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きみが灯してくれたなら

kimi ga tomoshite kuretanara

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表題作きみが灯してくれたなら

藍原 藤真
18歳、大学1年生
山吹 灯
18歳、大学1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし:その後のふたり
  • あとがき

あらすじ

きみへの「大好き」が、恋になって花開く


「こういうの、運命っていうのかも」
18歳、春――出会いの季節。
お人好しで引っ込み思案な灯(あかし)は、地元・京都で大学生活をはじめることに。
新しい環境にそわそわしている中、同級生でとびきり美形な藤真(とうま)に話しかけられて、京都の町を案内することになり――!
春の八坂、初夏の鴨川などを一緒にめぐるうち、クールな彼の意外な一面がたくさん見えてきて…。
「灯のこと、好きだな」
まっすぐ伝えてくれる藤真にドキドキしてしまう灯は、彼への気持ちが恋かもしれないと気づいてしまい…!?
君といるとき、ぜんぶが優しく温かくなる。
初めて恋したクール系イケメン×純情キュートな健気男子の、愛おしくてかけがえない京都大学生BL。

作品情報

作品名
きみが灯してくれたなら
著者
ocha 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784824011404
4

(18)

(9)

萌々

(3)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
72
評価数
18
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数4

無自覚イチャに癒される

なんなの、これ、癒される。。。

大学生の灯は落とし物をして困っているところを
同級生の藤真に助けられます。

以来、話すようになり親しい友人へ。

本人たちはあくまで友情のつもりなのだろうけれど、
傍から見れば無自覚にイチャついているようにしか見えなくて
尊さが溢れておりました♡

恋を自覚してからは嫉妬してしまったり、すれ違ってしまったり、
切ない展開もあれど、基本的に二人とも素直なので
そこまで拗れることなく想いが通じ合ってよかった。。。

初々しいキス止まりで、えちはなしです。
どちらかというと気持ちだけでなく身体も結ばれて欲しい派ではありますが、
この二人の場合はエロありよりなしの方がしっくりきました。
終始ほっこりな二人に癒されっぱなしでした♪

0

あのとき、キミと出逢えた奇跡が今日へ繋がっている尊さよ!!

京都が舞台のDD同級生同士のお話です。

入学祝いで買ってもらった財布を失くし、探していたところ、かっこいい好青年に声を掛けられた灯。

連絡先すらも聞く余裕はなく、もう会えないだろうなあと思っていた矢先、同じ大学で同じ学部生として再会します。

彼の名は、藤真。

声を掛けてきてくれた彼に、京都の町を案内することになって、、、
という冒頭です。


えちはありません。

ですが、それぞれの18年間という人生の奥行がしっかりと描かれておりますので、読み応えたっぷりで、えちがないことでなにか物足りなさを感じるということはありませんでした。

むしろ、好き避けしちゃったり、過去の他者との付き合いにトラウマがあってうまくいかなかったりなど、DDの等身大の恋模様がリアルで、すぐさま物語の世界観にグッと惹き込まれました。

個人的には、終盤の藤真が灯に逢いたいなあ、、、と過去を回想するセリフなしシーン(この演出というか、見開きの構図がめちゃ良き! こちらまで藤真の灯への強い想いが伝わってきます!)からの、実際に灯が逢いに来たシーンがとても! とても! 好きでした。

あの流れ、天才か?!! と思ったまりあげはでした。



方言BL、えちなしのピュアキュンBL好きさん、みずみずしいDDBLが好きさん、カワイイ画がお好きさん、ocha先生の先に発売されたお話が好みだった方など、どなた様でも楽しめる1冊だと思いました!


