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感想にするのが難しくて悩んでいます。
上手く書けないと思いますが、何かしら残したいので書き連ねてみます。
授業でカエルの解剖をしていた時に、村瀬が勃起しているのに気づいた淀井は「うわ...すげーち〇こ勃ってる」とつい口に出してしまいます。
みんなに気づかれてしまい、それをネタに虐められている村瀬を見た淀井は自分のせいだと後悔する。
美化委員、ごみ捨て、お弁当、少しづつ村瀬との時間を作る淀井。
皆自分を気持ち悪がるのに、なぜ淀井はそう思わないのか?という村瀬の疑問に、「どうせ皆どこかしらオカシイよ」と達観したことを言った淀井。
実は淀井にも、心に抱えたものがあって───。
正直画力は低い。
でもちゃんとこの作家さんの輝きに気づいてくれる担当さん、出版社さんに出会えてよかったと思いました。
他の作家さんなんですが、業界に対してなんだかなぁと思う話を見たところだったので。
既存のフォーマットを満たしていないとせっかくのいい所もザックリ切り捨てられる現状はなんとかならないのか...そんな中に傑作があるかもしれないのに、私たち読者は世に出してもらえないことには目にすることもない。
本当に見る目のある編集者さんならそういう作家さんを見つけられるんじゃないかな、そういう作家さんを探すのも編集の仕事なんじゃないかなと思ったところだったんです。
村瀬がちび○る子ちゃんに出てきそうなお顔だなぁとずっと思ってしまったんですが(レビューを拝見したら同じことを思っている方がいらして、ですよねと思った)、だから駄目とかいう話ではなくて...こんな絵柄のBL作家さん珍しいじゃないですか。
担当さんがこれでよしとしてくれたこともなんか新しいなと思いました。
このお顔に萌えるかと言われると萌えはないんですが、この作品の場合は成立していて。
寧ろ、気持ち悪がられるいつも半開きの口を違和感なく落とし込めるのはこの絵柄だからなのかもと思います。
何度も書いて申し訳ないけど画力は低いんですけど...でも絵のことを忘れて見入るタイミングがあるんです。
こういうところが評価されているんだろうなと気づけるというか。
上から目線な言い方になってしまって申し訳ないんですが、拝見していて出版業界に対する希望を感じさせてもらった1冊でした。
床にぶちまけられたお弁当を境内で食べて、村瀬が涙するシーンでは私も泣きそうになってしまいました。
乳歯を見つけたシーンでもうるっと...。
私は普段、1ページで急激に涙腺にくることってなかなかないんです。
だから、それだけ訴える力があって、見せ方が上手いんだろうなと思います。
淀井が母親の彼氏を灰皿で殴った時は、あ、キレたのかなと思ったんですが、母親が彼氏の方を心配して...その後淀井が取った行動が衝撃で、呆然としてしまいました。
村瀬と淀井は死が近くにあるというか、危ういところがあると思うんだけど、淀井の方が実はより危うくて衝動的で。
淀井のことを知っていくにつれ、心に抱えたものがあるもの同士だから、救いあえたのかなと思いました。
人間の体って不思議だな。
ストレスによって何が起きるのか予想がつかない。
村瀬のような症状も起こりえるのかもしれない。
ある日ある事件を切っ掛けに、トラウマで辛くて吐いてしまうのに勃起するようになるって一体なんなんだよって訳が分からなくなりそう。
淀井は本当に事故だったけど、マグロになるのを村瀬に見せて一生の心の傷になりたいと言っていたり、何かのきっかけで突然死を選んでしまいそうなところがあって...だから死の知らせを聞いた時は自分で命を経ってしまったのかと思いました。
残酷な運命は誰しもに降りかかる可能性があって、たまたまあのタイミングで淀井の身に起きてしまったんだと思うんだけど、突然の展開に取り残されてしまって。
せっかく互いに好きだと伝えられたのに。
正直後半からラストの展開は私には唐突に思えてしまったんですが、でも人の死って突然で、中には残酷なものもあり、こういう現実味のない取り残されたような気持ちにさせられるのかもしれません。
こうじゃないと駄目だったのかな他の展開では駄目だったのかなとしばらく考えて、この後味と余韻はこの結末でないと出せないなと思えてきて、少しづつ納得できた感じです。
淀井は事故の前、母と母の恋人と3人で食事をする約束をしていたそうですが、その時話し合おうとしていたのかな。
それとも話し合った結果一緒に食事できるようになったのかな。
あの時あの場所に乳歯を埋めてくれてよかった。
見つかってよかった。
葬式もなくてお別れも出来ないままで心の整理をするのは難しすぎる。
あの乳歯が村瀬にとっても飯田くん柿沼くんにとっても遺骨みたいな存在になってくれたんじゃないかと思う。
