SS付き電子限定版
清掃王子&腹黒エリートが大企業の裏の闇を暴く!! 最強の相棒が恋人へと進化する完結編♥
上巻でキスしたところで終わっていて、続きが気になりながらの下巻。
今度は受けが熱を出し、救護室に運ばれます。
その後、攻めの生い立ちが明らかになります。
攻めは大手建設会社の社長の婚外子として生まれて、養育費は母親に使われ、兄が大学の学費を出してくれたという苦労人でした。
既に社長を退いて会長になっている攻めの父親が社長時代に粉飾決算や耐震偽装などの不正をやっていたため、社長である兄と協力して不正を明らかにし、その後は会社を辞めるつもりでした。
受けの見舞いに行った際、そのことを伝え、好きだと告白し、最後まではしませんが性的な関係を持ちます。
受けを巻き込まないために一旦は別れを告げますが、社長のほうが一枚上手で、攻めが会社の不正告発の記者会見を開くのに合わせて社長も動画をアップして耐震偽装を明らかにし、辞任を発表します。
結果的に攻めが事前に動いていて、記者会見の二日後に週刊誌が耐震工事については何年も前から社長が保障を行っていたという記事を出したことで、会長だけが逮捕されて社長は残留することになったようです。
最後は攻めは会社をやめて建設会社を立ち上げ、3年後に弁護士兼税理士として受けも合流することになるのですが、その年の税理士試験や司法試験の予備試験には間に合わなかっただろうから、翌年以降受験し、順調に本試験にも受かったとしても、実務経験や司法修習期間が必要なことを考えると、いくら天才でも3年で両方の資格を取るのは体力的に無理ではないかと思いました。
あと、耐震偽装の公表が記者会見ではなく動画配信というのも、どうかと思います。
当て馬らしい当て馬も出て来ず、恋愛面では物足りなかったですが、骨太のストーリーで攻め受け両方に兄弟の絆があり、BL抜きで読み応えのあるお話でした。
あまりにも良すぎました。
上巻も最高に良かったのですが、下巻はさらに素晴らしかったです。
おもしろさをどんどん更新し続けながら、すっきりとわかりやすくまとめ上げてテンポ良く読ませてくれるのがすごい。
登場人物たちの関係性に重きをおいて作品を読んでいる方や、バディというワードに心惹かれてやまない方にはたまらない大充実の上下巻なのではないでしょうか。
あー、おもしろかった…!非常に読み応えのある作品でした!
社内の内部告発と梶と虹郎の関係性についてがメインに描かれていた上巻。
上巻で下地がしっかりと作られた状態からまた一歩踏み込んで、梶たちが時間をかけて少しずつ下準備をしてきた目的にやっと辿り着くわけなのですが…
一連の流れと展開に破綻がないのはもちろん、お堅めすぎない塩梅で読ませつつ、BL作品としても人間ドラマとしてもグッと掴まれ魅せられてしまうのだから本当に見事の一言です。
着地点も今後を想像したくなるような結びですごく綺麗でした。好きだなあ。
そして、うれしいことに下巻では恋愛面が一気に進んで特大級の萌えが加わっていくではありませんか!
元々の信頼関係が強固な2人の恋愛ってこんなにも破壊力があるのか…と頭を抱えるばかりでした。
お互いに距離が近いのが当たり前すぎて、どこからどう見ても好きなことが周囲にだだ漏れなことに気が付かない両片想いな図にも萌えましたし、もっとぐいぐい押すのかと思いきやとんでもなく初心だった虹郎がかわいすぎます。
オフ状態の梶が虹郎にだけ見せる、年上らしさが見えるとびっきりの甘い顔と言葉もツボにどすどすと刺さり、やり取りからなにからすべてに萌えてしまった…甘やかし攻めっていいなあ…!
オン時のバディ感とオフ時の甘い雰囲気のギャップにやられました。こんなの大好き。
BL要素もバディ要素もお仕事要素も摂取できるうえに、ひねりの効いたストーリーと兄弟愛までたっぷり詰まっていて、これはバディものBLの傑作かもしれないぞ…と1人興奮しています。
その後の彼らに会いたくなってしまいますね。
間違いなく最高のバディでした!
