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「初めて本気で好きになった人なんだ」
2人とも愛らしいのですが、松璃がとんでもなくかわいいです。
出だしからずっと甘酸っぱいです。
大好き、愛おしい、という気持ちが紙面からあふれでてくるような言動の数々にきゅんきゅんします。
最初は一目惚れ、それから中身を知ってさらに好きになったというエピソードにもときめきます。
子犬のようなかわいさがありつつ、しっかりオスらしい面があるところも素敵です。
失恋したところを、親しい後輩としか思っていなかった松璃に告白されて、お願いされて、お試し交際を受け入れた乃英は、戸惑いながらも、考えて、考えて、ちゃんと前に進もうとしているところが素敵です。
失恋は、自己肯定感を下げる体験だと思うけれど、乃英は、俺なんか、などと卑屈になることなく、松璃をちゃんと見て考えています。
松璃が別れ際に、いつも乃英に伝える、「今日も大好きだよ」は、作品の中のセリフとしてだけでなく、一個人としてとても好きな言葉で行動でした。
世の中の恋人たちは、毎回、別れ際に相手に言うようにしたらいいのに、なんて思いました。(余談)
ここまでは最高でした。
ここからは個人的に好ましくない展開になりました。
クズ元彼氏の言動がクズなのはいいとして、これまであれだけまっすぐに大好きで大事にしてきた乃英のことが急に信じられなくなる松璃に驚きました。前半の印象が良すぎたので、がっかりが大きかったです。
その後にクズ元彼が急にものわかりがよくなってしまうのにも拍子抜けしました。
中盤までが最高だったのに、そこからラストまでが急展開というか、気持ちぶれすぎというか。
セックスにページ数を割くより、問題があってから両想いを確認するまでの流れをゆっくり描いてほしかったと思いました。
今作に限らず、両想いになるまでが駆け足で、その後たっぷりセックス描写となる単行本が少なくないと感じています。作家さんの意向ではなくて編集部の意向なのではと邪推していますが、セックスなしでも心情表現がたっぷりな両想いハッピーエンドのほうが幸せが伝わるのに、と思いました。
あくまで個人の好みですが、同好の士は少なくないと思います。
狼森圓先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
一途 3
涙 2
エロ 1
な感じだと思います。
松璃くん×乃英くんのカプです。
彼氏に振られた大学生の乃英くん。そんな時、高校時代から懐いてくれてた後輩の松璃くんに告白される。お試しで1ヶ月頂戴と言われてしまい…。
ただの可愛い後輩だと思っていた松璃くんに告白された乃英くん。松璃くんなりの励ましだと思っていたが、松璃くんの一途で真っ直ぐな言動に、好意を寄せられていることを実感します。
乃英くんに一途な想いを寄せているワンコな松璃くん。乃英くんに可愛いや大好き、とハッキリ伝えたり、乃英くんが笑っていたりすると感極まって泣いちゃったりします。なので、物語り終盤まで絡みがないので、松璃くんと乃英くん、どっちが攻め受けなのか一見すると少し分かり辛いかもしれません。
松璃くんも乃英くんもお互いの言動に心が温かくなったり、救われたりして、2人共涙を流す描写がありますが、特にキスシーンとその後にボロボロ流してる涙が凄く綺麗で、涙と一緒に2人の感情が溢れているようで、こっちまで貰い泣きしそうな胸キュンと感動とが入り混じった描写は必見なので、是非とも読んでほしいです。
王道ド真ん中な超ピュアな純愛模様にほっこりしました♪
まっすぐ猛アピールをしてくる一途な年下ワンコ攻めが
お好きな方にぜひ推したい1冊です。
恋人からフラれたばかりの大学生の乃英は
高校時代からの後輩・松璃から突然告白されてしまい…。
これまで後輩としてしか見てこなかった松璃からの告白に戸惑い、
断ろうとするも必死にお試しお付き合いするようお願いしてくる
松璃に絆され、1ヶ月限定の恋人同士になることに。
乃英に恋人がいても、フラれても脇目も振らずに乃英だけを
ひらすらに想い続けてきた松璃の一途っぷりに胸キュンが炸裂でした!
元恋人のことを引きずりながらも松璃にも惹かれてゆく乃英ですが、
こんなにもまっすぐに見つめられて、毎日「大好き」を連呼されれば、
落ちちゃっても仕方ありませんよね。
途中、元カレがヨリを戻そうと乃英の前に現れますが、
松璃への気持ちが揺らぐことなくはっきりと断れる乃英が
美人な容姿に似合わず男前でした!
大好きだった恋人にふられたDDの乃英(のえ)。
ひとりで歩くなと言われていた場所を自暴自棄で歩いていたところ、ナンパされてしまう。
が、偶然後輩の松璃(まつり)に助けられ、しかも告白までされてしまい、、、
とりあえずお試しで1ヵ月間付き合うこととなり、、、
という冒頭です。
乃英が元カレと付き合ってたDK時代から、ふたりの仲睦まじそうな姿を見ていて、なんとも言えない感情を抱いていた、乃英一筋な松璃。
これだけ愛されていたら好きになるしかないでしょう!
と思っていたら、まさかの乃英に元カレからより戻そうと連絡が。
偶然その着信を目にしてしまった松璃。
当然、不安になってしまう。
けれど、乃英はその異変に気付き、、、
そして、乃英のもとへ元カレが現れて、、、
一途すぎる松璃の頑張りにより、間違いなく乃英の好きな人は、松璃なのですが、元カレにより誤解させてしまうシーンは辛かったです。
純愛BLだけに。
その誤解を解こうと松璃に気持ちを伝えに行き、一生懸命に告白するシーンのセリフが手描きなのと、ふたりの表情がホントにエモ…!
って、両手で顔を覆いながら悶絶しました。
……カ ワ イ イ ! !
憧れの綺麗なセンパイへの長年の片想い成就と、自分を愛してくれる人を好きになり、幸せを知った尊いお話が読みたい方には、とてもオススメの1冊です♪
追伸: タイトルも一途な後輩ちゃんからのダダ漏れ愛が大きすぎて、エモ…ですよね!