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小説
2人目の妊娠
最愛の息子で宝珠であるロアールが産まれて3年。
スクスク元気すぎるくらいに育つロアールと仲睦まじいロイ(受け)とゼクシリア(攻め)
宝珠が産まれるのは稀だとロアールの時に言われていたのに、再びロイの妊娠が発覚。
それもロアールが気がついたため、まだ本当の初期。
前回のような綱渡りのような展開にならないで済むとそれでも早急に仮腹を探し、仮腹の所へ急いでいると、ロアールが番を見つけて連れてきて(誘拐)しまいます。
番を返さねばと予定と違うコースに変更するのですが、またしてもロイの宝珠を狙う輩の攻撃されるのです。
前作のつづきから。
今回も怒涛の展開。
ロイが妊娠すると騒ぎが起きる。
そして肝心な時にいつもいないゼクシリア。
頑張ってるのに役立たず。
自分の命を賭けても卵を守りたい蛇の一族の気持ちもわかるし、元気な卵を仮腹にしたいロイの気持ちもわかるし、優しいロイが悩むのもわかる。
私は自分の子が少しでも危険なら悪いと思ってもひび割れた卵は見捨てるな。
と薄情なことをか思いながらどうなるかとハラハラしながら読み進めました。
本当にタイミングが悪い。
ロアールが番を誘拐して来なければ、ずっとゼクシリアがそばにいれば、こんな騒ぎにはならなかっただろうにと思うと、まだ3歳だから考えなしだけど宝珠のせいで能力だけは高いロアールがこれからも色々やらかしそうで大変そうです。
側仕えはもう少し優秀な人にした方が良いのでは、と思ってしまいました。
この事件の元凶の元凶になってしまったし、本当に優秀なの?って思ってしまう。
とはいえ、ここでロイが決断しなければ、蛇一族の子供は生まれなかった可能性が高いと思ったらよかったのでしょう。
怒涛のような展開で疲れて読むのを休もうと思っても休むところがない。
一気に読んでしまう感じでした。
将軍と叔父さんのスピンオフがあるのかなと思ってたら、もう出てたんですね。
知らなかったので、梟の長の胡散臭さとかその辺りがよくわからなかったです。
今作の怒涛の展開は面白かったけど、前作に続いてのフルスロットルな感じでちょっと疲れました。もし続きがあるなら、もう少しゆっくりな感じの話が読みたいです。
とにかく滅多に生まれないと言う宝珠が2人も産んだロイはまだまだ産んじゃうかもしれませんね。
それにしても早くからつがいが見つかったロアールは幸せですね
前作の悲喜劇模様、そりゃー楽しく読ませてもらって、続編が出ると知って楽しみに待ってました。
前作もスピンオフも読み返して復習はバッチリで迎えましたよ(≧▽≦)
獣人国の王で狼族のゼクシリアと、彼の番で人間のロイ。
2人の息子であるロアール。
王妃という立場に慣れないけれど、幸せに暮らしていた所に、ロイの第二子妊娠が発覚。
ロイの周りを狼姿で回ってみたり、人間の姿で抱きしめてみたりと嬉しくて嬉しくてなゼクシリアの姿を想像すると可愛くて仕方ない(*^^*)
同性同士の番に誕生する子供はその貴重さと魔力の強さから宝玉と呼ばれる。
男同士だと、お腹の子供をよそ様の卵に移す必要があり、今度こそなんの触りも心配もないようするんだ!とドタバタ準備していたのに、ロイが攫われてしまい…。
怒涛の妊娠編でしたけど、絶対的な親子の愛が中心にあって、とても胸が熱くなりました。
子供の無事を何よりも願う親の気持ちがよく分かるだけに、これは判断が苦しいなぁ。
みんな幸せで本当によかった(> <。)
親子愛だったけど、きっちり愉快なテイストもあり。
”もっとも正確なあっち”ってꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
夫婦仲も甘々の溺愛で素敵な続編でした(*^^*)
今回は獣人国国王の狼獣人と番で王妃のである人間のお話です。
第2子を妊娠した受様が子供の托卵を巡る騒乱の顛末と
出産後の後日談を収録。
受様の両親は研究心が強い薬師で大陸中を巡り歩くため
受様は薬類の商人の叔父の元で育ちます。
受様は進学せず城の従僕となりますが、
が妃探しをするデルバイア国王の攻様が来訪し
シャウゼの王都で開かれた舞踏会で攻様のお手付きとなり
番として子をなし、今では攻様の最愛の王妃となります。
人でも獣人でも同性同士では子は成せませんが
番の間に稀に授けられる子供は大きな力を持ち
宝玉と呼ばれます。
獣人は成人までの間の成長が早く
子供と思えないほどの大きな力をもつ宝玉の愛息は
実際には3才ながらすでに7才くらいに育っています。
攻様は番である受様を溺愛しまくりで
受様は第2子を妊娠している事がわかります。
同じ番が2人の子を持ったことがないのですが
受様達にはまたもや奇跡が訪れたようです。
男性には体内に子を育てる場所がないために
妊娠初期ので早いうちに卵から生まれる種族の卵を
仮腹としなければならず、攻様は早速仮腹探しを始めます。
そして運よく卵が生まれた鷹の一族に快諾をもらい
攻様と叔父、愛息ともにた家族の元に向かう事になりますが
愛息の行方がいれませんでした。
愛息はよく城を抜け出すため
攻様はあまり気にしていないようですが
「つがいをみつけた」と他部族の赤ん坊を連れてきて!?