しばらく前にレビューがいくつか上がっていたのでこちらの作品読んでみました。
倫敦巴里子先生の作品を読むのは初めてでした。上下巻読んでのレビューです。
大手ゼネコン部長の梶に誘われて時給1万円でスパイ活動を始める虹郎。
最初はあまり恋愛要素なかったですが、梶のために時給1万円とは言え何でもやってくれる虹郎って健気で可愛いです。
梶はめちゃくちゃ仕事のできる本心がわからない人だと思っていたら、結構チャーミングな一面もあってそのギャップが良かったです。
梶も会社の為に会社に不要な人物を排除しているのかと思っていたら、別の目的もあってという、ストーリーがしっかりしていて恋愛要素薄目でも物語の力で一気に読めました。企業物としても面白いですし、下巻ではしっかりラブもあってとても素晴らしかったです。
倫敦巴里子先生の他の作品も読んでみようと思います。
2人の関係にラブが入ってきて気になりすぎて上下巻一気読みしました!
自分からキスしておいて、梶を壁ドン(足)して「キスしたくらいでビクビクしてんじゃねえよ!!」という虹郎(受け)
ツンがすぎる!(爆笑)
いいですね、クールな強気受け。彼、ブレないです。
そんな虹郎も好きなのですが、それ以上に下巻で攻めの梶が刺さりまくってしまいました。
だって、だって、だって…こんなナリして昔ヒモだったって…。(※諸事情あり)
そりゃあ色事にも慣れてるでしょうよ、ちょっぴり嫉妬醸し出す虹郎にサラっと甘いこと言うし。
色っぽいシーンでも虹郎と梶が普段のやり取りしてる雰囲気も好きだし、
ハジメテな虹郎が可愛いし、
そんなシーンの攻めの余裕と余裕の無さと男の色気!なんなん!!もう好きすぎたんですけど…。
しかも、普段からだだ漏れてた!虹郎可愛くて仕方ないって。
上巻のアレもコレもそう読んで良かったってことですね??下巻読んだら上巻読み返しちゃって永遠のループです。
梶のしれっとした顔に隠されてた、むしろ表情&感情豊かな部分が下巻で見えてきちゃって…もう…。
時々おじさんぽくて、時々可愛くて、ちょいヘタレて、虹郎に甘えて、普通にシゴデキでかっこ良くて梶って奴は…。(刺さりすぎ)
自分が兄にやってもらったことを、今度は虹郎&楓にしてあげてるの感無量です。
気づけば、BのLで興奮してばっかりですが、バディものとして本当に面白かったです!
お話の大きな主軸である内部告発に関しても、しっかりと読みやすく分かりやすくなっておりスムーズに楽しめました。
さすがの倫敦巴里子先生で、絵もお上手だし、細かい描写や描き分けに唸りました。今回は骨太ストーリーに萌えも掛け合わされて、たくさんの人に読んで欲しい作品です!
またこの2人に会いたいな~~!
表紙が好きで読んでみました。とても面白かったです!!
文中にもBuddies=「信頼し合ってる悪友」って出てきますが、このタイトルの通り相棒ってところが肝でした。
2人には揺らがない信頼がベースにある。
相棒として仕事を介した関係が抜群に良いからこそ、恋愛もうまくいくのかなと。
虹郎は最初から梶に惹かれていたみたいですが、、、。
梶も素敵ですが、今回はやはり虹郎の優秀さが
際立っていて、1をお願いすると、100で仕上げてくる虹郎はほんと素晴らしい‼️
それも、梶への愛と信頼があるからそこまで頑張ることができる。下巻の後半とくに可愛かった‼️
虹郎のキスから、少しずつ虹郎を意識し始める
キスだけでビクビクしてんじゃねーよと虹郎が梶にキレるところがもう最高でした‼️
とにかく風邪を引かないように自己管理してきた虹郎が、風邪をひいている梶にキスして罹患するところから、虹郎の梶に対する大好きな想いがわかります。
梶とお兄さんの関係も父を失脚させるという目的のために、相棒のように組んでいる。
楓と虹郎も仲良しで関係は良好。
周囲はみんな2人の恋愛を暖かく見守ってくれていて、それも良かった。
とても楽しく読みました‼️