元いじめられっ子のイケメン反社×おバカで借金まみれなドMの アブノーマル&スリリングな日常

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表題作ディア マイ クリーチャー

嶋田龍一
小野田が小学校のときにいじめていた反社会勢力
小野田尚飛
借金まみれのフリーター

その他の収録作品

  • 描き下ろし(6P)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

チンピラに追われていた小野田は、かつて自分がいじめていた男・嶋田に助けられた。冴えない泣き虫瓶底メガネからイケメンへ変貌を遂げた嶋田に対し、借金まみれのフリーターに落ちぶれた小野田は自暴自棄に陥る。しかし、そんな自分に「好きだ」と言ってキスしてくる嶋田に”もしや復讐を目論んでいるのでは”と不安になる小野田。すると嶋田は「借金返済してあげるからなんでも言うこと聞いて」と条件を突き付けてくる。承諾する小野田だが、こっそり嶋田のロッカーを漁って出てきたのは大量の札束と拳銃で――?

作品情報

作品名
ディア マイ クリーチャー
著者
日月ニチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416634
4

(24)

(8)

萌々

(10)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
98
評価数
24
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数8

好きすぎて感想書きづらいぐらい好き

ダークな内容とコミカルな絵柄のギャップがいいし
単純に見える受けが実は結構闇深かったり
サイコっぽい攻めが実は普通にサイコだったり
施設のこととか事件の事とかまだまだ引き出しが深そうで、もっと引っ張り出したいってもどかしさが最高。
ナオトが何かバカな事やらかすたび普通に痛い目に遭うのがたまらなく愛しい。ただの馬鹿に見えるけど実際はそれも自傷行為みたいなもんで
しっかり病んでて年季の入ったマゾっていうのが
たまらないですよこちとら。
全て見透かしたように操っちゃってる龍一も怖くて好き。続きほしい。めちゃめちゃ欲しい。

0

内容見て驚かされました

表紙からは判別できなかったわりと暴力やら執着やら裏の世界が激しい世界。同級生で再会(攻めは分かってて)して、借金を払ってもらった受け。その代わり攻めの言うことをなんでも聞く。幼い頃から受けに執着していた攻め。殴られることに快感を覚えていた受けは幼い頃に攻めに自分を殴らせていた。
血も出るしあいだあいだにしっかりとえろも挟み込まれ手錠ありきのセックスやら他、危ない世界絡みのいろんなことを……なんだかとても惹き込まれる作品でした!

2

表紙のポップさに騙される

日月先生の新刊!待ってました!
表紙の雰囲気からラブコメかなーとか思ってたらとんでも無かった笑
ノリとかは確かに軽いんだけど、その背景にある仄暗さが堪んないです。
いじめ下剋上、執着、裏社会、幼少期のトラウマ、M受け、親の借金…ドラマチックな要素てんこ盛りなんだけど、全てが上手く繋がっていてめちゃくちゃ面白かったです!!
正直言うとBL的な萌えは少なめ。しかしそれを超えるストーリーの完成度。
龍一の過去に含みをもたせたまま終わってるのが気になりますね。
先生がXで龍一の過去について描いてくださるようなことを呟かれていたので期待しています!

2

ダークで尖った世界観の作品

可愛い絵柄ながら、ダークで、尖った作品でした。
「萌」評価なんですが、萌えたのか?と聞かれると、なんか違うような。。

レビュータイトルどおり、ちょっと私の頭では一回読んだだけでは理解が追いつかない部分があり、、反社勢力として登場する人物や組織の関係の整理ができなくて、途中迷子になる場面も。

小学生の頃虐めていた相手、龍一(攻)と再会した尚飛(受)。借金を抱え、チンピラに追われてどうにも行き詰まっていたところの再会で、すわ復讐か!?と思いきや、そして借金等から救う代わりに「なんでも言うことを聞け」と言われ、まさかの「好きだ」という告白をされー!?

と続くお話です。

龍一のことをいじめていた尚飛だけど、実はそんな単純な関係ではなく、二人それぞれに抱えていた闇と思いがある。

それがきちんと回想エピソードとして描かれていて、歪な二人の愛の形が見えてきます。

好きな方はかなり好きなんじゃないか、と思われる、ダークな色合いの濃い、深みのあるお話でした。

1

緩急の激しさにぐんぐん惹きこまれる

元いじめられっ子の掴みどころのない男×人にも金にも恵まれないドM男の粘着系BL

CPの2人が全体的に緩いのとテンポがよくワイワイした印象を受けますが、描かれているのは中々ハードで緊張感のある世界だというギャップにすごくハマりました。
何より弱くて情けなくて嫌われ者として描かれている小野田になぜ嶋田がこんなにも執着するのか、小野田は本当に弱いのか、の真実が徐々に見え隠れする感じが最高です。

BLとしても嶋田の小野田への粘着度合もそれにほだされていく小野田もすごく好みな関係性でした。純粋な愛とは程遠い歪んだ形ながらも2人でクローゼットの中にいるのに安心してしまうような関係性。明るいトーンの中に見え隠れするほの暗さにハマる1冊でした。

5

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