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森で隠れ住んでいた猫獣人ノエル(受け)はならず者に襲われ逃げた先で魔獣に襲われ倒れていたところを、第3皇子で冒険者のシリウス(攻め)に助けられます。
ノエルは森で暮らしていたので知識は多いのに自己評価が酷く低い、シリウスはそれを不審に思います。それは田舎では獣人差別が酷いからでした。
皇都に連れてこられたノエルでしたが、獣人の行方不明者が多発していることが判明し、ノエルはそれに巻き込まれてしまうのです。
ノエルは森に捨てられていた獣人で、老夫婦に拾われて育てられました。獣人は差別されて酷い目に遭うからと森の外には出て行かないようにと言い含められていました。
シリウスに助けられた時に、前世の記憶が蘇り、精霊が視えることで気味悪がられていたこと、幼馴染の後ろにいつもいたことなどを思い出します。
前世は今世よりもずっと進んだ世界なので、皇城に連れて行かれ仕事を与えられた時もその知識で周りから重宝されますが、自己評価が低すぎてそれを素直に受け取れません。
獣人の誘拐事件、シリウスの婚約者候補(事件の首謀者絡みで泳がせるため)、前世の幼馴染との再会などが絡み合い、不穏な空気がずっと
続きます。
シリウスは獣魔使いで、フェンリルのザフィリスと火喰い鳥のリリーネ、途中で助けた白龍のテトがノエルの心身に安寧を与えてくれます。ザフィリスは兄のようにリリーネは姉のようにテトは弟のように。
彼らは危ないところを助けてくれたり、ほのぼのした交流だったりとても楽しかったです。
特に猫の姿になれるノエルが何度もザフィリスに子猫よろしく運ばれていくシーンは想像するだに可愛くて大好きです。
腹黒なシリウスの兄の策略もなかなか楽しく、ノエルはまぁある大変な目に遭いますが、為政者はこれくらいのしないとなと納得でした。
シリウスの家族や親友夫婦など、ノエルに好意的な人ばかりで本当によかった。
これからも大変なことはあるだろうけど、幸せになって欲しいものです。
ただ、獣人誘拐の首謀者は捕まりましたが、奴隷にされ隣国に売られた彼らはちゃんと返してもらえたのでしょうか。そのあたりは書かれていなかったのでちょっと気になりました。
ノエルは精霊の愛し子でしたが、第3皇子妃になるなら、前世の知識を利用したものを普及させるのもいいですが、精霊について研究するのはどうでしょうか。
精霊が視えるひとか稀にいるらしいし(シリウスの親友然り)彼らを保護できたらいいなと思いました。
普通のファンタジーBLかと思いきや、主人公が現代日本の前世を持つ〚転生モノ〛でした
前世の記憶や人間関係が作品のキーとなっているので、割とガッツリ転生BLだと思います
粗筋にないので、普通のファンタジー作品をお求めの方はご注意を……
とは言え、モフモフ従魔達と猫になれる受の可愛いさにホッコリ癒され、圧倒的“光”属性のスパダリ皇子様と、過去に囚われたヤンデレ執着魔術師様との三つ巴展開をハラハラ堪能できて楽しく読了◎
シリウスが意外にも執着心強めの溺愛攻めで嬉しい誤算でしたが、いつの間にかヌルっとノエル命になっていて〚溺愛に至るまでの過程が大事派〛的には物足りず★4評価に。
ぴるぴる怯える子猫を優しく保護する“お世話焼きお兄さん”な印象だったので、突然のノエル溺愛モードについて行けず「ん??いつ恋愛感情になった??」と完全に置いて行かれました笑
また、当て馬好きとしてはヤンデレ魔術師ディクスとノエルの絡みをもう少し堪能したかったのが正直なところ…と言うか、個人的には前世からノエルを依存させようと仕向けていたヤンデレ感が大変好みでした♡
こう言う、ヤバイ男大好きです!
