異質(アノマリー)な縁が繋ぐ再会ラブストーリー 上下巻 同時発売

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83

アノマリーライフ 上

anomaly life

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表題作アノマリーライフ 上

深海蛍
晶の従兄弟、27歳、過去が見える、飲食業
空木晶
蛍の従兄弟、28歳、未来が見える、調査事務所調査員バイト→トレーダー

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

幼い頃から晶には「未来を見る力」があり、従兄弟の蛍には「過去を見る力」があった。
特殊な能力ゆえに恐ろしい経験をしてきたがお互いが側にいれば乗り越えられた。
ある時、蛍からキスされる『未来』を見た晶は、戸惑いのあまり彼から逃げ出してしまう。それから10年後、突然晶の前に現れた宙に浮かぶ蛍の姿。「まだ死んでいない」という蛍から今すぐ助けてほしいと求められるが──。

作品情報

作品名
アノマリーライフ 上
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292840

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83

4.5

(193)

(136)

萌々

(42)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
22
得点
878
評価数
193
平均
4.5 / 5
神率
70.5%

レビュー投稿数22

紙とペンのご用意をおススメします!

上下巻読みました!!

あらすじ読んでファンタジーかな?と思い、1話の試し読みをしてみて流石日高先生の描かれるファンタジーだけあって重厚感があるな、、、と思い、当然先を読みたくなり購入です⸜⸜٩( 'ω' )و //

上巻だけではきっとまだまだ「何が何やら。。。?」という部分が多いとは思います
それでも信じて読んで下さい!!

上巻はとにかく蛍(攻め)と晶(受け)の体質や彼らと関わる人物に慣れていく巻だと思って進むと良いかと思います
目の前で起こる事を追いながら、人物相関図や時間軸、登場人物の気になるセリフなどを整理しながら読む楽しみもあるので、お好みで時間を確保して紙に書きながら考察していくのも面白いと思います♪

お話しの軸はファンタジーが軸ではなく、”アノマリー”=”異質”な能力がベースにあるミステリーとサスペンスをバランス良くブレンドした作品となっていました

あ!BのL要素は繊細な心の機微を感じるタイプでゴザイマスがちゃんと彼らの能力故のスパイスが効いてます、、、‼

なので、、、ストーリーの全体感はミステリー、BL部分はこの2人ならではの設定を活かした展開といった感じの「この作品らしさ」を十分に感じられる作品かと思います!!!

作品の特性上今回はネタバレ無しがおススメなので上巻レビューはこの辺で、、、(ΦωΦ)フフフ…

修正|不要

12

一度読み始めたら、ページをめくる手が止められない。

楽しみに楽しみに、本当に心待ちにしていた日高ショーコ先生の新刊!!
上下巻通して読み、もう一度上巻を読み返して…の感想です。

もう、もう、、
最高すぎてぼうっとしてしまう。。未だ興奮冷めやりません。

特殊能力を持つ従兄弟同士×再会ラブストーリー。
(※大きな大きな愛だけど、直接的なエロ描写はなし)

レビュータイトルどおり、一度読み始めたらページをめくる手が止まらないし、
上巻を読んだら迷わず下巻へgoしてしまうと思います。

そのぐらい読みながらドキドキ、ハラハラ、そして興奮したお話でした。
特にミステリー好きの方には本当にたまらない面白さだと思う…!!!


大きなネタバレはなるべく避けて以下あらすじ・感想を書きたいと思います。
(未読の方はご注意ください)




主人公は「未来が見える」という特殊能力を持つ晶(受)、
28歳の元信用会社バイト(覆面調査員)。
今はバイトを辞め、株で生計を立てホテルを転々としながら生活しています。

そんな彼には1歳年下の従兄弟・蛍(攻)がいるのですが、
彼とは10年会っておらず、連絡もとっていません。

そんなある日、いつものように宿泊先のホテルで眠っていたところ、
突然”大人の姿”の蛍が霊のように現れ、「今すぐに俺を助けて欲しい」と告げます。

翌日、連絡のつかない蛍の住所を訪ねていくと、そこには
傷を負って大量に出血し、倒れた”未来の蛍”が倒れていてーー

と続きます。


もうこの時点で、「一体蛍の身に何が起こったんだろう!?」とドキドキ、
興奮していたのですが。


読み進めるうちに、自分の大きな”誤解”と思わぬ”時間軸の交差”に気付かされ、
自分の心臓の音が聞こえてくるかのようなゾクゾク感を味わいました。


ああ、そういうことだったのかー…!
巧妙なミスリード、見事すぎる。。

”現在”軸で連絡もとり合えず、直接会うことも叶わず、すれ違う二人。
過去の二人のすれ違い。
二人それぞれが持つ特殊能力。

+、香りたつ蛍→晶への想い…


全てが絶妙なバランスで絡み合っていて、最高に興奮する。。

上巻のラストも、「これ、もう続けて下巻を一気に読むしかないよね!?」という
気になりすぎる終わり方。


果たして二人は力を合わせ、未来を変えることができるのか。
二人の本当の意味での”再会”は叶うのか。
そして関係性はどう変化していくのか…

下巻まで一度一気読みしましたが、より深く味わうために
もう一周してこようと思います。

何度も何度も味わい、考えたくなるスルメのような(例えがアレですみません;)
ミステリー/サスペンス。

ラブ描写薄めでもまっっったく気にならないほど、のめりこんで読んでしまう
圧巻のお話でした…!・:*+.

