電子限定特典付き
同僚で親友の2人がくっつくまでのお話。
歩(受)は渡(攻)のことが好きで、でも今の親友ポジションを壊したくなくて想いを伝える気はなく、でも渡を狙う子は排除している
最初は歩が告白して渡がだんだん意識してく感じかなと思ってましたが渡は全部気づいてるタイプの男で良い意味で裏切られました◎
私的に、攻→→←←←受の構図が
攻→→→→→→←←←←受 となる作品が大好きでして、まさにその構図になる2人でした!!
一緒に暮らし始めてからの2人も読みたいな、と思える作品でした( * ॑꒳ ॑* )ノ☆
高橋なめ子先生のプライド高めで素直になれない受けは前作の「クロ、お嫁さんよ」でも最高でしたが、
今作は更に磨きがかかっており萌えすぎて中盤以降悶え苦しみました。
攻めも嫌味なく無邪気で良い奴で、でも悪戯心が湧いてちょっと片思いしてる受けをつつくシーンがあり、それもまた萌え萌えでした。
同い歳同僚親友の2人が仲良いまま同棲して生活を営んでいく終わり方も感動しました。
高橋先生の前作がとても大好きだったので今作も楽しみにしていました!今回はファンタジーとは真逆のリーマン物!ですが、リーマンリーマン……のいわゆるお仕事BLではなく片思いに奮闘する所に焦点が置かれているので堅苦しい感じもありません。さらに先生の描かれる可愛い絵柄とテンポの良いクスッと笑えるポイントが何度もあって楽しく読ませて頂きました。
攻めの渡、受けの歩は共に外商部のエリートサラリーマン。渡は体育館系完全無欠のモテイケメン、歩は王子系キャラで並ぶとオーラが2倍……と言われているふたりですが、実はふたり共会社で見せる顔とお互いプライベートに戻った時はギャップのある姿があります。そして歩はそんな渡に片思いをしていて、渡に近づく女の子を遠ざけるために色々奮闘するのですが……。
歩のギャップのある性格と、渡と付き合えなくてもいいからずっと一緒に居たいという健気さが可愛かったです。また、渡も歩が別の誰かを……と考えた時に盗られたくないと思う所が素敵でした♡
アラサーとは思えないぴゅあな恋をゆっくり勧めて行くふたりが可愛かったです♡
リーマンBLは苦手なのですが、表紙・絵柄が好みなのと、受けが攻めに対して一途に片思いを長年しているというシュチュエーションが好みだったので思わず手に取りました!
読み終わったときに、「あ〜!!これはいい物を読んだ!」と感激しました。どちらもハチャメチャに顔がいいのも最高です。
攻め:海老坂 渡
受け:猪野 歩
歩が長年、渡に片思いをしていて両思いが叶ったときに、嬉しい気持ちだとか幸せな気持ちでいっぱいいっぱいになった気持ちで泣いてしまうところに良かったねえ〜(泣)と涙を流しそうになりました。歩は感情が出やすいので本当に愛おしいです(泣)
歩は渡に惚れさせるために、普段から美意識が高くてボディクリームを塗ったり服を買ったり拡張してみたりと、そんなひとつひとつの行動が可愛くて仕方なかったです!
歩から見た渡はいつだっていい表情をしているのですが、好きを実感してからの渡→歩の表情の見え方の変化もたまらなく可愛いです(泣)
お互いが素で入れる友達関係から恋愛関係に発展する話はあるあるですが、こちらは結ばれるまでが丁寧に書かれており、これこれこれ!となれて本当に出会えて良かったです。続編希望!!
追記
えちシーンは少なめです。
キス(舌入れ)、指入れ(アナル)、正常位
友情から愛情になる描写が丁寧に描かれていました。異性でも、夫婦くらいになるとどちらかというと親友というか同士なので、親友のままで愛情もあってっていう関係性がホントに憧れる理想の2人だと私は思えました。こういうBがLしている作品が本当に評価されるべき作品だと思います。だって、出会えて良かったね。海老坂渡には猪野歩だよね!って、読み進めるほどに確信したから。私は筋肉しっかりめの腹筋バキバキの作画が好きですが、こちらの作画はどちらかというと少女漫画寄りでした。でも、線がしっかりしているのと目の表情の描き方が特に良かったので作品とマッチしていて好きな作画でした。
もっと評価されるべき良作だと思います。
アワードで入賞して、注目されて欲しいです。