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表題作リリカルな秘密のかたまり

鳴瀬功・弁護士・26歳
横川雅克・バーテン・26歳

あらすじ

高校時代片想いしていた鳴瀬と再会した横川。相変わらずいい男で真面目なエリートの鳴瀬に「好きだった」と告白されるが……!?
出版社より

作品情報

作品名
リリカルな秘密のかたまり
著者
坂井朱生 
イラスト
亀井高秀 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344812956
3

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萌々

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(2)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

なんともオトメチックな

玉翠荘の住人、横川のお話です。

今回登場する玉翠荘の住人は、前作「カラフルに秘密をつめて」でオーナーの伊勢と、香椎兄弟以外で唯一登場していた横川と、横川の高校時代から付き合いが続いている友人・三反園。

ある日、横川の働いている店に、三反園がつれてきたのは、横川が高校時代に好きだった鳴瀬。

この横川、生い立ちのせいで、前作の広哉とはまた、違った形ですべてをあきらめていて、後ろ向きです。
そして、痩せてはいても177cmのまあまあ長身で、派手な容姿のせいできつく見られがちですが、実は、甘えたい、かまわれたい、大きな男にぎゅっとされたい、
とってもオトメなネコちゃんです。

この、オトメ・横川が、初恋の鳴瀬に再会したことから始まる、超リリカル、オトメチックラブ。

あまりのオトメぶりに、読んでいても、ニマニマです。
オマケに、初エチまでが長い長い。
っていうか、それなりに遊んできた26歳が、手も握らずに、おでこにチュウ。
横川が、いつになれば、エチしてくれるのか、後ろ向きにグズグズしたあげくに、ようやく切り出してみたら、鳴瀬は鳴瀬で、横川がかわいらしすぎて、つい大事にしすぎちゃって、、、

あー…、
はいはい、
もう、好きにしちゃって下さい、、、

的な、

恋をしたら、誰でもオトメ

にまにま、むずむす、楽しかった。

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恋のトキメキ

ゲイの横川の働く店に、友人の三反園が高校時代の二人の共通の仲間、成瀬を連れてきた。
なにを隠そう成瀬は横川がずっと密かに想い続けてきた人。
高校卒業と同時に自ら関係を切った横川だったが、この再会でふたたび恋心は蘇ってしまった。
しかしそんなことストレートの成瀬相手に言えるはずがない。
とまどう横川に成瀬はこれから定期的に会えないかと言ってきて……

高校時代好きだった友人との再会もの。
主人公のぐるぐるオトメな思考回路を楽しむ一冊です。
無意識に昔似合うと言われた色の服を選んでしまったり、姿を見るだけでドキドキしたり、電話したあと切れた携帯を見つめてみたり。
いやはや恋だなあ。
これといって事件というほど大きな事件は起きませんが、成瀬が忘れられなくて177cmあるのに自分よりでっかい人が好みなんて言っちゃう横川がかわいいからまあいいか。
巻き込まれた三反園は不憫ですが(笑)


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