既刊「獣人王のお手つきが身ごもりまして」の続刊で
獣人国デルバイア国王である攻様と番で王妃の受様の
もふもふラブコメディーになります♪
既刊の他にもスピンオフがありますが
5年ぶりの続刊なためか、振り返りを兼ねた説明が多いので
単巻でも読めなくはないかと思いますが
既刊を読まれていた方が攻様の心配具合や後悔が知れて
より楽しく読めるかと思います。
さて番と言う存在は本能的なものでもあり
大切なものとは理解されてしますが
愛息の番は言葉が話せるほどではなく
愛息の行為は受様には"誘拐"と同意にしか思えません。
番の子を親元へと最速で帰すための采配で
受様は攻様と離れる事となる事となりますが
租の隙をもらって受様が拉致されてしまうのです!!
お祝い事なら何でもウェルカムとはいかず
一難去ってまた一難な展開にハラハラ&ドキドキ、
受様が無事に第2子を腕に抱くまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
何年たっても続きが読めるって嬉しいですね。
前作読んでないけど、弾丸読破してみました(笑)
いやー、以外と読み切れるモンですね。作中、ところどころに前作を振り返りながらストーリーをアシストしてくれていたので、読みやすかったです。
お腹に宿った子どもを卵に移すっていう出産方法が面白くって、この世界の生命の神秘にビックリ。長男のロアールもこうやって生まれたんですよね。なんて独創的で面白いんだ!ヽ(´▽`)/
ちょっとこれは急ぎ、前作を読まなければの事案です^ ^
そのローランが番を勝手に連れて来ちゃったことから、ドタバタ第二子出産劇が始まる今作。色んな種族が総出で関わっていくストーリーは、シリアスあり、ホッコリあり、切な系も笑いもあり。湧き上がる色んな感情に大忙しでした。
多くの種族が関わって、何だかんだで色々あるけど最後はみんな一丸となったファミリー感に感動…。゚(゚´Д`゚)゚。種族を越えて繋がっていく絆の深さにジンワリしました。
皆がそれぞれの思惑を抱えながら、小さな命の誕生を待ち焦がれるハートフルなストーリーが響きました。
今作はローランのやんちゃぶりが凄く、作者さんもあとがきにて言及していました。男の子の子育ては大変だと聞くと。
答えはYES(笑)私にも男の子の子ども(しかも3人)が、おりますので、日々大変さを実感しております。だけど、ローランが母親のロイを慕う気持ちはとても深いですよね。うちの息子たちも、ローランのようにやんちゃですが、母親の私を思う気持ちはとても優しいです。きっと、ロイもそれを実感していることだと思います。
家族が増え、またみんなに愛される存在が増えたデルバイア国王一家と、それを見守る人たち。賑やかで明るく楽しい姿は、この国の繁栄と幸福を象徴しているようで、素晴らしい読後感でした。
ロイの叔父・ラインのお話もすでにスピンオフ既刊であるとのこと。未読の前作と併せて読んでみたいなと思います( ´∀`)
くっついた後のお話。5年以上間をあけて続きが出るというのは、割合珍しいのでは。1冊目もスピンオフも楽しいところはありましたもんね。なので少なくとも1冊目は読んでおかないと楽しみが減ると思います。本編220Pほど+あとがき+小編(ごっつ可愛い)。さらっと読んじゃいましたので萌にしました。
リアとロアールと仲良く暮らしていたロイ。授かるのは難しいと聞いていたのに、二人目が出来たと分かり、さあ大変。慌てて移すことを許してくれる卵を探し・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ロアール(攻め受けの子♂)、ガスタ&ライン(将軍と受け叔父)、攻め受けの側に仕える方々、ハーミル(フクロウの一族)、蛇の一族等々。既刊で出てきた方々がそこそこ出てきます
++この巻のメインは・・・
ロアールっしょ。リア様は圧倒的強さというか迫力ある様子ですが、この巻のメインはロアールだと思ってます。騒動を起こすのも解決するのもロアール。良くも悪くも皆を振り回してます。
あと、ロイの弥勒菩薩的愛が良かったなあ。母なので我が子は可愛い、でも種を守る、種を残すことがどれだけ大変かわかっているからこその行動。
良かったでした。
最後は子供バカになった(笑)リアの微笑ましいお話も読めます。既刊お好きでしたら良いのでは。