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ずるい君との友達ごっこ

zurui kimi to no tomodachi gokko

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表題作ずるい君との友達ごっこ

織見 ガク
高校2年生→20歳
榊原 サトリ
高校2年生→大学生

その他の収録作品

  • After that

あらすじ

剣道部のエースで人当たりが良く、クラスの中心だった高校生の榊原サトリは、窮地に陥っていた。二年生に進級し、仲の良かった友人とは全員離れ離れ、加えて不運なことに新学期初日から部活の朝練があり、教室についた時にはもうグループが出来上がっていたのだ。 「愛想よくいるようしつけられたけど、本当は人見知りで、話しかけるの苦手なのに……!!(泣)」 疎外感から教室で気配を消していたサトリだが、後ろの席に座った、校内ではあまり見かけたことがない物静かな青年・織見ガクに声をかけられる。今までの交友関係になかった大人しくも不思議な迫力のガクに初めは驚いたものの、愛想を振りまいて隠していた内向的な本質を見抜かれ、彼の前だけは繕わない姿でいるうちに、感じたことのない想いが募っていくサトリ。しかしガクには、サトリに隠している秘密があって……? 夢を追う高校生たちの、不器用な初恋青春ラブストーリー!

作品情報

作品名
ずるい君との友達ごっこ
著者
鮭だらけ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855601
3.9

(29)

(9)

萌々

(12)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
114
評価数
29
平均
3.9 / 5
神率
31%

レビュー投稿数11

優しい青春学生もの

昔小学校で同級生だった二人。攻めはずっとずっと受けのことが好きだったのだけれど、受けは思い出せず。
そのうちお話は進んでいき実は攻めが芸能活動をしており。
攻めと昔会っていたことを最後の最後で思い出す受けだけれど、それまでに二人の仲が優しく縮んでいってそして受けも、心から攻めのことを好きになっていくのがとても感動しました。
とにかくストーリーメインということもありえちシーンは最後の方のみ。BL初心者さんとかにはとても読みやすい作品じゃないかな?と感じられました(=^・^=)

0

二人以外全員蚊帳の外

二人の雰囲気がすごく良くて、阿吽の呼吸みたいに簡単に相手を理解できてるのがすごく良いし、互い尊重して、相手の気持ちを大事にしてるのもめっちゃいい。

0

ゆるっとふわっとアオハルBL

あらすじなどは他の方も書かれてるので略。
絵は可愛い感じで見やすくて良かったです。
小さな頃に気持ちを理解してくれた子に初恋をして、高校でお友達になれたその先に…よくあるパターンで劇的でもなかったので個人的には何度も読み返したくなる作品ではありませんでした。もう少しだけ見せ方や間などを使っていたら、もっと印象深い作品になるのでは?と思うとちょっと残念です。
体格差があるカプには意外性が欲しいのですが、可愛いアオハルBLと言う事で許容範囲。

と、厳し目になってしまいましたがゆるっとふわっとしたBLが好きなかたや、重たい作品を読んだ後にはとても読みやすいオススメ作品です。

0

ピュアと一途と執着と

ピュア心が沁みる…。

進級と共に親しい友達と離ればなれになってしまった高校生のサトリは
新しいクラスで背が大きく、落ち着いた雰囲気のガクから声をかけられます。
はじめはガクのとっつきにくそうなオーラに圧倒されていたサトリでしたが、
話してみると意外に人懐こいガクとあっという間に親しくなってゆきます。

剣道家の祖父の教えによって困っている人がいれば手を差し伸べ、
世話を焼きすぎてしまい、その結果、女子から好意を寄せられることが
少なくないサトリ。
けれど、実は初恋もまだで、今は剣道に打ち込みたいサトリにとっては
そんな女子たちからの恋心は“困る”以外の何ものでもありませんでした。
友人に話しても理解されたことのないそんなサトリの悩みを
「サトリっぽい」と否定もせずに受け止めてくれるガクに
他の誰にも感じたことのない心地よさを覚えてゆきます。

