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表題作見えない星

今井
野球部期待の星
引田
野球部の後輩

その他の収録作品

  • 春。新学期
  • 見えない星
  • あとがき

あらすじ

先輩として尊敬し憧れていた今井に、くどき落とされた引田。部活の練習後、キスを繰り返すうちに互いの「好き」という気持ちが深くなってゆくのだが── 『聞こえない声』続編登場!
出版社より

作品情報

作品名
見えない星
著者
京山あつき 
作画
京山あつき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
シリーズ
聞こえない声
発売日
ISBN
9784813051275
4.2

(86)

(47)

萌々

(15)

(19)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
22
得点
357
評価数
86
平均
4.2 / 5
神率
54.7%

レビュー投稿数22

野球部3年生2年生のお話

「聞こえない声」の続編。今井が3年生に、引田が2年生に進級しました。
今井にとっては最後の高校野球夏の大会、そして部活引退、進路の話、二人で共に迎えた新年、と綴られる様々がほろ苦く切なくて揺さぶられました。
試合で活躍したことで気が高ぶって眠れず、遅くまで外で二人で居るなんて、次の試合を前に考え無しだと思うけれど、仕方ないよなと思ってしまう。このときはほかの部員(エース)も同じように眠れなかったと書かれていて、ものすごいプレッシャーと昂揚感を制したものがこの局面を乗り越えられるのかと、ほんの数ページでしたが伝わりました。
前作「聞こえない声」では引田の気持ちがよく分からなかったのですが、今作はお互いがお互いを必要としていたり、離れていてもいつも相手のことを考えていたり、引き合うように会いに行ったりキスしたり、甘ったるいようで時にざらっとしていて、この年代特有の距離感、執着を感じました。
先輩後輩といえ同じ部活だった二人が、これから学校もかわるし立場もかわるしどうなっていくのか、続きを見守りたいです。
巻末にNGネームが掲載されていて興味深く拝見しました。

0

いちご

一巻「聞こえない声」の感想で、この作品がおよそエロくないような書き方をしましたが、京山先生の作品らしいエロさがしっかりあります。しずる感やら背徳感やら。

引田は性的に今井を好きなのかな?とも思ってましたが、もうすっかり今井の虜で。女にも男にモテそうな今井から、こんなに全力で愛されたら、陥落しないわけない。

あとがきで先生がチラッとそれっぽいこと書いてますけど、高校生らしく好きなものに打ち込める不安のなさと、高校生らしく広がる未来に臆する様とが絶妙。今井の方がより不安はなさそうに見えるけど、どうでしょう。いちごで餌付けされる引田を見ていたときのように、内心はざわついているのかも。

0

前を行く今井をしっかり見据えていれば大丈夫

 前巻はBL面が主でしたが、こちらはBL要素にこの年代ならではの葛藤や野球部らしいきらきらした青春もしっかり絡んでいる印象が強かったです。あれからキスや軽い触り合いはするようになったけれど、大きく関係性が変わるということはなく。夏は甲子園を目指して今井も引田も野球一筋で突っ走る。引田視点ではこの時もけっして野球のことばかり考えていたわけではなく、今井と接することが減った寂しさを覚えていたことが語られますが、それは恐らく今井も同じだったでしょう。今井が引田のことを考えない時なんてなかったと思います。

 最後の試合の後は、進路を考える2人。2人ともどういう道に進むかすごく迷うような描写はなくて、ちゃんと自分で進路を見つけます。でも、これから高校のグラウンドという同じ場所で毎日顔を合わせることがなくなり、どれくらいの頻度で会えるか分からない漠然とした不安は引田の表情からなんとなく感じ。逆に今井はきっと、ずっと先のことを不安に覚えるタイプではなく、着実に今という時間を積み重ねて未来に繋げていくタイプだと思うので、そんな引田の手を先輩らしく引っ張ってあげて欲しいなぁと思いました。遊び半分じゃなく、彼の中にはきちんと覚悟も感じました。離れる2人が今後どう壁を乗り越えていくのか、見守りたいですね。

0

ちゅうやスキンシップの場面が好き

そうだった。ヘブンリー〜、スリーピング〜で絡みのシーンが好きだったんだと思い出した。特にヘブンリー〜のスキンシップの密着具合が好みで。
本作でも、ちゅうやスキンシップが多くて、その密着度がしっかりしていて気持ちよさそうなのが好き。ちゅうとか長回しなのが特に。

キスについて引田の、今井さんのキスは"本気"で、かわいいとか好きとか本気で思っていることを伝えてくる、と独白もとても良く。
引田が今井のキスや愛情に感動するのがかわいい。
だから、自分も自分の気持ちも伝えたくて、恥ずかしがらずにいっしょうけんめいキスで「好き」って伝えた、がもう萌えです!!

「キスは言葉よりずっと気持ちを伝えられる最良のコミュニケーションに思えた」いいぞ!引田!

スマタの場面がまたえちくて。
今井が引田に「しがみついて身体中でゆすって身体中をオレにこすりつけてくる」てのが。
その後、グラウンドの隅で2人ともフ○チンで寝っ転がっているコマが笑ったw

おこたいちゃが短めね、と思ったら、あとがきで先生がもっと描きたかった、悔いが残るとボツネームを掲載されていて、見たかったぁ〜となりました。

大晦日のデートがいい。2人仲睦まじくて。
ホラー映画を観る時、男2人が手を握り合っても不自然でない、てのがまたよかった。
その後の海のシーンがじーんとくる。卒業後離れ離れになってもお互いの道を応援する、と絆が深まるような会話で。

あと、野球をしている臨場感が今井のサヨナラホームランの場面で感じた。
今井は4番だったんですね。

次巻で完結か。楽しみだけど寂しいような…でも楽しみなのですぐに読みます〜。

0

今井先輩、頭の中が引田くんで一杯です。

萌え萌え萌えのてんこ盛りです!ニヤニヤしてしまいます。前作ではそんなにエロスを感じませんでしたが、いやいやなかなか引田くん、今井先輩目線で読んでいるとエロいです。可愛いです。素敵な今井先輩がず~っと引田くんのことを考えている気持ちが分かります。まだまだ愛の比率が一方的な感じはしますが今井先輩を男として意識している引田くんの姿がたまりません。こんなにも愛されている引田くんが羨ましい限りです。早くガッツリと両想いになってあげて下さい。

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