色んな要素満載で読み応えのある一冊でしたが、終わり方が若干唐突だったので本編のみだと「ここで終わり?」感が否めず。
もしかすると、コミコミ限定の特典小冊子や電子特典SS等で補足があるのかな…?(本編のみ読了)
とにかく安心して読める甘々BL。
受けちゃんがま~~可愛くてひたむきで健気です。そして攻めはそれを優しく優しく見守る包容力抜群なイケメン皇子。
割と設定が盛り沢山でファンタジー・異世界転生・獣人・精霊・従魔の動物たち…などモフモフや甘めが好きならばオススメ。
一つ一つの設定もきちんと回収されていて、前世の知恵を活かしてお仕事で有能っぷりを発揮したり、前世の知人と再会したり、えちの時の尻尾は可愛かったし、従魔の動物たちは格好良くて色々良い要素が沢山ありました。
登場人物は割と多いかも。少し名前が多くて大変でした(笑)
個人的には攻め受け共にキャラクターや設定の出来すぎ感がちょっとあったかなぁ。。
受けは素直で健気で可愛くて謙虚で一生懸命で、交流がある人にはみんなに好かれて精霊にも特別好かれてて、可愛い獣人スタイルと獣化スタイルがあって…。
攻めも冒険者としても強くて格好良くて優しくて余裕があって皇子で家族間仲良くてみんな理解があって王族だけどある程度自由があって…。などなど。
そして攻めは受けを溺愛していて…。
正直私には攻めがいつそんなに恋愛相手として受けを好きになったのか?とか、そういう意味で受けにキュンとしてたりとか、そういう説得力が薄めだったように感じてしまいました。好ましく思っているのは分かるけど、そんなにそこまで?という印象。
「受けはまるっと全部可愛い」という、全肯定タイプの過保護溺愛攻めは元々あまり馴染めないので、そのせいかな…?
外堀から埋めていったり、お気に入りは囲い込みたいタイプと指摘されているのは良かったです。
個人的好みとしての萌えどころがあまり無く、色々良かったけど萌えを覆すほどの衝撃がなかったので今回はこちらの評価で失礼します。
ファンタジーが好きなので、読みました。
冒険者、アインベルタ皇国第三皇子のシリウス・フォン・アインベルタと、転生者、獣人(猫族)、『精霊の愛し子』のノエルとの物語です。
養い親を亡くし、ひとりぼっちになってしまった猫族のノエルは、森の奥に隠れて生きてきました。
ハンターに襲われたところを冒険者シリウスに救われ、彼の頼もしい従魔たちと旅を共にすることになったノエルは、徐々にシリウスにひかれていきます。
人を好きになる過程が、じっくりと描かれているのが、よかったです。
包容力のある「攻」と、かわいい「受」という王道の設定だとおもいますが、こういう設定が好きなこともあって、たのしくよめました。全体的に、あまり雰囲気のお話で、読んでいて、胸がきゅんとするシーンもおおくあり、よかったです。
花小蒔先生おっかけで購入。可愛いサブキャラがいたので嬉しかったですが、いつまでも覚えている自信はないので萌にしました。本編300Pほど+あとがき。健気寄りかわい子ちゃんが好きな方でしたら良いのでは。
奥深い森の中で一人暮らしていたところを襲われ倒れていた獣人ノエルを、偶然見つけた冒険者シリウス。獣人なので売られてしまう可能性あるからと、家に戻らずシリウスと同行したのですが、着いた先は王城で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの従魔(フェンリル、リリーネ、二人とも喋る)、テト(白竜の子、きゅって鳴く)、モリス(城で受けと働く、攻めの幼馴染)、ミストリア、テアトルード(攻めの長兄、次兄)、攻めの婚約者候補、謎な方1名 ぐらいかな。結構盛沢山です。麗人+器大きそう+頭いい~なミストリア好き♡
++攻め受けについて
攻めは生まれの関係で長兄次兄より目立たないよう、冒険者になってあちこち回ったり、力あるんだけど力を抑えたりしてきた控えめ三男坊さん。割と最初から受けが好きなんだと思うけど、好き好き言わず、警戒心強い野良猫を保護したって風情で受けをちゃんと守ってて良い感じです。ジェントルだな。さすが王子。
受けはあれこれ要素盛り込みたっぷり。転生前の記憶あり(会計知識)、獣人で変化あり、魔力も使えるけど何より精霊の愛し子ってのが最強か。おまけに可愛い猫ちゃんだしさ。可愛いわ・・そして、表紙で抱っこしている白竜テトを肩の上に乗っけて、事務方スペースであれこれ働いて。こんな子がテトといっしょに書類持ってきたら、なんも見ずにハンコ押しちゃうよwww
攻め受けとも、個人的には最も好きなパターンに近い、the王道キャラ!で、お話はあれこれ要素全部盛りで、楽しかった一冊でした。テトが可愛い。家に欲しい。