村瀬は...あの乳歯をどうするんだろう。
一生大事にしそうに思ったんだけど、想像するしかない。
表紙からしてけして絵が上手いわけではなく、華のある絵柄でもなく、素通りしてしまう人も多そうに思うんですが(私がそうでした)、読んだらきっと皆さんの評価の理由に気付かされると思います。
漫画なんだけど、文学小説を読んだ感覚に近くて読み心地が面白かった。
村瀬の日記の効果もあるのかな。
評価、レビューしてくださったみなさん、お勧め漫画としてTVで紹介してくれた某さん、この本を手に取るきっかけをくれてありがとう。
好みかと言われると悩ましく、そして今もどう受け止めたらいいのか悩んでいるんですが、読めてよかった作品です。
光線(こうせん)」とは、光の進む道筋を示す線のことや、細い光の筋を指す言葉です。
調べたらこう書いてありました。
2人にとってはお互いが暗闇の中にある光であり、道筋を示してくれる存在だったのだなと思い、涙が止まりません。
最後の合唱コンクールでの挨拶のシーン、景色と言葉だけで情景や感情が込み上がってきました。
願うなら、淀井くんが幸せで楽しく暮らせる世界があって欲しいと心から願わずにはいられません。
生きてる内にこの作品に出会えて良かったです。
テレビで芸人さんが紹介しているのを見て、気になり読んでみました。
一見、二人の関係はどこか歪で、いびつに感じられます。
ですが、誰にも踏み入ることのできない二人だけの世界があり、その世界観がとても美しく、尊く感じました。
それぞれ心に痛みを抱えた二人が、一緒にお弁当を食べたり、ゲームをしたりと、何気ない日常を過ごすシーンも愛おしく思えました。
この先もずっと一緒にいてほしいと思っていたので、淀井が亡くなるという展開には驚きました。
淀井の死を知ったときの村瀬の気持ちや、淀井がいなくなった世界に残された村瀬の心情を思うと、涙が止まりませんでした。
自分が思い描いていた結末ではありませんでしたが、それ以上に心に深く刺さる、印象的で温かいシーンがたくさんありました。
出会えてよかったと思える一冊です。
始めは気が進まなかった。なんせ、画力がいもくさい(好きな方すみません)好みじゃないしなんでこんな高評価なの?とある芸人さんも絶賛の漫画。気になって気になって読み始めました。
まあ一気読みですよ。背筋が凍ります。家庭環境、愛、友情、家族愛、色々考えさせられるストーリー重きのBL漫画でした。
ちょっとキャラクター設定美しい彼寄りじゃない?と思ったんですけどね、まぁそこはおいといて
とにかく主人公淀井が救われない報われないのが辛くて最後は本当に苦しくてメンタルやられました。こんな残酷な設定ある?ちょっと!!作者憎むわ!
幼少期に父親をなくし、家族円満だったのが母親が堕落していく。食べ盛りの男の子にバナナだけとか描写がひどすぎて同じ母親目線としてはとても辛いものでした。でも現実にもきっといるよね。誰もが家庭環境選べないもんね…母親は最終的には息子を選んでくれたのは救いがあったかもしれないが、淀井が死んでしまうのは今まで蔑ろにしてきたバチがあたったのかなと醜い心が露出してしまった。この漫画の登場人物は、くそやろうと思うやつでも、根っこまでは腐ってないところが人間味を帯びていてよかったなぁ。少しでも救いがないとこの漫画は最後まで読めないから。
淀井と村瀬は両想いでハッピーエンドを期待していたが、もうねどん底です。
メンタル弱い人は読まない方がいいです。幸せな瞬間もあったのが救いかなぁ。
友人二人がとてつもなく大人びていい子たちなので、ほっこりしました。いいやつ過ぎて泣けます。精神年齢高めです。
このダークな画力と幼さが、ストーリーの重さを更に増している。シリアスストーリーです。
レビューを一年程書いていなかったのですが、どうしても感想を書き留めておきたかったため投稿することにしました。
こちらの作品、有名な方達からも紹介されていらっしゃるようで、私もどなたかの紹介動画で初めて目にしました。
当時からかなり話題に上がっていたようで、出遅れてしまったのが悔しいです…
今は補正がかかっているような気がするので、しばらく時間を置いてから読むと多少の感覚のズレはあるかもしれません。
序盤での淀井くんは安定感というか、冷静で大人びた風格があり、反対に村瀬くんはいつもおどおどしていました。しかし、中盤あたりから淀井くんの不安定な性格や弱い部分が明らかになり、村瀬くんにも自分から性的な行為を誘うシーンでは、むしろ村瀬くんの方が躊躇している様子でした。
エロ描写は少ないながらも描かれているのですが、それがまたものすごくグッときて…!
南寝先生の作品にもっと触れてみたいと思いました!久しぶりに漫画を読む時間ができてすごく満足です。
