電子限定特典付
前作がとても面白かったので今作も読むのが楽しみでした。
崖っぷち漫画家の姫野君と、皆から王子様みたい!って言われながら育ってきた王子君。
姫野君は担当編集者から少女漫画を書いてみないか?と言われているけど、少女漫画なんてバカみたいだ!と言ってしまいます。それを聞いた少女漫画が大好きな王子君は姫野君に怒りをぶつけます。姫野君も良い人の仮面を被った王子君を嫌っています。
姫野君は最初からオタクな性格が全開して読んでいて分かりやすかったのですが、王子君は後から後から、どんどん姫野君を知ることで変わって行くのが読んでいて楽しかった。
姫野君にときめいてしまった王子君には元から色々な事情があったんですよね。王子って名前もルックスも、そして、尊敬していたお父さんの死に際の言いつけを守りたい。自分が家族を守らなきゃって。
姫野君は、そんな良い人の仮面を被った王子を見破っていたので、姫野君の前では王子様じゃない姿で居られ安心感。かっこ悪い所を見せられて、それでも頑張っている王子君はかっこ悪くないって肯定してくれた姫野君。
特にお気に入りなのは、球技大会のシーンです。王子君がシュートを決めれば勝ち確というシーンで、皆が王子君に期待している所を、姫野君は一体どんな言葉をかけたでしょう?ここは何度読んでも泣いてしまいます。試合後に王子君の気持ちが溢れてしまったのも分かります。
その後、姫野君が少女漫画の主人公もかっこいい!って少女漫画の魅力に目覚めるエピソードも素敵なお話でした。
そうして、漫画家としてキラキラしている姫野君を見る王子君。王子君が少女漫画が好きだった理由に気づいた場面はうわぁーとなりました。背負っていた物の重さから、自分にもいつか全て受け入れてくれる王子様がきてくれないかな?というお姫様ヒロインへの憧れがあったんですね。
無事に恋人になったふたり。無防備に王子君を見つめてしまう姫野君。どんどん顔と言葉で煽ってしまう顔がとってもかわいく描かれています。そして、姫野君に遠慮がなくなった(余裕がなくなった)王子君のちょっと怖めの顔も凄くカッコよくて、読んでいて飽きません。何度も読み返してしまいます。
付箋を付けながら読んだら付箋だらけになってました。それくらい良い!と思える場面があちこちに散りばめられていました。
うんわーーー…めちゃ好き。大っ好き〜〜( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
いやもう、可愛すぎて鼻血出そうだぁ。
ストーリーは、はい文句なし。ときめき大量増産with萌え転がりです。
そして絵!絵のタッチやテイストやビジュアルが好みすぎますです。
高校生もの作品らしい青春感や清涼感が際立っていて、それにピュアっ気ある初々しい空気もこれまた良くて。ふぅ…めちゃくちゃ最高でした〜
雰囲気でいうなら、ポカ◯スエットのCMに出てもおかしくないです。爽やかな風の中にキュンをたくさん感じるストーリーでした。
少女漫画好きの"リアル王子様"と、少女漫画への転向通告を受けた学生漫画家との、ときめきいっぱいの物語。少女漫画が繋いだ縁で距離が近くなっていく2人にドキドキが止まらんでした。
王子の表と裏の顔に気づいた姫野に噛みつかれ、2人の出会いは最悪でしたが、学校では絶対見せない素顔を曝け出していくうちに好きを自覚していく描きに心臓がトゥンク。ときめきという栄養素を与えられて、身体の細胞が喜びで悲鳴を上げました!
"ときめき"探しの答えが、自分自身にある恋心の中にあることに気付く姫野の可愛さが堪りません。王子のアプローチも、ここしかないってトコロを確実に突いてきて完璧な試合運びに酔いしれました。運動苦手って言ってたのに、スリー決めるとかマジ少女漫画。こーいう小憎いキュンな演出が最高です!
