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表題作あの夜に道連れ 下

藤ヶ谷 薫
ヤクザ
一条 虎太郎
ホスト

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

『失踪した指名客の居場所を教えないと、1週間以内に殺される――!?』
突然ヤクザに監禁され、監視役の男・薫との同居生活を余儀なくされたホストの虎太郎。
指名客の父親である組長が用事から戻る前に脱走するつもりが、
なぜかどうしても”薫を置いて逃げられない”気持ちになってしまう。
タイムリミットが迫る中、マンションの水漏れ修理をきっかけに
薫と外出したことで、二人の関係が一変する出来事が起こり…?

作品情報

作品名
あの夜に道連れ 下
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
CLAPコミックス
レーベル
KiR comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815530921
4.7

(88)

(71)

萌々

(11)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
412
評価数
88
平均
4.7 / 5
神率
80.7%

レビュー投稿数10

6話「六日目 過去」から一気に空気感が変わり、ラストでやっと息ができるような走り切る強さのある1冊‼

ただただどこまでも愛おしく「守って」あげたくなる2人の「運命」のお話しが読めた上下巻でした。゚(゚´Д`゚)゚。

下巻発売を待って絶対に一気読みする!って楽しみにしていた作品です♡
上巻を読みたい!と思ったきっかけとはまるで違う出口を通った感のある下巻ですが、このルートは私的には大正解でしかなかったです!
(この辺の上下巻の温度差的な事は上巻レビューに書かせていただきました)

ほぼ2人を中心に進んだ上巻に比べて下巻は上巻既出のキャラが活きて来たり、新たなキャラの差し込みで薫(攻め)と虎太郎(受け)の本質的な所が一気に詳らかになって行き、彼らの関係性を手を拳状態にギュッと握りしめながら微動だにせず見守ってしまう読み応えの1冊となっています

お話しの転機はふいに訪れます
監禁生活の攻防戦とお嬢の事件がメインかと思っていたら、、、
一転下巻は彼らの過去にしばらく焦点が絞られます

物語の展開でたまにお見掛けする「実は、、、」的な2人の過去が語られます
この流れに頻繁に出会うと読者としては「またか…」って思ってしまう事もあるのですが、、、
この2人の「実は、、、」は確かにシリアス展開の王道かも知れないけれど、文字ベースでのサクッと回想とかではなく、じっくり”漫画として”攻めの薫視点でその当時の状況や想いがどうだったか、そしてその過去が薫にどう影響したか、を端折らずに丁寧に描き切ってくれていて、、、
とても胸に迫って来て一気にこの作品に対しての向き合い方が変わるような描写になっています

ベッドで寝転がって読んでいたのに…気付いたら起き上がって正座して読んじゃってる位に空気感が変わりました
6話の「六日目 過去」からのストーリー展開がこの作品の大きなコアとなっているのは明白で、そこを読ませる「漫画」が本当に上手いです

そして上手いが故にとても胸に迫って来ます、、、
幼少期の辛い過去などのお話しが苦手な方にはかなり響いてしまうと思うので、、、ここは是非注意をして欲しいと思います

かなり重さもあるストーリー展開なのですが、その張り詰めた空気感をいい意味で壊してくれるのが受けの虎太郎の天真爛漫でありながらも芯を感じさせる漢気
ここにとても救われます。゚(゚´Д`゚)゚。

正直お嬢の件も「え…?」って思う所もありますが、これもまた虎太郎の人としての強さだなって思い、彼が人生を預けるに足る男である事に説得力が増すエピソードだったな…と腑に落ちます

しっかり描かれたエピソードで彼らの為人を知り、2人を幸せにしてあげたくなってしまって仕方なくなるお話し運びにスッカリ釘付けでした

そしてクライマックスに向けて、、、
ここでもまた漫画のパワーを浴びまくります!!!
作画で幸せを感じ、作画に泣かされる、、、
本当に素晴らしい締め括り、、、‼

ここで一気に自分の周りの空気がまた動き出し、そして大きく息を吸いたくなる気持ちにさせてくれます
感動的なラスト5ページ‼♡*:.。.٩(๛ ˘ ³˘)۶♡٩(๑ºั︶˘๑)۶ .。:*♡最高でした!

完璧な終わりでした!!!
完璧故に好き過ぎちゃう、、、!!!
なのでもぅ既にまた2人に会いたくなっちゃう、、、(>ω<)!