0

【自分にはないものをたくさん持ってる灯と、友だちになりたいなって思ってたんだ(藤真)】


エロス度☆

おやおや。友達関係からスタートし、ゆっくり恋が育まれていく京都大学生BLはエモいですね。

藤真と灯が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

2人の関係が縮まっていったり、特別な気持ちが芽生えていく初々しさMAXな要素がキュンが止まらなくて最高でした。

藤真からの真っ直ぐな想いや藤真に惹かれているのに意識して好き避けしてしまう灯がたまらなく、運命のような出逢えてよかったと思える人と出逢い、自分でも知らなかった感情があることを知ったり、自分を肯定してくれる人の存在・・・むず痒くなる幸せがグッときます。

0

”きゅん”が止まらない…舞台は京都、うぶで癒しで甘酸っぱい恋

はあ……最初から最後まで、胸キュン止まらぬこの甘酸っぱさ!!

ocha先生、初読みでした。
京都が舞台の、大学新入生同士のうぶきゅんラブストーリーです。
ニコニコしながら京都弁で話す灯(あかし・受)を見ているだけで、
自然と口角が上がってしまう(*´꒳`*)

18歳の春、地元・京都の大学に入学したばかりの灯。

入学祝いで買ってもらった財布をなくしてしまい、
パニックになっていたところ、藤真(とうま・攻)に話しかけられ、
財布探しも手伝ってもらい、二人は知り合いに。

そして、東京出身で京都のことはよく分からない、と言う藤真に
京都の街を案内することになりー

と続きます。


実在する京都の場所、清水寺や鴨川沿い、八坂などが出てきて、
気分はすっかり二人の壁in京都!!笑

最近はオーバーツーリズムの影響でどこへ行っても混んでいる…と聞き、
足が遠のいていましたが、やっぱり京都って素敵だなあ、いいなあ、
行きたいなあ…と思いながら読んでいました。

二人の交流は、トクトクトク…と胸がときめいてしまうほど
爽やかで、甘酸っぱくて、眩しい!✨

「灯の好きなところに行きたい」と言われた灯が、
緊張しながら藤真を連れて行った湯葉オムライスのお店。(行ってみたい!☺︎)

「おいしい」とニコニコしながら食べる藤真の顔を見て、
灯は”笑うとちょっとエクボある”と新たな発見をし、
”藤真くんのいろんな顔を見れるのが嬉しい”と感じる。

……読み返しながら、思い出しながら書いているだけで
きゅんが止まりません//

灯視点で見る藤真は、男前で親切でファッションセンスもよく、
英語もペラペラで…でもちょっと天然?のようなところがある、
魅力的すぎるキャラなのですが。

実は幼少期から、心のままをストレートに言ってしまう
物言いから相手を泣かせてしまったり、
人との関係がうまく作れなかったりといった傷を持っていた藤真。

そんな藤真が、”平凡”と自称する灯のふんわりとした優しさに
どんどん惹かれていく様子。
それが読んでいるこちらにひしひしと伝わってきて、
たまらなく温かい気持ちになります。

似たもの同士ではなく、互いに違う魅力を持った二人だからこそ
惹かれ合う。
これぞ”恋”だなあ、素敵だなあ…

で、ものすごく共感したのが、告白された灯が
藤真を”好き避け”してしまい、自分でもどうしよう、どうしよう…と
思い悩むシーン。

好き過ぎると、そうなっちゃうんだよね…!とひとり、
うんうん頷いてました。

そんな灯の話を聞き、そっと背中を押してくれる
親友コンビ・杏ちゃんと豆助(あだ名可愛い♡)がまた、
ものすごーーーーくいい子たちで。
出てくるキャラ、みんなみーんな癒しだよーー...

藤真の誕生日にケーキを持って会いに行った灯、その笑顔と
「言うてたやんか 俺が代わりに(藤真の誕生日を)覚えてるって」
のセリフに、萌えが広がりすぎて言葉が出てこなかった…

私が藤真でも、作中と同じようにぎゅっ!!と抱きついてたと思う。

最後のページ、最後の1コマまで心温かくなる、
タイトルどおり”心に火を灯してくれる”二人のお話。

これからの二人の大学生活の続きも、ぜひぜひ見てみたいです。
なんとも心地よい読後の余韻に、

そうだ、京都行こう!

と思わず言いたくなってしまうぐらい笑、
うぶでピュアでまっすぐで甘酸っぱい恋物語 in京都、でした✨

★修正:なし(シーンなし)

4

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