ひたすら可愛い作品だけど、少女漫画よりにもなってないし、そこはちゃんとBLです。ときめきや萌えポイントはいっぱいあるけど、丁寧でじっくり攻めたストーリーと心理描写の方がメインって感じかな。意地悪女子のようなサブキャラをうまく使って、ストーリーに深みをつけたのはさすがだなと思いました。
もー…全部が好きぃ〜
読後感はもちろん文句なし。ひたすら幸せな余韻に浸りました(*´︶`*)
名前の通りクラスで王子様的存在の王子と、周りから"関わりたくない変な奴"と思われている姫野。
そんなDKふたりのお話でした。
照れ顔ドアップがものすごく印象的で、なぜ彼が「ときめきたい」のか?そのタイトルの意味を知りたいと思わせてくれるようなとっても素敵な表紙から、姫野は可愛いタイプの子なのかな?と思いきや。
王子を威嚇したり恋する人をバカにする発言をしたりと結構クセ者で、冒頭からイメージは覆されてしまったけれど。
その凝り固まった考え方は王子との日々で解れていき、それと同時に漫画に対するアツくて真っ直ぐな思いのキラキラっぷりがわかってきて、"変な奴"というフィルターをかけずに見てみればとても可愛くていい子だったなと思います。
そして、王子のこれまでの努力を知ってものすごく感動。
早くに父を亡くしたことでありのままの自分よりももっと大人でいなければならなかった王子にとって、力を抜くことができる唯一の相手が姫野で。
そういう相手と出会えて本当に良かったし、王子のことをまるっと受け止めてくれた姫野の優しさにもまた心がじんわりあたたかくなったのでした。
王子のことを少女漫画のヒロインに映してくれた姫野の想いにもまた感動。
甘酸っぱい青春部分もありつつ、ストーリーの深さに引き込まれるような作品でした。
とにかくかわいいんですよ!姫野くん!
「嘘つきβコンプレックス」を読んでハルモト紺先生を好きになり、「偏愛ドラマティック・モンスター」を読んでこれより大好きな作品には出会わないだろうと思って買った今作。
いやー、よかった!軽く一番大好きを超えちゃいましたよ!
ハルモト先生の描く作品は、どれも斬新でそれぞれテーマやテイストが違うのでどの作品もNo.1って感じますが、今作もめちゃくちゃよかったです。
まず表紙がかわいい!ハルモト紺先生の描く瞳のアップが凄く好きなので、姫野くんの強くいたいと思いながら恥ずかしくてときめいて赤面している顔と美しい瞳がたまらないです!これだけで買う価値あります!
物語はみんなに優しく紳士な攻めの王子くんと、クラスメイトから煙たがれているボッチの受けの姫野くん。ふたりにはそれぞれ秘密がありました。実は少女漫画が大好きな王子くんと漫画家で少女漫画を描かないかと提案されている姫野くん。
王子くんに少女漫画のことを教えてもらうために好きな作品のシーンをふたりで再現して、姫野くんはときめきや恋を研究しようとします。でもなかなか人に話せないことや知られたくないことがあるので、放課後の1時間だけでは研究が進みません。
それでもだんだんと自分をさらけ出し、素直に謝っていくうちに互いのことを知っていきます。互いによく知らないからいい印象がなかったのに、自分にしか見せない相手のことが愛おしくてたまらなくなっていきます。また、ふたりとも隠していた素敵な表情や感情が豊かになってどんどん魅力的になっていきます。
そして、ふたりは告白して両想いになりますが、姫野くんは簡単に堕ちてくれません。
続きはぜひお読みください!!絶対に好きになるはずです!!
ハルモト先生の描くコマ割りでコマの間の白い境目がなくなるページがあります。そのページは強烈な印象を与えてきます。漫画ならではの演出がとても上手で惹きつけられます。何度も言っていますが、特に瞳が表情豊かでとても物語っています。
カバー裏にふたりのセリフやモノローグが書かれています。本を読み終わった後にその言葉を読むと、またときめきが戻ってきます!
ちなみにわたしが一番好きなセリフは「真っすぐ好きって伝えるのって勇気いるんだな」
絵が好み過ぎました。。
実は王子くんの方が乙女っていうところにも惹かれました︎^_^
姫野くんも、お名前から結構お姫様みたいな性格してるのかなーと思っていたら、案外強気な男の子で萌えました︎^_^
王子くんは乙女がゆえに、キスシーンのリードしてくれる感じ、大変きゅんとしました…
最高に萌えです正直…
めちゃくちゃ始終可愛くて、ずーっと読み返しますこれは確実に
色んな人に読んでいただきたいです
最高に可愛かったです、本当にありがたい作品でした。