電子限定描き下ろし漫画&カラーイラスト付き
「甘やかさせてよ」
私のドムサブユニバース観を形作り、ドムサブユニバースを好きになるきっかけとなった作品のひとつである「プレイアフターコール」の続編を読めて、とても嬉しいです!
倉科と一色のおかげで、Dom/Subのプレイには必ずしも性的接触が必要なわけではない、ということを意識しました。
結果的に、パートナーであり、恋人となった二人は、性的な触れ合いやコマンドも使うようになるわけですが、それありきではないというか、プレイと恋人としての触れ合いとがとても自然。
プレイを通して恋心を知り、恋心とともにプレイをする。
そんな二人が好きです。
1巻でも擦れ違っていた二人ですが、2巻でもまた擦れ違う。
でも取って付けたようなものではなく、倉科と一色、それぞれの性格や考え方、行動に添ったものなので、「そうなるよなぁ~!」と、もどかしくなる。
倉科も一色も、それぞれに人として魅力があるので、引き込まれるし、応援したくなります。
羽澄先生も魅力的だなぁ、と思っていたら、スピンオフ作品が収録されているではないですか…!
でも前編だけ!後編が気になる!
羽澄先生の高校生時代のお話を読めるなんて、嬉しいです。
羽澄先生を苦手な倉科が実は好きです。倉科の魅力はそういうところにもある。
意識的無意識的に関わらず、より良い人間になろうと思っているからこそ生まれる苦手意識だと感じます。
おそらく、一色が気付いた、倉科が女性のSubとパートナーになれない理由にも通じるものだと思います。
受験生の進路を軸に、倉科と一色の事情が描かれ、二人の関係性もまた一歩深まり、前進していく。
続きが気になる2巻でした。
3巻をお待ちしております!
4年ぶりの続編。1巻が結構好きだったので読んでみました。今回は続きものだったんですね!完結せずに3巻に続きます。電子で184ページ。以下少々ネタバレあります。
1巻はデビュー作でしたが、4年経ち作画が美しくなりましたね。ただ攻めの倉科が1巻より可愛くなってますね。1巻の方がもう少し男らしかった気がします。(個人的に苦手な)美人×美人なCPになってしまいちょっと残念。
気を取り直して内容について。
高校3年生ということでまずは進路について。一色は大学進学を決めてるけど、倉科は一人親家庭ということもあり色々悩み中。
倉科の母や姉も登場。姉とは幼い頃色々あったみたいだけど、今は母とも姉ともいい関係みたいでほっこりでした。
後半は、なんと倉科の元カノ千鶴が当て馬として登場、ちょっとびっくり。
当て馬は嫌いではないけれど、女性はあまり好まない。しかも千鶴は一色に好きって言ったり、実は倉科が好きだったり、ちょっとめんどくさすぎる。この子に二人が振り回されるような展開はあまり好みではなかった。でも気立のいい子だったのは救いでした。
1巻で倉科が強めの独占欲や執着を見せてくれて、今回もそれを期待したのだけど、2巻ではあまり強い執着などは見られなかったのはかなり残念でした。
千鶴が出てきた時も、嫉妬するどころか、自分が一色から選択肢を奪ってるのでは、と反省してるし…。倉科すごくいい子だけど、私の求めていたDomとは違っていました。もっと自分のSubに執着して欲しい…。(「全部欲しい」と言うシーンはあったけど物足りず…。)
二人の関係がいい感じになったところで「To be continued」になったので驚きました。続くと思ってなかったのでw
そして145ページから、羽澄先生の高校時代のスピンオフ(前編)が!美人の羽澄、ちょっと好きなキャラなので嬉しい。
高校時代はますます美人。お相手は男前で素行不良の同級生瀬尾。かっこよくて本作で一番好み♡ 明らかに瀬尾が攻めっぽいけど羽澄はDomだよな…と思ったら、瀬尾はSubで、どうやらSub×Domですね、いい!
二人がキスしていい雰囲気になったけど…というところで終わり。(プレイはなし)
正直メインCPより断然好みでした!(失礼)
早く続きが読みたい!
メインCPは、ちょっと求めていたような感じではなかったですが、お互い大切に想い合う二人は好ましかったです。
プレイは1巻も軽めでしたが、2巻はさらにプレイ自体が少ない感じです。進路や当て馬の話で紙面を割かれたかな。性行為もなしですね。倉科宅で少しプレイした時の、攻めフェはエロチックで良きでした。
3巻は夏休みのお話かな。お泊まりするみたいだから濡れ場あるかな〜?
