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「気持ち良いのは悪いことじゃないんですよ」
エロス度★★★★★
翔太と智久が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
おやおやおやおや。うぶチョロなおじさん社長が年下攻めに本気の恋をしてしまう青春のやり直しがかわいいですね。
学生時代のイジメなどがトラウマとなりネガティブだったりメンヘラになってしまう智久の自己肯定感の無さが庇護欲を刺激する可愛さで、いじらしい彼の可愛さに翔太がハートを掴まれてしまうのがGOOD。
両思いなのに拗れてしまう恋のもどかしさ、智久の望みを叶える翔太の溺愛っぷり、濡れ場では翔太に抱かれて乱れる智久のえろ可愛い姿を拝めたりして最高でした。
最近マイブームのオジサン受け目当てで購入しました。確かに設定は41歳のミドルエイジが主人公ですが、全然オジサンに見えず若々しいビジュアルでした(笑)
オジサンといっても見た目はシュッとしてて、しかも色んな事業を手掛けるやり手社長の笹木。金持ってるし、清潔感あるし、紳士的な優男です。学生時代、いじめられた経験を引き摺っているトラウマ待ちで、性格的は自虐・卑屈めです。
普段はスマートに同伴者をエスコートする社長って感じですが、素の彼は自分に自信がない恋愛に不慣れな男。情緒不安定で危なっかしい一面もあってか、実年齢より幼く感じました。
社長としての表向きの顔。素の自分の裏の顔。
その両方を使い分けながら社長職をこなしてきた彼が、誰かを好きになって素の自分を曝け出して寄りかかることができたのが、大学院生の翔太です。将来のスパダリ感満載の彼との恋がどう動いていくのかが見どころなストーリーです。
初っ端から身体の関係を持ったりと、爆速で恋が動き始めていくことにご注目下さい。身体から入った2人の繋がりですが、身体=セックスありきの関係ではなく、ちゃんと心で繋がろうとしていく堅実さがいじらしいお話でもあります。
翔太の圧倒的雄味で年上社長を翻弄していく様は格別です。年下であることを忘れるくらい、笹木をリードし、優しく包み込んでくれる包容力に今後の展開を期待せずにはいられません!
年齢差ゆえの葛藤やすれ違いのシーンが多いのがすごく切なかったです。両片想いの恋が嫌な感じにから回ってて苦しい場面がいっぱいでした。
好きなくせに"友だち"枠を強調して予防線張ってるとことかね、笹木の恋愛スキルは全然です。普段の社長然としている姿とのギャップが著しいですが、年上でしかもそれなりに社会的地位が高い笹木を守ろうとする年下くんがとてもカッコよかったです。
そんなこともあり、笹木のミドルエイジ感はそこまで感じるものでもなく、なんだか勿体なく感じてしまいました。少なくとも私の思い描くミドルエイジ像ではなかったところが残念。41歳の男の色気は笹木からはあまり感じられませんでした。
過去のいじめ経験に囚われている描写が多く、精神的に不安定な心の描きが多かったかなと思います。嫌な経験・トラウマを、笹気と一緒に抱えて乗り越えようとする翔太はやはり最後までカッコ良かったです^ ^
お話的にはまとまりもよく、読み応えはあったと思います。オジサン受けのギャップ萌えが楽しい一冊でした。
学生時代、冴えない外見もあいまってか、いじめられていたせいで自己肯定感が低すぎるが故に、お金を払ってラウンジ嬢と食事をする41歳のDT社長・笹木(受け)。
その目の前で、生まれながらだろうイケメンが乗り込んできて、ラウンジ嬢と修羅場が繰り広げられる。
おそらくラウンジ嬢の彼氏かもしれない。
そう思った笹木は、出禁を喰らっただろうド修羅場の帰りに、なぜかその彼氏から声をかけられて、、、
というお話。
実はこの彼氏、ラウンジ嬢の彼ではなく、兄だったと判明。
しかも大学院生。
どちゃクソに年の差が。
で、あっという間に焼肉を食べに行ったり、家に上げたりなど、とにかく2人の物理的距離が近くなるのは早いのですが、大きな問題が立ちはだかります。
そう。
41歳、過去のいじめのせいでトラウマ持ちのある笹木は、女性とは金ありきの関係でしか接したことがないため、恋人という距離感が分からないのだ。
しかも、攻めがイケメンすぎて、自分を好きになるはずがないというネガティブ思考が前提だから、拗らせまくって、攻めと気持ちがすれ違いまくってしまいます。
個人的に拗らせは嫌いじゃないのと、受けと相反して、恋愛に関しては自己肯定感バク上がりな攻めが、暖簾に腕押し的受けの反応に翻弄され、自信失う展開がとても好きでした。
あと、2人が無事恋人同士となったあとも、攻めの妹にお金でなんでも解決しようとする羽振りの良きキャラな受けには、笑いました。
なかなかいない受けですね!!(褒め言葉)
拗らせ オジサンに翻弄される攻めが好きな方や、年の差年下×年上好きには、オススメな1冊です♡
面白かった〜!