7

オカルト好きをも唸らせる、超ド級レベルの神作だった

当方オカルト大好きなので、本作の購入はやや渋っていました。
もしオカルト的に「いやぁ~、そうじゃないんだよなぁ~」な描写があると萎えるので。
でも他でもない日高さんなので、きっとオカルト関連のこともきちんと調べて描き切ってくださるだろうという期待を込めてポチリ。

「横に川がある家は出やすい」「電波をどうこうできる」「消えているけど気配はある」「隔世遺伝」と界隈でなじみのあるワードが並んだので、ホント大船に乗った気持ちで読み進められました。
さすが色々と分かってらっしゃる!
電子機器との相性が悪いのは霊能者あるあるだし(霊能者御用達の車メーカーがあるぐらい)、霊体によってはケータイも自由に操れたりします。
相当調べてくださったか、もともとオカルトお好きなのかなと思いました。

<注意点>
・流血シーンあり
・オカルト好きじゃない人にはちょっといろんな繋がりが分かりにくくてキツいと思います。
でも日高さん著作が大好きな方ならイケるはずなので、ぜひトライしてみてほしいです。
とにかく「パラレルワールド」を意識しながら読み進めてみてください。
・ハッキリと明文化されない描写方法が多用されているので、状況を全て細かく説明してもらわないとモヤモヤするタイプの読者さんには不向きです。

そして最後にこれだけは言わせてください!
BL描写は!ありまぁす!(うるさい
すごく自然でした…!

<こんな方にオススメ>
ちゃんと男っぽい、猫目三白眼の受けがお好きな方

6

BLの枠に収めておくのがもったいない

ファンタジーなのか?リアルな世界なのか?そんな曖昧な境界線の舞台で巻き起こっていく謎解きエッセンスがすごいですね。現実と未来の世界が交わる奇々怪界なストーリーにすっかり没入でした。

疎遠になっていた従兄弟の蛍がいきなり枕元に立って助けを求めることから物語がスタートするのですが、これはホラーマンガではありません。身体は浮遊してますが蛍は死んでなどいません(笑)
因みに、晶に助けを求めてきた蛍は過去に存在していたモノが視える体質で、晶は未来が視える体質です。いや、もう色んな設定が盛り盛りで、どこをどう見たら良いのか困りました((((;゚Д゚)))))))


えーと。。。これ、BLで合ってますよね?(・∀・)
名探偵◯◯◯とか◯◯◯少年の事件簿的な話ではないんですよね?
ちょいと…どころかかなりシリアスな謎解き展開へと進むストーリーに目が離せませんでした。

かといってBLの部分が疎かになっているかと言うとそうではなくてですね、2人の間には不思議な能力で結ばれる絆だったり、蛍から向けられる晶への想いだったりが描写されていて、しっかりと2人の間に芽吹く恋の姿を感じとることが出来ます。
晶は未来が視える力によって蛍の想いを知り、距離をとってきたのですが、それが10年の時を経て、予想外の方向からまさかの再会。事件の顛末も気になるけど、自分に好意を向ける親友との再会で、2人の関係がどう動いていくのか気になって仕方ありません。


上巻を読むなら下巻購入はマスト。同時購入をオススメします^ ^
事件もBLも読み応えの塊でした。
これから下巻を読むのが楽しみです。

3

すごい…

あらすじを読んだ時点で惹きつけられるところがありましたが。
読みはじめるとただただ夢中で読み進めてしまうくらい、作品自体の求心力がものすごい…!
さすが日高先生の作品だな、という感じでした。

がっつり恋愛絡みなお話ではなく彼らの不思議な力がメインにはなっているけれど、
ふたりを結ぶ空間の中には小さいながらも存在感のある恋愛感情が描かれていて、
そこを掬い取っていくようなドキドキ感がたまらなかったです。

たくさんの非現実的なことが起こっていきますが、一つひとつのエピソードがすべて次に繋がっていくので、複雑な分めちゃくちゃ読み応えがあります。
読み進めるほど深くなっていくストーリーに釘付けでした。

さまざまな"謎"を持ったまま下巻へと向かうことになりますが、すべてが繋がってからまた読み返す楽しみがあるなと感じた上巻でした。

3

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