好きな人と一緒にいられたらそれだけで幸せ

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作巣箱の王子様 下

浅桐達矢
37歳,広報部長
青柳大翔
29歳,庶務課社員

その他の収録作品

  • 憂いの王子様
  • カバー下漫画

あらすじ

同性愛者である秘密を会社の浅桐さんに知られてしまった青柳くん。
浅桐さんが心の王子様だった青柳くんは、ショックのあまり会社を辞めようとする。
そんな彼を引き止めるため、浅桐さんが打ち明けた自らの秘密。
それは自宅がゴミ屋敷ということだった!
ゴミの城に幽閉された王子を救出すべく、青柳くんはお片付け役を志願。
そうして浅桐さんの家に通ううち、架空じゃない実在の男の人である王子の姿が見えてきて……

作品情報

作品名
巣箱の王子様 下
著者
秋平しろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813033783
4.7

(418)

(343)

萌々

(52)

(19)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
32
得点
1982
評価数
418
平均
4.7 / 5
神率
82.1%

レビュー投稿数32

最高です!

可愛かったです!!

不憫そうで可愛くて健気だけど制欲強めな受けとおっとり無自覚王子様攻めの
とっても愛しいラブコメでした

シリアスになららないように散りばめられた
可愛さと笑いが最高

キュンとしてほっこりして楽しかったです

秋平さんの漫画は幸せです

11

最高のハートフルラブストーリー!!

上巻が2人の人柄や境遇、距離を縮める過程を知るためのお話で、下巻はBLとしての本筋、2人の恋愛のお話という印象でした。

ちょっと辛い面もありつつ基本ゆるふわ癒し系だった上巻に比べすれ違いからくる切ない展開が多めでまたゆるふわで幸せな2人を見るまでとても辛かった〜!

浅桐さんが青柳くんと身体の関係を持ってものすごくウキウキ可愛くなっているのを見た後に青柳くんが焦っているのを見てこの後の展開を想像してとてもしんどかったです…
でも青柳くんもなぁ〜自分のことを恋愛として好きになってくれる人なんかいないって経験から思ってるのもましてややったことで殴られたことまであるって思ったら謝り倒してお金渡しちゃう気持ちもわかってしまうところが辛い…
本当に嵐のように登場して悩ましいところ全部掻っ攫っていったお兄様に拍手喝采ですね!!!間違いなくMVP!!

幸せそうでふわふわしててちょっと面白いゆるきゅんな2人の日常をもっともっと拝みたいくらい本当に大好きな2人です!!

よく見たら表紙も中々のインパクトですよね…おとぎ話のようなふわふわピンクの青柳くんの周りに舞ってるのお札だし、キラキラ王子様の浅桐さんの背景ゴミだし!!センスに脱帽です!!

10

良質な上下巻‼

上下巻でのレビューです

上巻の終わり方…!
まさかの急展開に「えッ?!Σ(゚Д゚)」と思った読者の方は多かったのではないでしょうか…???
あんな終わりでもし、下巻が同時発売でなかったら気が気でなくて耐えられなかったかも知れません…
本当に同時発売にしてくれて良かったですし、そして上下巻だからこそゆっくりここまで進んで来れたし描き切る事が出来た2人の気持ちがとても胸に響きます

全体的に青柳君の少々暴走気味なキャラのお陰でコミカルに進むのでとっても楽しく読めます!
青柳君が笑いの担当かな?なんて思ってると浅桐部長が急に天然ムーブをかましてくるので耐えられず笑ってしまったりもしばしばですwww
私的なお気に入りは浅桐部長の出勤待ちを木の陰から待つ青柳君を後ろから窺う浅桐部長のシュールな図
そしてそこに大オチで現れる山田部長wwwちょっとカオスで笑いました!!

笑いながらも心を温かくしてくれる良質なお話しでした
少しだけ浅桐部長の元カノの打算的な所が好きではなかった、、、という所はありました(なぜ近場で…?という点が好きになれなかったのです…)が、先述の山田部長や青柳君の庶務課の同僚さん達など素敵な人も多いので基本は心を大きく乱してしまうような事がなく読み続けられるのも良き所でした
何よりも「お兄ちゃん」という最高のサポートキャラにも楽しませてもらいましたしね♪

攻めも受けもそれぞれに同じくらいに好きな所や魅力に感じる所があって、私としては全力でCP推しが出来るのもすごく好みでした!!
愛すべき2人でした

個人的な読み方の話ではありますが今週末はとっても良質なリーマンBLとの出会いが続いて大変癒されました♡

9

切な焦れったいッッッッッッ!!!

あっ……、
あっ……、
表紙は青柳がお金で……、
浅桐は汚部屋なんだ……。

読む前は表紙をそんなに気にしてなかったけど
タイトルといい、表紙といい、上手いな……。

青柳がお金で解決してる奥に隠してた願望。
浅桐が汚部屋の中に隠している本当の自分。
どんどん露呈していく下巻は涙腺が緩みまくりでした。

2人とも、コミュニケーション能力はあるのに
肝心なことは言葉にしないからすれ違うんですね。
そりゃ相手も誤解するわ。すれ違うわ。当たり前。
ってツッコミいれたいほどヘタレ。

ただ、そこに至るまでの彼等の心理描写が丁寧で
ヘタレにはヘタレの理由がちゃんとあってーーー。

ゲイだからと本気の相手にされず、
好きな子にもお金を払って抱いてもらってた青柳。

浅桐は元来自分の感情を伝えるのが苦手そう?で、
身体的な自信喪失も加わってどうにも拍車がかかる。

恋愛に対する自己肯定感の低い者同士が
ぶつかって、誤解して、すれ違って、、、、
もぉぉぉぉぉぉぉ切な焦れったいッッッッッッ!!!

浅桐なんてさー、
青柳から告白されてるんだよ?
めっちゃ好きオーラもらってるんだよ?
なのになんでッ!なんでッ!!!(;皿;)ウガーッ!

って思わなくもないけど仕方ないのか。
汚部屋作っちゃうぐらい繊細な部分だもんね (泣)

青柳のなんでもお金で解決するクセ。
これもかなりグサッと刺さりました(;ω;)
いっぱいいっぱい傷ついてきたんだろうな。
ゲイだからって自分を卑下しちゃうの見てて辛い。

そんな自己肯定感が低い者同士が優しく寄り添う。
今までに無いほどの幸福感に満たされていく姿…!
互いの傷を受け容れて温め合う彼等に涙腺が緩みまくりでした(;///;)

これからはバリバリに愛し合って
自己肯定感爆上げ幸福ライフを送ってくれ~~~!
と願わずにはいられませんでした(;////;)

あと脇役の山田部長。
ノンデリのおっさんかと思いきや良い人でしたね。
個人的に脇に登場した中で一番好き!(﹡´◡`﹡ )
(カバー下漫画で登場したのうれしー!)

8

上下巻さいこー!

上下巻でたーっぷり
秋平先生のお話が読めて
めっちゃ幸せでしたー!

秋平先生作品の
明るくてちょっとおばかな受けのキャラが
めっちゃ好きなんですけど
青柳くんがそれドンピシャで
最高にテンション上がりました。

王子のくすくす笑いに萌えたし
独特な略し方のモンゴルぱちに爆笑。
めっちゃ好き!ってなりました。

いままでお金を払って
自分の欲を満たしてきた青柳くんと
相手の幸せのために
自分の気持ちを封印してきた王子。
これまで「諦める」ことが
普通だった2人が幸せになってくれて
ほんとうに良かったです!

8

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP