【電子限定特典付】【イラスト入り】
釘宮先生の2月の新刊(「眠れる太子は焔伽皇帝に千年愛される」)が
とてもとても好きで、未読の既刊を少しずつ購入し、読み進めています。
こちら、喫茶探偵シリーズの続編・第2弾では、
ついについに身も心も結ばれた2人に、感無量…!
結婚おめでとうーーーー!!!!と、ラストの神社での結婚式(に向かう)シーンでは、
じーんと一人感動していました。
同性婚が法律的にも認められた現代世界、という設定でのお話のこちら。
31歳の富豪・聖鷹(きよたか)×21歳で小説家志望の大学3年生・咲莉(ひらり)
という10歳差年の差カプです。
前作では聖鷹と間違えられた咲莉が襲われるー
という事件がありましたが、今作は彼ら二人とも命は狙われないものの、
またまた不可解な2件の行方不明事件が。
なんと喫茶店の看板白猫(まさかまさか、隠れ◯◯猫だったなんて…!びっくり!)・
ミエルが攫われ、さらに聖鷹の執事である皆川が病気で倒れて入院し、
退院後に行方不明に…
ミエルの事件の方は、(十分納得できるけれど)いつになく厳しい表情・態度の
聖鷹にどきり。
彼が200%甘いのは、基本的に咲莉の前でだけなんですよね。
先生のあとがきいわく、”邪悪さのかけらもない”咲莉と一緒にいる時だけが、
聖鷹にとっての癒しの時間で…
そして自分の愛の重さを自覚し、悩む聖鷹の姿が焦ったくて、
私も咲莉と一緒に”焦れ焦れ”してしまったー!!
そんな焦ったさを十分楽しんだ末の、
二人が体を重ねた瞬間の喜びといったら!!!
期待どおり、いえ期待以上の甘さで咲莉を抱く聖鷹の描写に、
確定申告作業で疲弊した心は幸せいっぱい(笑)、本当に本当に満たされました…!
2件の行方不明事件の展開にハラハラ、
そして深まる聖鷹の愛と執着にどきどき。
ミステリーと恋愛、どちらも最高に楽しめる一作、
みずかねりょう先生の挿絵も神がかっていて”最高...”と呟いてしまいました。
咲莉が就職するまで、一年半の期間も待っていられなくて
プロポーズしてしまうほど、激重溺愛の聖鷹。はあ…大好きです。♡
ぜひぜひ、第3弾「喫茶探偵 桜小路聖鷹の新婚生活」もお願いしたく…!!
(二人が毎回事件に巻き込まれるのは可哀想ではあるのですが;)
強く希望いたします✨
自分はエリカ×有馬のスピンオフ作の方から先に読んでしまったのですが;
久しぶりにそちらのカプのお話も読み返したくなりました◎
釘宮先生、素敵な読書時間をありがとうございました☺︎・:*+
あ。可愛い猫・ミエルにももちろん癒されるのですが、
犬派の自分は今回、鞠子さん(聖鷹の母)宅で飼われている2匹の
ジャーマンシェパード、福太郎&大吉にめっちゃめちゃ癒されました。
挿絵もあって、とても嬉しかったです(*´˘`*)
猫好きさんはもちろん、犬好きさんも楽しめる一冊、ぜひ!
読んでみたら続編でした(笑)
まあいっか。と読み進めたら、
ストーリーは補足のおかげで分かるけど、
キャラを知らない状態では萌えが無かったです。
聖鷹が胸を押さえて膝をつくほど咲莉って天使なの?
とりあえず婚約中の二人として見ていると、
聖鷹「僕の本当の気持ち、十分の一も伝わってない」
咲莉「気持ちは決まってるけど、伝わってないなら待つしかない」
んん!お互いに自分の気持ちが伝わってないって、
なんでそこで自己完結してしまうん?
事件は結末を長々説明しだしてびっくりしました。
タイトルに探偵ってあるのに、調べる過程とかないのかあ…。
ちょっとこの書き方だとわくわくできないんですが。
新婚生活の甘々ぶりは良かったです。
「~の婚約」でハマってから読む本だったのかも??