そんな中、ある日サトリはガクが自分に話していなかった
ある“秘密”を知ってしまいます。

それはガクが俳優の“神木シグ”だということ。
正確には隠していたわけではなくてサトリが芸能人に疎かっただけであり、
ガクがサトリに自身が芸能活動をしていることを話していなかっただけ。
なんですが、ガクが自分のことを知ろうとしてくれたように
自分もガクのことを知りたいと思うようになっていたサトリにとっては
みんなは知っているのに自分だけが教えられていなかったという
ショックな出来事でした。

だけど、ガクがサトリに話さなかった理由は別にあって…。

クラスメイトとサトリ相手では明らかに態度が変わるガク。
二人きりのときには異様に距離が近くなり、
二人の間に割り込んでくる者がいればすかさず鉄壁ガード、
極めつけはサトリに向けられる熱っぽい視線。

もうこれだけでガクに気持ちなんてバレバレです。
サトリに友情以上の感情を抱いているガク。
しかも、後に明かされることには
実は二人は小学生の頃の同級生だったらしく、
その当時から今に至るまでサトリを想い続けていたというガク。
物静かそうに見えてとんだ執着攻めでした…!

小学生の頃からなんて一途にも程があるガクから
過去の邂逅も含めて告白されたサトリ。
いつもなら他人からの恋愛感情なんて煩わしいだけなのに、
ガクの告白にはドキドキしてしまい、
キスをねだられても拒めずに受け容れてしまいます。
ただ、告白の返事は保留のままで。

そして、その日からガクの猛アピールが始まり、
時間の許す限りサトリにぴったりと寄り添い、
サトリが悩めば全肯定で励まし、
二人きりになればすかさずボディタッチ、と
これまで以上にデレ解禁なガクにニヤニヤしてしまいました。

ガクにこれでもかというくらいに愛情を注がれ遂に恋に目覚めたサトリ。
長らくガクの一方通行だっただけにガクへの好きが溢れて嫉妬しちゃったり、
ガクにお誘いされるだけでジタバタしてしまう恋愛モード全開なサトリが
可愛すぎました。
勢いあまってムード皆無なところで告白しちゃうのもサトリらしくて
笑ってしまいました。

やっと恋人解禁…と思いきや、ガクの俳優業の事情もあって
一緒に高校生活を送れなくなってしまう二人がちょっぴり切なかったです。
それでも、互いの夢を尊重し合って、それぞれに努力を重ねてゆく
二人の関係性がとても素敵です。
そして、夢と同じくらいに恋にもまっしぐらで、
お付き合いから1年が経っても、高校を卒業しても変わらず
サトリ愛が止まない溺愛彼氏なガクと、小さな体で激重愛を受け止める
サトリのあまあまぶりに微笑ましさで胸がいっぱいになりました。

描き下ろしでは二人のその後の進路が描かれていたり、
サトリがある出来事をきっかけにガクとの“出会い”を思い出し、
ようやくガクの初恋が報われたような気がしました。

0

作品タイトルの印象より読み易い内容だと思います

少しだけ自分的にリアリティが無さ過ぎた設定が多かったです。
別にリアリティ重視という読者ではない方だとは思うのですが、それはどうだろう?と少し首を傾げてしまうような設定(今回は攻めのお仕事設定と校内での周囲の反応があまりピンと来ませんでした)があると、キャラの心理状態を読んだり感じたりするのに距離感を感じてしまうような感覚になってしまい…あまり2人を身近に感じて読んだりがし難かったです。

表紙の2人の身長差に興味を引かれたのですが、作画もそこまで自分の好みにはマッチしなかったな、という印象でした。

でも、読んでみて嫌な気持ちになったりするような作品では全くなかったです!
たまたま自分には合わなかったんだろうな、という事だったと思うので2人の時間と関係を大事にしていく高校生らしいBLを落ち着いて読まれたい方には読み易いと思う作品だと思います。

作品タイトルから受ける少し不穏な感じはなかったので寧ろ安心して読めると思いました!

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