを感じさせないと言うか、それをしのぐ物語性と一般漫画感があります。
お話しの運びが丁寧なので、キャラクターの内面がしっかり読み取れてストレスないです。早く続が読みたい、そう思わせてくれる話力と画力、そして表現力。これは話題作になりアニメ化するのも納得です。

0

不気味さと気の抜けてる感が絶妙

ヒカルを刺した時の血が付いた制服を洗うよしきと上半身裸のままぼーっとそれを眺めるヒカル。
前回の衝撃的な最後からめちゃくちゃ日常感。高低差激しい。
しかし、経血落とし専用の洗剤なんてあんの知らなかった。(検索したらあった)
棚の後ろの方から取り出すよしきの姿にリアル感があった。細かい描写だなー。お母さんちょっと隠して置いてるんだなって。

血は落とせてもナイフで刺したから穴空いてるからそのシャツ着れんよ?って思ってたら本人ら洗ってる時はその事に気付いてなかったんやね。

怪事件が前よりも頻発してるらしいこの町。授業中全裸の男が校内に乱入して自分の首掻き切ろうとするなんて生徒達トラウマ物。

田中がいいキャラ過ぎて気になっちゃう。
これ、アニメでは中村悠一さんがやる感じのキャラでしょ?飄々としてて得体が知れなくて重要な事知ってそうでチートキャラっぽくて。うーん気になる。ハムスターが相棒ってとこもいいよね。
よしきと遭遇した時のハムスターで打ち解けてるシーン面白い。

そこからの衝撃のラスト!えぇーーー!です。
ノウヌキ様って何なんだよ。
[脳抜き様]が語源なのかな?

ヒカルと共に生きる覚悟を決めたよしき。2人で頑張れ。

0

お願いだから光に戻ってきてほしい

 3巻で少し展開が停滞したように感じましたが、4巻では不気味さがかなり増していてやっぱり面白い作品だなぁと、1巻を初めて読んだ時の衝撃を思い出しました。まだまだ謎は残っていて、少しずつ少しずつ真実に近づいている気はするのだけど、分からないことは多いです。それでも各キャラクターの動き方が予測不能で、でもちゃんと軸となるストーリーに則っているのが分かるので妙にリアリティもあって引き込まれるんですよね。ついつい忘れがちになるけれど、そもそも本物の光は死んでいるのだということを時折よしきが思い出させるのが辛い。今の2人で解決できても、光は戻ってこないのか……と。一体どんな風に終着するのか見当もつきませんが、とてもワクワクしています。

1

シャワシャワシャワシャワ………( º言º)

とうとう最新刊まで辿り着きましたーー‼

4巻!
めっちゃお話しが動いてます…‼

光(ヒカル)のおじいちゃん。。。あともぉちょっと正気を保ってくれてたら…‼
でも松浦さん(娘さん)や暮林さんを通してだいぶ見えて来てます

村の名前と地図の形にはゾクゾクがせり上がって来ると同時に上手いなぁ~…と唸ってしまいました

ケガレや呪詛などが複雑怪奇に絡み合ってこの作品が象られています
自然と人間の欲と業が禁忌のハジマリなのかそれとももっと自然の理に反した禁忌を犯したのか、、、
益々目が離せない。。。


そしてひっそりと明かされたヨシキの光への想い。。。
切ない、とても、、、
今のヨシキにもヒカルにも行き場のない想いがあるのがとても胸がきゅーーっとします
ヒカルの決死の覚悟の証はヒカルに痛覚=弱さをもたらした事
ほぼ無敵ににヨシキを守り切れた頃のヒカルでは確実になくなっているのに、、、
最後の田中さん。。。
ヒィ―――――……
そんな所で次巻に続かないでーーーー‼

そしてやっぱり2巻のレビューでも書いたけどあの「シャワシャワ……」怖いんですけど。。。

1

震える

漫画を読んでいるはずなのに、映像作品を観ているような気持ちになるのが面白いです。
こちらの作品を読むとシャワシャワシャワシャワと脳内で蝉の鳴き声が流れる不思議。
不気味さの中にブロマンスがほのかに香る、本当に読み応えのある漫画だと思います。
「得体の知れない何か」を主人公のよしきと、得体の知れない何か張本人でもあるヒカルと共に追ってきましたが…
いやー…4巻が1番息を呑んだかもしれません。
迫力もすごければ、緩急の付け方も上手すぎます。
きっともう読まれた方は分かってくださると思うのですけれど、ヒュッと息を呑んでしまったというか、漫画を読んでいるだけなのにページをめくってビクッとしてしまいました。
もう、こんなに怖い引きの画ってあります…?
引き算の恐怖の凄みにやられました。なんて良い恐ろしさ。

村とノウヌキ様の謎に少しずつ迫り、何かが分かりそうではっきりと分からないこの感じに毎巻どうしようもなく惹きつけられてやみません。
ヒカルとよしきの関係性も良くて、友情でも恋愛でもない特別な何かになっていっているんですよね。
近付きすぎてはいけない。混ざりすぎてはいけない。
1巻と比べて確実に距離が縮まっていく2人に複雑な感情を抱きながら、謎がどんどん深まるストーリー展開に夢中になる。
もくもくれん先生、一体何者なんだ…
非常に気になるところで終わってしまい、5巻を早く手に取りたくて仕方がありません。

2

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