電子限定特典付き
とにかく、何も情報をいれずに一度読んでほしい!
そして、最後まで読んだのならまた最初から読んでほしい!
そして、カバー下の希望くんの言葉に頷きまくりです。
読んで一番印象が変わるのが攻めの京。
おっ、まじか……という感じ。
ドン引きするけど、さらっと描かれているので、笑い飛ばせます。
受けの真司は印象変わらず。
チョロくて、過保護なブラコン。
真司の弟の希望くんもちょっと印象が変わるかも。
タイトルの“ハッピーエンドでお願い”は希望くんの言葉なのですが、そこに含まれてる想いにうるっと。
先行レビューでも散々書かれておりますが、ボリュームがすごい…!
そして、そのページ数の厚み分、溺愛もどっしりでした!
ゲイの真司は片想いしていた上司の結婚式の帰り、
行きつけのバーでヤケ酒中に隣の席に座っていた京から声をかけられます。
自他ともに認めるブラコンな真司の弟話にも
楽しそうに付き合ってくれる京に好感を抱く真司でしたが、
酔い潰れて終電を逃した結果、京と熱い一夜を過ごすことに。
レーベルがQpaさんなのでエロかろうとは思っていましたが、
それでも一度のエロがこれでもかというくらいに濃厚で過激!
ホテルに連れ込まれぐいぐい迫ってくる京に最初こそ
「簡単に流される俺なんかじゃ…」と拒もうとしていた真司ですが
気付けば初めてとは思えないほどぐずぐずにとろかされ、
京の容赦なき激しい責めにどエロを堪能させていただきました///
そんな濃密な初体験にエッチどころか恋愛だって初めての真司が
心とらわれないはずもなく…その日から脳内は京一色に。
そして、自分に会うためにバーにやってきた京と無事再会を果たし、
甘い言葉で口説きまくってくる京にあっという間に陥落してしてしまいます。
晴れて恋人同士になり、包容力溢れる京からの溺愛に
ずぶずぶと沼ってゆく真司でしたが、実は京には秘密があり…。
イケメンな上に一途で溺愛攻めってあまりにも非の打ちどころがなくて
怪しい…とは思っていたのですが、なるほど。
後半に京の口から明かされる真相は予想以上に予想外で、
見た目の爽やかさとはギャップのありすぎる執着と激重愛にびっくりでした。
京との出会いに至るまでの真実を知った真司が全てを聞かされて
引いている描写がありますが、確かにコレってイケメンじゃなかったら
結構ぞわぞわ案件かもしれません。
真司の中に京への愛情があるからこそ、“一途”や“純愛”という
好意的な受け取り方ができるけれど、一歩間違えればストーカーですもんね笑
「ちょっと陰キャぽくてしつこそうだし」と見抜いていた真司弟の勘は
正しかった!
ただ、個人的には執着攻めスキーなので、
スマートな恋人と思われた京がまさかこんなに拗らせていたなんて、
むしろ萌えどころでしかないし、真司との関係を終わらせたくなくて
家まで訪ねてきたり(家は過去の真司の話を元に探し回って突き止めました)、
ヤバすぎる己の執着癖をショボン顔で自白する姿すらも可愛く見えて
きちゃいました。
年下だけど包容力の塊で、溺愛執着攻めで、逆に素顔の方が大好物すぎました。
大ボリュームではありましたが、ピュアな真司と健気で愛が激重な京の
イチャ甘に終始ぎゅんぎゅんしっぱなしで甘々にニヤニヤしていたら
あっという間に読み終えてしまいました。
お腹いっぱいのあまあまハピエンをありがとうございました…!
途中、真司と京との三角関係フラグが立ちかけた真司弟くんは
今(中学生)は可愛いけれど、あとがきでの成長ぶりから見るに
将来的には有望な攻めになりそうだなぁ…なんて後日イラストだけで
スピンオフを予感させられちゃいました♪
表紙だけ見ると昔からいるBL作家さんの作品なのかなと思わされるも、内容や絵の綺麗さは今時感を感じました。濃厚な合体シーンは多いものの内容もしっかりあるように感じられました。また、内容はありきたりに感じられたものの、ボリュームたっぷりなうえ、2人がどんどん深まっていく幸せたっぷりな作品でもありました。ダーク系や病み系が苦手お互いが想いあってるらぶらぶ的なものが好みの傾向な方にはきっとハマるであろうとも思った作品でした(=^・^=)
とても分厚い、大ボリュームな1冊。
すごい読み応えです。
先生の作品はエロが濃厚なイメージなんですが
今作もそれを裏切らない感じでがっつりエロを楽しみつつ、楽しく恋の行方を見守るようなお話でした。
勢い任せなワンナイトから始まるふたりの関係。
真司は弟思いの良いお兄さんだけれどそれ以外のことには鈍そうというか…
しっかりしているように見えて肝心なところが抜けていそうな危うさを感じて、
この出会いによって彼が傷付くような展開になるのではないかとちょっぴり心配でした。
というのも、ものすごく大人でスマートな京の振る舞いが"できすぎてる"感じがしたから。
なんですが、そこから彼の正体があっさりと明かされて心配は不要だとわかったあとは
ふたりの絶妙なすれ違いごと楽しめるようなストーリーだったなように思います。
京が本当のことを言えるまではハラハラするような場面もあって、真司の出方によっては悪い方向へ進む可能性もあったけれど。
特に波乱や大きな戸惑いもなく受け入れ、拗れることなく幸せなところへ着地。
弟くんもわかってくれて、誰も傷付かない優しい結末で良かったです。
ただ。真司がブラコンすぎるのは良いとしても、
彼の目を通して見る弟くんがいつもキラキラしているのはしっくりこなかったかな、と。
キラキラ輝いて見えるほど可愛くて仕方がないってことなのでしょうけど…
そんなにキラキラさせなくても十分に愛は伝わってきていたのになーと思ってしまいました。
報われない片思いをしていた上司の結婚式の帰り、隠れゲイな真司は、まさかのゲイバーで隣に座った聞き上手なイケメンと気付けばラブホに。
酔い潰れて終電で帰れなくなった真司を連れてきてくれたというそのイケメンと、裸で一夜を共にしたことが恥ずかしく、耐えきれずその場から逃げ出してしまう。
が、後日そのイケメンと再会し、、、
という冒頭。
このお話の受けである真司は、実は歳離れた弟ラブ♡でもあって、受験生である弟の塾の送り迎えをしているのですが、そこでなんと攻めの正体が早々にあれ……?? これって……??
と、なるわけです。
この秘密がいつ真司にバレるんだろう?? と、ヒヤッとするわけですが、存外甘々えちえちデートを重ね続けていて、比較的ずっとハピエン! みたいな甘い空気感が漂っていました。
個人的に、年上好きな受けでしたが、自分よりも7歳年下で、しかも学生さんから年上と思える雰囲気出てるのかなあ、、、という疑問は脳裏を掠めましたが、溺愛ネトストわりと様子おかしい攻め(まりあげはの好みの攻め)だったので、すべておkとなりました。
終盤になると、大好きな弟も男が好きで、実は塾の先生が好きと判明し、それが攻めなのでは?? 疑惑が浮上したり、わちゃわちゃし始めます。
が、無事にタイトル通り、ハピエン♡となりますので安心してラストまで読める1冊でした!!
ちなみに、あとがきページの、大きくなった弟くんと三つ巴? 的なお話も読んでみたいなあ///と思ったのは、まりあげはだけでしょうか??