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ずるい君との友達ごっこ

zurui kimi to no tomodachi gokko

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表題作ずるい君との友達ごっこ

織見 ガク
高校2年生→20歳
榊原 サトリ
高校2年生→大学生

その他の収録作品

  • After that

あらすじ

剣道部のエースで人当たりが良く、クラスの中心だった高校生の榊原サトリは、窮地に陥っていた。二年生に進級し、仲の良かった友人とは全員離れ離れ、加えて不運なことに新学期初日から部活の朝練があり、教室についた時にはもうグループが出来上がっていたのだ。 「愛想よくいるようしつけられたけど、本当は人見知りで、話しかけるの苦手なのに……!!(泣)」 疎外感から教室で気配を消していたサトリだが、後ろの席に座った、校内ではあまり見かけたことがない物静かな青年・織見ガクに声をかけられる。今までの交友関係になかった大人しくも不思議な迫力のガクに初めは驚いたものの、愛想を振りまいて隠していた内向的な本質を見抜かれ、彼の前だけは繕わない姿でいるうちに、感じたことのない想いが募っていくサトリ。しかしガクには、サトリに隠している秘密があって……? 夢を追う高校生たちの、不器用な初恋青春ラブストーリー!

作品情報

作品名
ずるい君との友達ごっこ
著者
鮭だらけ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855601
3.9

(30)

(9)

萌々

(13)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
118
評価数
30
平均
3.9 / 5
神率
30%

レビュー投稿数11

【キスしてみるのはーーーーだめ?(ガク)】


エロス度★★

おやおや。高身長イケメンから友達以上の感情を向けられてしまう剣道男子がかわいいですね。

ガクとサトリが紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

ガクとサトリの身長差に萌えまくりで、〝友達〟からスタートしていく不器用な高校生同士のアオハルな恋模様がエモくてとてもよかった。また、ガクの一途さ・独占欲がたまらなく、最初にガクからサトリに声をかけたことに意味があったのが尊い。

恋愛が苦手であったサトリがガクのことを知りたい気持ちや自分だけを想ってくれるガクに心揺らいでいくのもたまらなく、余裕がないガクの顔もナイス。

0

二人以外全員蚊帳の外

二人の雰囲気がすごく良くて、阿吽の呼吸みたいに簡単に相手を理解できてるのがすごく良いし、互い尊重して、相手の気持ちを大事にしてるのもめっちゃいい。

0

再会から湧き上がるアオハル恋

切ないシーンもないし、嫌なヤツも登場しないし、2人の恋や恋愛をじっくり追っていけるアオハルBLだと思います。
子どもの頃に実は出会っていて、攻めのガクの方はサトリのことをずっと好きでいたという執着ぶり。サトリの方はガクのことを忘れたまんまですが、2年に進級してクラスメイトとなった2人は意気投合し、親交を深めていくことになります。

昔からサトリを好きだったこともあり、ガクの独占欲ムーブはなかなかのモンです。好きな人を取られたくないとジェラるイケメンの図はニヤニヤしますし、ワンコのようにサトリにくっついてる姿も大型犬みたいで可愛かったです( ´∀`)
背が高くイケメンのガクは俳優として活動する別の一面も持ち合わせていて、元を辿ればサトリがキッカケで芸能の道に進んだという背景があるんですよね。そう考えると、ガクの表の顔も裏の顔もサトリ一色なんだなぁと思ったり。そりゃ、好きになるわとガクの重い感情に納得しきりでした。

サトリがどう自分の感情に向き合っていくのかが、このストーリーの焦点です。ガクは絶対的にサトリのことが好きなので、サトリがガクへの想いにどう応えていくのか、その距離の縮め方も見どころです。
この辺りの流れは作者さんが丁寧に描いてくれていることもあって、心情描写を含めて引き込まれましたし、2人で過ごすことができる限られた学園生活を楽しむ青春の趣きも良かったです。


だんだんとガクの想いに気持ちが追いついていくサトリの好き感情にニンマリしつつ、キスのその先へと関係を深めていく親密さをドキドキしながら見守りました。
ストーリー的にはドキドキやキュンも楽しめる仕様ですが、なんとなく話が表層的というか、心の中から湧き上がる熱い想いに浸るだけの深みはあまり感じなかったかな。サラッとしてるっちゃしてるかもですが、クセの強いストーリーじゃないので、万人受けする内容だと思います。BL初心者さんも手に取りやすそうです^ ^

男子高校生の恋心にピッタリと寄り添ったアオハル感をお求めの方はぜひ♪

3

ずるくはなく、ドキドキ感強いアオハルBLでした!

高校2年に上がるクラス替えで、仲良かった友達と離れ離れになった剣道部エースのサトリ。

人見知りなうえ、出遅れてボッチを覚悟していたら後ろの席に座った背の高すぎる男、織見ガクが話しかけてくれて意気投合する。

一緒にいて居心地のよいガク。

けれどガクは、実は駆け出しの若手俳優だと人伝に知り、、、
というお話。


芸能BL好きなまりあげはさん。
とくに、攻めが芸能人だと萌え滾るので迷いなくご購入です。

バーズコミックスということもあり、全体的に緩やかなアオハル展開が続きます。
そして実は芸能BL要素だけではなく、再会BLでもあるのです。
幼き頃に怪我したガクは、メンタルの部分でも大きくサトリに助けられていたというエピソードが。


それから終盤、俳優業も忙しくなってきたガクが学校を辞める選択肢を決意し、サトリに伝えた瞬間は切なかったですし、またサトリも優しいので尊重しようと寂しさを押し殺して応援しようとする健気さは、切なキュンとしました。


結果、ガクは通信へ転校することになりました。
離れ離れになって、その後ガクのいない学校行事を送ることになる~的なサトリのモノローグに、かなりの切なさを覚えていましたが、やはり実際にガクのいない学校生活の場面(駆け足だったけど)を目の当たりにするとかなり淋しくて、、、

でも、二人がちゃんと恋人同士のまま一年続いていて、しかもサトリまで俳優の道に足を踏み入れており、セット売りまでしていてとても安堵した結末でした!

0

身長差がすごくイイ

DK+陽の光が降り注ぐ空き教室。という組み合わせ、反則級の眩しさがある気がします。
キラキラな青春の輝きを感じる表紙が素敵で、
グッと心を掴まれました。

クラス替えで友達になりそこから関係が変わっていく過程にほぼ障害はなく、サトリの"一歩踏み出すタイミング待ち"みたいな感じなので恋が実らないかも…みたいなハラハラもありません。
なので、両想いを前にして胸が高鳴るふたりを
ただただ見守らせてくれるような展開でした。

ガクがサトリを好きになったキッカケとか、実は俳優をしていることとか。
ところどころでスパイスになるエピソードはあるけれども、それによって今現在の気持ちが揺らぐことはないのがわかるのですごく穏やかにそのやり取りを眺めていられました。

ドキドキ感はちょっぴり薄めかな?という気もしましたが…
はたから見れば大きな波のない日々でも、少しずつ気持ちを変化させていくふたりにとっては一緒に過ごす時間すべてが大切だというのが伝わってきて、穏やかに進むストーリーこそふたりの恋愛のカタチなのだなと納得できました。

描き下ろしで高校を卒業しても変わらずに仲良しなふたりまで見ることができてすごく嬉しかったです。

0

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