ぶっきらぼうな元殺し屋×強さに憧れる気弱男子の入れ替わりピュアBL

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表題作殺し屋 Re starting over

マキ
凄腕殺し屋
寅太郎
ひ弱高校生

あらすじ

裏社会の殺し屋・通称マキは、
念願である平穏な生活のため足を洗うことに。
組織の追手から逃げ切るはずが、
神社の階段で体を鍛えていた気弱男子・寅太郎と衝突してしまう!

――目覚めると、マキと寅太郎の体が入れ替わっていた!?
互いのフリをして過ごすなかで、
寅太郎が描いた漫画をきっかけに親交を深めていき、
二人の間にとある感情が生まれ…?

正反対な二人がおりなす、少し不思議な入れ替わりピュアBL!

作品情報

作品名
殺し屋 Re starting over
著者
吉池マスコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
キルタイムコミュニケーション
レーベル
スリーズロゼコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799219683
4

(15)

(5)

萌々

(7)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
60
評価数
15
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

おもしろとホロリ人情。マスコワールドほのぼの調

マスコ先生による、ほのぼの可愛くて、お得意の「情」もたっぷりの殺し屋ストーリー。
とはなんぞや⁉︎

主人公は、凄腕の殺し屋・マキ。
だがマキはもう殺し屋を辞めたい。一方組織はマキを手離さない。
…というマキストーリーと並行して、気弱ひ弱で不良のターゲットになっている高校生の寅太郎という子がいます。
寅太郎は強くなりたくて、体を鍛えようと神社に走りにくる。
その神社では今正にマキと、それなら殺すという組織とのドンパチが始まっていて、マキと寅太郎が一緒に神社の階段を転げ落ちる!
病院で意識を取り戻すとマキと寅太郎の心が入れ替わっていて…⁉︎

偶然マキと寅太郎の家はアパートの隣同士。
マキ(体は寅)はのんびり屋の寅太郎(体はマキ)の天然な行動にヒヤヒヤ。だって組織の追っ手にすぐバレちゃう!
しかし、何となく追っ手は来ずマキ(寅)も寅のふりして学校へ通う。
マキはじいちゃんばあちゃんと暮らす寅太郎としての生活に人間らしさを味わうけれど…

さて、この作品はちょっとファンタジー風味ありです。
なぜ組織の追っ手に無防備な寅がやられないのか。
どうやらアノ神社は強力な願掛けスピリチュアルパワーがあって、狛犬さんが助けてくれる⁇
また、じいちゃんばあちゃん、町内会の老人たちが実は…‼︎
みたいなストーリーがありまして、とってもハートフルな展開になっていきます。
おもしろストーリーとホロリとする人情みたいな。エロは全く無し。
正にマスコワールドを堪能できる作品でおすすめ。「萌x2」で。

4

笑えてほっこりおもしろストーリー

殺し屋とは不穏ですけれどもそこはマスコ先生、笑いとやさしさ、人情に溢れたほっこり話で楽しかったです。
殺し屋から足を洗いたい天涯孤独なマキと、貧弱孤独DK寅太郎が入れ替わる。
どちらも孤独や満たされないものを抱えつつ暗くならず明るくたくましいのがいいですね。
お互いにないものを持っていて惹かれるのもわかるし。
でもマキはすぐにそれを受け入れられないのもわかる。
年寄りたちの意外な素性と活躍っぷりも痛快でした。
寅太郎はドジっ子だけどマヌケな表情や描写まで健気でおかしくて応援したくなるのがマスコ先生キャラのステキなところですね。
寅太郎が見る夢の内容とその顔がおもしろすぎました。
寅太郎が描くマンガに激ハマりするマキもめっちゃよかったです。

じーさんとばーさんがマキの追手に外科手術をして別人にするのが正義?かも知れないけど、ちょっと怖かったです。ブラックユーモアですかね。

1

マスコ先生の入れ替わりBLファンタジー☆好き♡

たくさんの名作を描いてこられた敬愛するマスコ先生の新作コミックス☆
とっても嬉しいです!

今回も素晴らしい作画で、ギャグもキレッキレでした。

殺し屋のマキさんのルックスや性格も大好き!
正統派のイケメンキャラですが、マスコ先生の描き方はいい意味でヒトクセあって、いいんですよ〜♡♡♡
(今までの既刊もイケメンだらけで読み返したくなりました!)
寅太郎くんは顔やルックスはもちろん、動きがオモロ可愛い! 好きー!

今回は脇キャラの高齢者の方々が、お話しを盛り上げているのも新鮮で、流石のマスコ先生だなぁーとしみじみ思いました。

入れ替わりのファンタジーで登場人物も多いし、ギャグも盛りもりのしっかりストーリーでも一気読みしてしまう面白さで、マスコ先生の変わらぬ才能の凄さを感じました。

マキと寅太郎のその後♡お付き合い編も読みたいです!
何卒、よろしくお願いいたします。

0

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