そして今作の殊勲賞は間違いなくゴリラ兄貴w!!!
そんなゴリラ兄貴に抱えられたちびっ子舎弟くんとの絵面、、、これに密かに萌えてしまった私(* ̄▽ ̄)フフフッ…

らぶらぶ後日談的な番外編+αとか、、、来たりしないかなぁ~~~ってすんごく思います!!!

電子の特典終わりの薫のえ…えが…笑顔…?www
あれで終わりってwww
あの感動のラスト5ページがこれで上書きされちゃうなんてwwwっていう気持ちも正直ある!(笑)めちゃ笑わせていただきましたが♪

なので、、、是非とも、、、素敵な笑顔で笑い合う薫と虎太郎withゴリラ×舎弟、、、拝めたら嬉しいです .゚(→ε←*)゚ .゚!!!!!


修正|上巻に引き続き白抜き界隈での良修正!グレー枠線ありでカタチワカルヤツ♡(上巻の方がより良かった気もする、、、気のせいかな?)

5

最高の裏切り!

上巻を読んで、下巻を追うか迷っていました。
普通のヤクザもののお話なのかと...。

まさかまさか!鷹先生に限ってそんなことっ!

序盤でもう大号泣!!先生に完敗(乾杯)!!

3

薫の笑顔。・゜・(ノД`)・゜・。

最後の薫の笑顔。゚(゚´Д`゚)゚。
私は薫の笑顔のページで5分ほどフリーズしました。
あまりにも眩しくて。。
まだ終わってない、続きがあることもわかってたんです、頭では分かってたんですが、目が離せなくて…こんな経験は初めてです。

「あの夜」がいつのことなのか…それがわかったときには胸がつぶれそうになります…
でも、だからこそ、薫と虎太郎の想いが結ばれたこと、最後の二人の笑顔が見られたことに胸がいっぱいになります。

この作品に出会えてよかった!大好きです♡

3

涙あり、笑いありの最高で最強の後半戦

2人の過去エピが泣ける……。゚(゚´Д`゚)゚。

最初、拉致ってレイプした流れとは思えない。
まさかの繋がり。まさかの展開。こんな結末誰が予想出来たでしょうか。
下巻の回収劇は見事でした。そんで、ちょーーー面白くてハッスルしました!( ´∀`)

下巻は控えめに言っても最高です。
薫から放たれる好きのビームが、いやはや……大いに萌えました。
寡黙な男のデレっていうのはどうしてこうも萌え心を刺激して止まないのでしょうか。
虎太郎に惹かれているのもそうだし、虎太郎がまさかの運命の相手だと知ってからは、もうすんごいの薫の愛が(´⊙∀⊙`)
下巻は薫視点も多くなってくるので、彼の心内がバッチリ覗けます。薫サイドから語られる過去は胸がひどく痛む内容もありますが、虎太郎との関わりによって救われていく心情描写に涙腺崩壊、涙がダバダバ……神エピ過ぎて完全降伏でした。

終盤にかけても、ハラハラドキドキの展開が目白押しだけど、2人の愛がどんどん育っていくことの幸福感たるや……萌え死にです。
薫のキスエピソードを聞いて更に気持ちは、Go to heaven。最高のシーンをありがとうの気持ちでいっぱいです!
何だかんだで皆良い人ばかり。2人を応援する気持ちが温かくて、最初の拉致監禁レイプが夢のように思えるエンディングでした。


上巻から時間が開いちゃって気になってた下巻でしたが、無事に見届けることができて良かったですε-(´∀` )
最高の読後感に大満足!幸せに満たされました。

2

最高以外の何者でもない!!

下巻めちゃくちゃ感動しました!ハピエンになって本当良かった〜!
子供の頃の二人の話が間にあってそれもあって余計に涙腺が緩んじゃいました!!
展開が目まぐるしく進んでいくなかでえろも程よくあり、相変わらず琥太郎に振り回されるかおるさん。
でも、お互いに過去に大切にしあっていた存在だと気づき余計に気持ちが昂り。とにかく、死に物狂いでヤクザから逃げたのだけれど、最後は組長の娘である嬢がこの事態に自ら連絡し一件落着!
てか、続編とかスピンオフとかほしいー!期待してます!!

0

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