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一途な大学院生×魔性の大学助教授、11年の時が紡ぐ燦爛初恋譚
レビューも多いので感想だけ。
一言、圧倒されました!
とにかく絵ぢからが強いから、その圧に押されて読み負けるような感覚。
そして博多弁。
方言だと心の素がさらけ出されているように感じる。
と同時に。
余りにも絵、方言が強いがために、何かを感じる前に「スゴイ、スゴイ」という印象が刷り込まれるし、飲み込まれるような感覚。
それ自体が実際「凄い」証拠とも言えるんだけど…
正直、この「絵」で見るエロシーンの迫力が凄くて、エロの印象ばかりが残るのですよ。
この「絵」がある限り、どんな設定どんなカップリングでもエロを入れれば「凄い」と評価される。そんな画力は時に短所になり得るのではなかろうか。そんな気すらして。
あとは個人的な感想ですが、この設定の1979年。なのになんか明治の学生さん?みたいな違和感を感じました。
私自身は土岐の4〜5才下世代だと思うけど、東京ではないという事を加味してもちょっとお堅すぎ?当時大学/大学生ってもっと軽薄で明るかったはず。
萌と迷ったけど…「萌x2」で。
好きでした〜!話題になっているアフターグロウも良かったですが、個人的にはこちらのほうが好み。
亡き好きな人との思い出を抱えたまま修一郎くんと恋に落ちる鵜飼さん。
年の差もあり、葛藤もありながらも恋に落ちるのが自然なふたりだなと思えました。
真夏のユリイカは
鵜飼(理学部助教授)と土岐(学生)の
11年越しの再会から始まる話___
時代背景が1979年(昭和54年)だから、
私は言葉や言い回しが新鮮に感じた!
11年前の夏
土岐が向日葵を渡して鵜飼とした約束。
それを11年越しに叶えた土岐…
それをメロンソーダで思い出すとこが可愛いよね。
香油でひとり、土岐を思ってする姿はエロい。
そしてtnkの描き方が良い!
夕食を共にするのが合図っていいよね。
2人だけの秘密って感じが。
描き下ろし良かった。
鵜飼が潮吹くとこが堪らないッ。
これは私の性癖。
電子限定の描き下ろしもぜひ読んで欲しい!!
土岐が鵜飼を想う気持ちに胸が打たれた。
そして鵜飼が天方に思いを馳せるところは涙必至。
そしてタイトルのユリイカの意味がわかると、
2人の出会いは必然だったのでは。ってなる。
修正は刻み海苔。
まじでtnkの描き方良いよ。
ちゃんと亀頭とカリと血管を描いてくれてるのよ。
まじで良作だから色んな人に読んで欲しい。
アルキメデスが「わかった!」と言ったらしい。
真夏っていいですよね。青春とか、汗とか、大気のゆらめく感じとか、エネルギーに満ち溢れた感じも表現できて、かつ、気だるさとか、夜の不穏さとか、夏の終わりの寂しさとか(真夏はそこまでは包含してない。匂わせってことで。)も表現できる。この作品には合ってます。
話の流れ自体はすごく珍しいものではないけれど、数学や時代背景、方言なんかの要素をうまいこと絡めて、唯一無二の作品にしているところが良いなと感じました。話の雰囲気が既刊とはまた違うのも面白い。個人的には面白いけど、作家買いには適さないのかな?登場人物の描きわけは、誰が誰やら分からなくなるコマもあった。絵がお上手なのは大前提として。
萌〜萌2
萌評価は読んだタイミングの問題な気がする。もっとバッチリ来る時期がありそう。
年上受けを最大限に活かしそのうえ官能感が濃厚的なえろに圧倒されました。それに加えて年代ものときたうえに完璧なまでの方言主体の作品。どのジャンルにおいてもわりと、関西弁標準語が多い中でのこの難しいような(関西人の私から見て)方言での台詞とかにとても興味そそられました。
そして、長い長いドラマでも見たような感覚、この世界観がとても素敵でした。個人的にはこの手の受けはあまり好みではなかったのですが、ストーリーや設定に圧倒的に魅了されました。