(評価は萌と萌2で悩みましたが、サブCPがかなり好みなので萌2とします)
シーモア 薄いトーン修正(修正箇所は少なめ。白抜きに見えるくらいの薄ーいトーン修正)
前作が発行されたのが2021年ということで、
とうに諦めていたところに続編が刊行されて歓喜してしまいました。
待望の恋人編です。
主に二人の世界を中心に描かれていた前作とは異なり、
今回は登場人物が増えたり、周囲の人々とのやりとりなど
二人を取り巻く世界かぐんと広がった印象でした。
もちろん倉科と一色の間に流れる甘やかさも増し増しです。
特に倉科は一色への好きがダダ漏れすぎていて、
ちょっとしたすれ違いなどでも一喜一憂してしまう姿が
なんともいじらしくて微笑ましかったです。
一方の一色も前回はクールなイメージだったのに対して、
今回は倉科に想いを寄せる元カノに嫉妬してしまったり、
それが原因で倉科に八つ当たりしてしまったりと
感情的な一面が見えてきて変化を感じられました。
そして、進路選択なども目前に迫り、
それぞれの将来を見据え始め葛藤する二人。
Dom/Subユニバースや恋愛作品としてだけではなく、
思春期の中にいる二人の揺らぎなども描かれており、
読み応えを感じました。
苦難を乗り越えて、パートナーとして、恋人として、
お互い以外はあり得ないと想いを深め合った二人。
夏休み目前というところで終えてしまいますが、
まだ続くということで次巻をお待ちしたいと思います。
また本編も未完ではありますが、
養護教諭の羽澄の学生時代を描いた過去編も収録されておりました。
そちらも今回は前編のみの収録ということで続きがあります。
ただ、本編では羽澄は倉科からのペートナーの有無の質問に対して
「パートナーはしばらくいません」と答えているので、
まさか後編では…?とちょっと今からドキドキしています。
続きが待ち遠しい!
Dom性にコンプレックスを持つ倉科と、実はSub性である生徒会長の一色とが恋人同士となったその後のお話です。
相変わらず、眼力強い目周りの描写がお綺麗でした。(そして、受けがメガネぇ!!)
そんな今巻は、、
受験を控え、進路を決められない倉科ととうに進学先を決めた一色。
そして倉科の元カノで、現在は生徒会で一色と一緒に活動をしている早瀬が絡んできます。
早瀬に、ふたりが学校でこっそりちゅーしているところを目撃され、関係を問われます。
ウソのつけない一色。
そして、早瀬と倉科の過去にモヤモヤし、結果、倉科ともぎくしゃくし、体育祭などもあってプレイをができず、体調があまりよくない模様、、
大きくすれ違っては互いに修正しようと奮闘するのですが、空まわってしまい、なかなか修復できず、見守り隊であるまりあげは(モブかよ!笑)ハラハラドキドキ固唾を呑みながらその行く末を見届けたわけで、、、
個人的には、一色の初めての嫉妬がかわいい///! となったのと、倉科の見た目に反して重い真面目な愛がよかったなあ♡ という感想でした。
正反対っぽいふたりなのですが、実は根っこのところで重め、真面目なところが似た者同士のようなあ??
また、養護教諭の羽澄のDK時代のエピソードもあり、本編同様ラストではTo Be Continued、、 表記になっておりました。
ということは、、、
4年ぶりのこちらの作品をまだまだ読めるのですね??!
そりゃ、まだ始まったばかりの関係だもんね??! と、予想外の幸せに震えたまりあげはでした。
甘さとピュアさ、アオハルドムサブ(読みやすいです!)が読みたい方には、とてもオススメな1冊です♪
BLで読むジャンルはどちらかと言うと現実的なものの方が多いです
なのでファンタジーやバース作品はそんなに多くは読まないので、続刊迄読む、読みたい!となるとかなり絞られて来ます
そんな私でも続刊を読んで「読んで良かった!」って思える作品です
Dom/Sub作品にも色々な作風があると思いますが、イメージとしては制約や契約があって成り立つ関係である事が土台にある気がしています
それが悪いわけでは全くないのですが、そういうのを読みたい気分になる時が少なかったな、という事でしたが。。。
この作品は「優しい」という評価を聞いて1巻を読んでみたのがきっかけで出会ったのですが、本当に優しさを感じる作品で、Dom/Sub作品に対しての印象が和らいだのを覚えています
それから自分なりにいくつかバース作品も読むようになってそこそこ耐性も付いたので、続刊も楽しみに読みました
そして改めて思いますが、この空気感が自分に取って本当に合っているな、という事
相手を気遣う手段のひとつにコマンドが存在する
メンタル優先のDom/Sub作品なのが凄く好きです
そして高校生らしさもありながらもどこか大人びてる所も第二性の影響があるのかな?と思うと性格への説得性も感じます
Dom/Subならではの特徴は程良く、2人の変化にしっかり焦点が合っているのがストーリーを読み込みたい私にはすごく心地よく響きます
続刊で大きくこの大好きな世界観が飛躍してしまったりする事がなく、ちゃんと最初に読んで「好きだな」って思ったこの作品の空気感が保たれていてまたまた「好きだな」って実感出来た読んで良かった続刊でした!!
あと、何と言っても作画が本当に素敵(*´▽`*)‼
作画から感じられる優しさがここにあります!