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さよならだったらよかった

sayonara dattara yokatta

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表題作さよならだったらよかった

朔、美大生
圭吾、元小説家志

あらすじ

元・小説家志望の圭吾は、幼馴染の隆司に長く片想いをしている。
そして、昔隆司が言った冗談を忘れられず、
黒いタイツを穿いて行為に耽る性癖まで抱えてしまっていた。

2つの“秘密”を唯一知っているのは、
カメラマンを目指す美大生・朔――隆司の弟。

朔は圭吾の行き場のない想いを慰めるように、
自分を「隆司」と呼ばせ、身代わりとして圭吾を抱いている。

そんなセックスをする理由も、
「また小説を書いてほしい」という朔の願いも、
圭吾は真意を図りかねていて……。

迷いながら光へ進む、やさしく美しい夜明けのボーイズラブ。

作品情報

作品名
さよならだったらよかった
著者
井波エン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784396785772
4.1

(81)

(35)

萌々

(31)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
337
評価数
81
平均
4.1 / 5
神率
43.2%

レビュー投稿数17

シーモアで購入

評価
絵:★★★★★
えろ:★★★☆☆
内容:★★★★☆

表題作のみ描き下ろしあり
電子書籍特典あり

幼なじみ(兄)に長年片思いしてる受けに長年片思いしてる弟の傷の舐め合いから恋人になるまでのストーリー
めちゃくちゃ良きです!!!!
ギュンからキュンまであって読んでいてとても楽しめました!
黒ストッキングの描写が妙にリアルでえろかったです!好きです!
受け視点でお話は進みますが攻めに感情移入するタイプのお話でした(個人の感想です)
描き下ろしも特典も良かったです!!!

0

とても繊細なお話

今日も抱かれる。好きな男の、弟に。(帯引用)
兄の身代わり×叶わない恋をする小説家志願
帯読んだ時点でこれ悲しいやつ...切ないやつだと思っていたので心して読みました。
報われない恋ほど辛いものはあるのだろうか。
進むにつれどん底に突き落とされる気分を味わいました。とても繊細なお話。だけど切ない気分を味わいたい方にはおすすめです。
すごいと思ったのは飽きがこない。しつこさを感じないことでした。初コミックス?だとすると内容もしっかりしており個人的意見ですが他の作品も読んでみたいと思いました!

0

辛かった

片思いやっぱり最高です。1名片想だけではなくて2名片思いなんと!辛い片思い大好きです。さらに身代わり! 泣かなかったけど、心キツくてワクワクしていた。ストーリーの流れ凄く良かったでした。絵も綺麗。泣きたい方にオススメです。何回も読み返すと思います。続編があるといいですね。二人の幸せな日々読みたいです。

0

身代わりフェチ

表紙の美しさに手を取ってみたら
とんでもないフェチものでした!!!

好きな人の言葉に引きづられて黒いタイツを履き続せ、
その姿で好きな人の弟と関係をもつってゾワゾワする!!

自分の名前を呼ぼうとしたところを兄の名前に呼び直させるのとか切ない!

展開は王道身代わりものだけど、黒タイツ使いが巧みで魅せられました。
全編に渡ってしっとりとした雰囲気がとてもエッチ!!!
タイツへの未練、艶めかしさがあるから、
初めてちゃんとする時は対面で普通にってのもドキドキが増す!

朔のおかげで圭伍が恋にも夢にも進めて良かったね良かったね~って気持ちだったので、
朔が勝手に自己完結して姿は消したのは、え?は?ってなっちゃいました。
ちゃんと結ばれて思いが通じ合ったんじゃないの?圭吾の何をみてたんだ~~~
自分をずっと見てくれてなかったって思いが強いんですかね。
案外早く圭吾が見つけたなという印象ですが(いなくなってのもがきを見たかった)
ちゃんと前を向いてることがより感じられたのは良かったです。

0

片想いが二つ

幼馴染みへの片想いと、兄の友人への片想い。
そんな片想いを抱える二人が結ばれるまでを描いた片恋ストーリー。

幼馴染の隆司への想いを打ち明けることもできず、
ただ隣にいることを選んだ圭吾。
けれど、隆司の弟の朔は圭吾の気持ちに気付いてしまいます。
いつしか兄の身代わりとして圭吾を抱くようになった朔。

身体は繋がっていても、心はすれ違う二人が何とももどかしいです…!
実らぬ片想いの切なさにどちらの方がしんどいか、なんて優劣などないけれど、
それでも好きな人に触れることができているのに
自分自身に兄を重ねられてしまう朔の方がしんどく思えてしまうのです。

けれど、圭吾もそんな朔の想いに無関心というわけではなく、
彼の想いには気付いているようで。
朔に絆されてはいるものの、隆司への気持ちを捨てきれない
圭吾の葛藤もまた切ない…。

二人があまりに一途で健気すぎるせいか、
一人無邪気に圭吾と朔の親密さをからかう隆司がただただ残酷に
見えてしまうのでした。

隆司の結婚を機にようやく朔と向き合う圭吾。
ずっと焦がれてきた恋が実ったはずなのに、
長い片恋だったからこそ単なるハッピーエンドではなく、
かすかに残る切なさが漂い、胸に沁み渡ります。

0

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