喫茶店オーナー兼店長である聖鷹と、その恋人で婚約者の咲莉(ひらり)のお話、続編。
前巻では咲莉が歳下なことを配慮し、えち展開はありませんでした。
しかし聖鷹の溺愛がマシマシすぎて、攻め→受けへの溺愛好きさんには堪らないくらい、満足感たっぷりな甘いお話でしたが(探偵的事件もそこまで辛いとか、ひどい話ではない)、いよいよ今回は期待してしまいますよね♡
今作は、飼い猫ミエルの連れ去り事件から始まり、聖鷹や母、鞠子たちが信頼を寄せていた人物に不信を覚えるまさかの事件も起こります。
が、それ以上に聖鷹の咲莉への過保護ぶりと言いますか、お世話ぶりと言いますか、とても大事に真綿に包むように溺愛している感が終始溢れてて、最高でした♡
物語をまず全部読んで、それから聖鷹の溺愛ぶりに着目しながら、キュンキュンするルートに行ってもいいかもしれません。
また、個人的には猫のミエルも可愛すぎるので、そのあたりを心のなかで愛でながら読む読み方もとても良きと思います。(要するに色々な楽しみ方がある!)
小説ビギナーサンで、溺愛スキーだけど、えちな活字を読むのはちょっぴり緊張する! (、、、なんて腐女さんはいるのか??)なんて初々しい方がいらっしゃったら、真っ先にオスメスしたいシリーズです。
追記: みずかね先生の描かれた最後のイラスト、胸アツです(親指を立てながら!)
前作好きだったので購入。みずかね先生おっかけなんですが、当作の攻めさんが先生の描かれるイラストにもっとも相性がいいのでは?!と思うキャラクターなんです。お金ある余裕ある大人で、でも人間関係に少し悩むところもあるためちょっと影のあるとでも言えばよいのか?みずかね先生好きな方でしたら一度手に取ってもらえたらなあと思います。本編270P弱+あとがき。
小説家を目指して投稿続けつつ、攻めの喫茶店でバイトしている大学生の咲莉(ひらり)。攻めと一緒に暮らしてラブラブですが、小説の方がなかなかうまく書けず・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め友人(警察関係の方、美女(♂))、ミエル(愛猫)、喫茶店に来られるお客様、事件関係者、皆川(攻め宅執事というか側近というか)、攻め母(優雅~)ぐらい。
++攻め受けについて
受けは清らかな水で栽培して咲いたヒアシンスというか、百合というか、汚れたところが無い天使な心を持つ大学生。かといってふわふわしているのではなく、小説家になりたいと頑張っていて、バイトもしている普通な境遇なんです。そんな方が、超金持ちで周りにあれこれ言う方が寄ってくるという身の上の攻めにとっては、超新鮮というか、暗闇の中の光というか、そんなように見えるんでしょうねえ。受けの側にいると安心して呼吸できる、といった様子です。
受けは色んなことがあっても負のものに心が浸食されるということが無さそうだし、そんな受けを、攻めは「この世の中で自分が呼吸しているための必要条件」という様子に愛していて、しっくり来たお話でした。
最後に挿絵話を少しだけ。
みずかね先生の挿絵はいつも神なんですけど、今回は最後の1枚、紋付き袴姿の受けの表情が最高でした・・・癒される・・
前作のレビューでなる早でお願いしますと書いていたのですが、想像より早い約一年での続巻発売でした。その間に他レーベルの作品が2冊発売されてるので、こちらの作品が人気があったから早くの出版だと思いました。
こちらタイトルに結婚とありますが、世界観としては同性婚が普通になった世の中なんです。その事が今作に書いてなかったのがちょっと不親切だと思いました。
そして今回の評価を神から落とした原因は「喫茶探偵」としてのお話が最後にちょこっとしか無かった点です。まぁ「1、喫茶探偵と彼の愛猫」での優れた考察がまさに探偵だと言われる所以なのですけどね。
聖鷹という人は確証を得ない話は絶対にしない人なので、咲莉が知りたいことをなかなか話してくれないんです。咲莉がそのことを納得してるので読者は結構焦らされると思います。今回はそのことが仇となって作品がちょっと単調になってしまったような気がしました。
前作では一気読みだったのに、今回は何度か集中力が止まってしまったからです。あともうちょっと笑ってしまうくらいの桜小路家の力を見せて欲しかったです。
前作から気になってる聖鷹の親友2人のお話も待ってます!