描き下ろしおまけ付き特装版
「先生 俺のオメガだろ?」
もともとオメガバは以下の理由から、好んで読みに行くタイプじゃなかったんですが、大好きな猫野まりこさん著作ならば、読まない理由など もはや無いというものです。
(本作には関係なく)苦手な理由:
①Ωの劣性遺伝子描写や迫害描写がイヤ。特に女性っぽかったり小柄だったりしたら一気に萎える。
②「第二性のせいで惹かれ合うなら、それって内面関係ないじゃん…」とか
③「大嫌いな人が運命の番だった場合サイアク」とか思ってしまう。
このうち、①は受けの先生が意外とつおい(あっっ歳が)ので早々にクリア。
でもやっぱり迫害描写はあります。
③に関しては(件の女性は運命の番ではないですが)ストーカーされても警察ですら
「俺らには運命の番とか分からないから、対処できない」
などと言われるそうで、なんとも怖気の走る設定ですが、そーゆー世界観だからしゃーない。
でも受けが
「第二性なんか関係なく、相手を選ぶべき」
みたいなことを言うんですよ。
猫野さんは②のこともちゃんと考えてくださってるんだな、と分かったので、これにはグッときましたね。
そしてせつない!
サブキャラの城ヶ崎先生もめちゃくちゃ重要な役どころで、大好きになりました。
<注意点>
・かなりウザい女性が攻めに絡んでくるので、無理な人は回れ右です。
・受けがモブに襲われそうになる描写アリ
では2巻へgo!してきます。
氷室(α)×伊月(Ω)
運命の番でありながらも、
先生と生徒という関係だから進まなくてじれったい。
なぜか禁断の感覚がなくて、ただ、
αでΩであるがゆえの、深刻な葛藤も切ない。
男前な主人公・氷室、
前の高校でΩとのトラウマを抱え、
転校先で出会うのは、先生で運命の番の繊細な伊月。
冷静で理知的な氷室が、
伊月を避けようとする
理性の裏に
抑えようとしても暴走してしまう本能が見どころで
無自覚な嫉妬や伊月からの拒絶・・・知らずに膨らむ恋心には必見!
先生としての立場にある伊月、
理性の裏に押し殺した本心(本能)がいじらしくて胸がギュン!
Ωとしての寂しさ、苦しみ、
描き下ろしで描かれているその不憫さが・・・!
「本能と理性」に翻弄されてしまう
2人の気持ちの変化とともに、
その感情の揺れがひしひしと伝わってくる。
そして、上巻のラストで、
「本能と理性」を超えて、
自分の思考をしっかり持っている氷室の行動がカッコよすぎる!
2人の関係に安心感が生まれるけど、
その安心も束の間、またすれ違いが・・・下巻へと繋がっていく。
猫野まりこ先生の絵がやっぱり綺麗!
エロの描き方も絶妙で、上巻では少なめだが、
伊月のスボン越しに見える大きくなったものや、
彼の妄想シーンにかなり萌えた!
この作品、ちょびちょび単話で追いかけてたから分かる。すんごい切ないの。
でもめっちゃ面白い。
オメガバースの「運命の番」が大きなテーマとなっていて、その"運命"に翻弄されていく激動の物語。"運命"の良いところと悪いところにアプローチしていくストーリーはハラハラとドキドキの連続で、しかも。教師と生徒という禁断の関係も良い刺激剤となっているため、見どころが超満載です!
"運命"に苦しめられたトラウマの過去を持ちながらも、運命の番に惹かれていくジレンマは、このストーリーの見せ場の1つ。運命の力に吸い込まれる2人の姿に何度心を突き動かされたか分かりません。
出会った瞬間から番を求め、欲情を抑えられない本能が激しく共鳴……。
運命の力と本能をまざまざと見せつけられました((((;゚Д゚)))))))
氷室なんて、運命否定派だったのに。伊月に執着していく彼自身の変化は必見です。
最近、運命の番に一石を投じる作品が増えてきたこともあってか、久しぶりにド王道の運命の番ストーリーがきたなって感じで大いに楽しみました。
猫野まりこ先生の描くオメガバースの世界は濃厚で、読み応えがすごかったです。
絵柄とストーリーの調和が素晴らしく、世界観の完成度の高さに感嘆の思いでした。
最後はめっちゃ気になるところで続きます。下巻に早く移動したくて堪らなくなるので、ぜひ上下巻一揃いで購入することをオススメします。
2人の"運命"はどんな運命を辿るのか…その答え合わせを下巻にて確かめてきます。
オメガの女にストー○ーされ、転校してきたアルファでDK3年の氷室。
代理でやってきた伊月先生を目の前にし、運命の番だと全身が暴走し、、、?!!
しかし遮断薬を内服している伊月には、まるで運命だとは思えないどころか、氷室のケアまでする余裕があって、、、
という冒頭。
オメガ嫌いだったはずの氷室。
けれど、伊月先生と出逢い、着実に心身共に変化が起きていきます。
成長、とも言えるでしょう。
というか、猫野先生作品で年下攻めは、めずらしいのでは?? と、読む前から個人的にワクワクしていました。
しかし、やはり読み始めたら年下攻めだろうが猫野節は健在でした!!(褒め言葉)
やはり攻めの執着は最強でしたし、一途でしたし、受けも可愛いだけじゃない。
どえろ(褒め言葉!)ですが、ちゃんと年下攻めの幸せを想う男前だし、優しい大人でしたし。
設定も学園ものなので、細かいところまで独自ルールが決められているなど、オリジナリティ溢れるオメガバでした。
ちなみに上巻は、番となった二人でしたが、伊月より卒業までは関係を隠し通そうと言われ、そうすることになったのですが、、、
教頭先生より二人の関係を怪しむような指摘があったと言われた伊月が、氷室に番の解消を申し出る、超絶切な展開で終わっています!!!泣泣泣
切なラバーと身分差(こちらの作品の場合、教師と生徒という立場の違いですが、、)ラバーとしては、ギュッと胸を抉られ、これぞ猫野先生作品やぁああああ(エセ関西弁、すみません!!)と夜中に発狂し、この良さを誰かに伝えたくなったのは今でもいい思い出です(配信始まってすぐ読んだので、読み終わったのが夜中でした)。
ということで、独占欲強強な年下アルファ攻めと、ちょっぴり(?)えちな年上受けがお好きな方。
それから独自オメガバルールに興味ある方は、ぜひ! まず上巻だけでもいいので、味見感覚で読んでみてはいかがでしょうか。