20代の大学院生 × 41歳・複数企業の経営者という、歳の差約20歳のカプ。
受け様がどう見ても41歳には見えず、試し読み時点では「えええ…?」となっていたのですが、読み始めたら引き込まれて一気読みでした。
受けの笹木は今でこそ見た目20代、やり手の経営者ですが、実は高校時代は太っており、同級生たちからひどくいじめられていたという過去が。
その頃の描写で「消えろよ◯ブ」「◯ね」とか言われていて心が痛んだ…( ; ; )
そんなトラウマからプライベートで人間関係がうまく築けず、お金を払って女の子と飲み食いし、楽しい時間を過ごす笹木。
序盤、このいじめ関連のバックグラウンドが明かされていない時は「金払いもよく、女の子に迫ったり執着もしない」というなんともいえない不思議さを持つ軽い男、なのかな?なんて思っていたのですが。
高校時代のエピソードを知ると、彼への見方が変わる…(人を見た目で判断しちゃいけないよ!って教訓ですね。。)
お金を払うことでしか人との楽しい時間を持てない笹木の姿に、胸が痛みました。
そんな笹木がひょんなことから大学院生・翔太と知り合い、訪れなかった青春をやり直すー
というストーリーですがこの翔太。20代でまだ学生ながらセレブ社長(&恋愛童貞)の笹木を上手にリードし愛し包んでくれて、未来のスパダリ感があってとってもいいよ〜!✨
元いじめっ子と会食で再会し、酷いあだ名で呼ばれて倒れそうになる笹木のもとに颯爽と現れるシーンも良かった。お約束の展開かもしれないけど、やっぱり攻めには格好よく受け様を救って欲しい!!
数年後とか、10年後ぐらいの二人の姿も見てみたいなあ。
笹木はきっと見た目30代、翔太はスーツのスパダリになってるのかな( *´艸`)
事前情報で受けが41歳と知ってリーマンは好きだけどそこまでの中年は無理かも…と思って読み始めましたが、受けが人間的に柔らかく穏やかな性格の初心すぎる童貞っていう設定のおかげか、年上感をそこまで感じることはありませんでした。基本的に、男女問わずリアルでも2次元でもうじうじしてる人が見てみて不愉快なので性格面も心配でしたが、この受けはオドオドしてるけど嫌悪感がなく、その慎重すぎるネガティブな性格にも背景があったので納得のいくものでした。年上らしく期待しないように弁えなきゃと自分を律しつつも、少しずつ恋に浸っていく可愛い恋愛でした。
受けの秘書をしている前川さんが、彼氏の連絡で浮き沈みする社長を傍でニヤニヤして見守るのに最高のポジションだと思っちゃいましたw
それから、ちょっとしたことですが、ラウンジでオーダーしていたシャンパンが絵柄的にベルエポックだったり、ソウメイなどを選ばれたことから、作者様が夜職を忠実に再現してるのが嬉しかったです。