電子限定かきおろし漫画2P付
何だったかなぁーーー…思い出せないけれど、、、何かのタイミングで私、この印象的な表紙と、続く中表紙のカラー画を拝見した事があり、それはそれは、この美しさにスッカリ魅了されたんです(ღˇ◡ˇ*)♪
で、絶対にまとまったら読むゾ‼って思っていたのに、、、
結局今、読んでいます((꜆꜄`•ω•)꜆꜄꜆
そんな自分のダメさをレビュー冒頭で晒し&自戒してでも、〝やっぱり読んで良かった…‼〟というとてもシンプルな感情を直球で抱ける良作である事を、しっかり自分の言葉で残しておきたくなる作品です
(尚、、、今作がデビュー作ですってーーーーΣ(・ω・ノ)ノ!マジで恐ろしい画力とプロットの基礎体力の高さ….。:*✲)
そして何と言っても絶賛したいのは「デビュー作で王道に走らなかった」事
これは作家さまとしての矜持を感じます
チートでもイージーでも無い展開でお話しです
だからと言って小難しくもありません
ただ言えるのは、すごく気持ちや思考の言語化、描写化がすごく巧い…‼
だからこそ、恋かどうか?恋になるのかどうか?そんな不明瞭な所も含めて見せかけじゃない「生まれたての物語」を読んでいる感覚になれます
人をカテゴライズしがちな現代に、嫌味なく警鐘を小さく…でも確実に!鳴らして来る表現が巧い…!と言うか、心地良い( ˘꒳˘ )
陽キャに見える彼も、彼自身は「1人で居るのが苦手」という一面を持っていたり、得体の知れない噂に惑わされたり、そこに自らは加担していなくても罪悪感を抱いたり、、、
「誰かから見える自分」と「自分が思ってる自分」の齟齬や乖離へのジレンマや苦しさ
それに抗ったり訂正出来るだけの知恵や経験の不足
そういう、この年代の子達が等身大で蓄積したりしていながらも飲み込まれないように処世してる所の多面性
(゚д゚)(。_。)ウン…本当に惹き込まれて読み入ってしまいました
そしてこの没入感を邪魔しない見易い作画も良かったです
作画、心象描写、切り口この三位一体感でデビュー作、、、‼⁉‼
これは、、、今後に大いに期待したい作家さまです .゚(→ε←*)゚ .゚
【感情が動く作品だ】と思います
なのでストーリーやキャラについてはきっと読み手がそれぞれ好きな所や共感する所を見つけるんじゃないでしょうか?
それはまるで数多ある星空の中で1番星だけでなく、なぜだか貴方だけに輝く星が一段と輝いて見えるように、きっと読者の琴線に触れて来ると思います.。:*✧
作品から何かを感じ取ったり、受け取ったりする読書スタイルがお好きな方にはオススメだと思います
逆に、、、白黒ハッキリして欲しい…!というタイプの方だと、少しだけ解釈の自由度がくれる余白部分で思う所が浮かぶ可能性が無きにしも非ずかも…?です
この辺は、本当に相性がありそうでもあります(´ ˘ `*)ソレモイイ‼ト思ウ♪
以下はもう私個人の備忘録ですので、本編読んでいないと…”なんのこっちゃ…?”な事ばかりかもですが、、、
残しておきたいので箇条書きで失礼します٩( 'ω' )و w
★巧いと思った表現アレコレ抜粋★
>篁くんの成績、音楽と英語は良い!→バンドマンで作詞するという説得力
>バンド仲間の名前が奏詩朗→音楽一家家系の子供であるというリアリティ
>玲くんの宇宙服→その防護服を脱いだら息が出来ない…という肌感覚で伝わる心象描写、、、‼この表現、、、重苦しい感情なのに負の感情に囚われてしまい過ぎない匙加減になっているのも絶妙
更に作タイの星や自分の理解の範疇外を宇宙と例える感じにも通じていて、ホント、この宇宙服表現は色んな角度で巧い取り込み方だと感心しちゃいました…✧(チョイチョイ小宇宙、出現してましたしねw)
☆巧いとは別で好きなアレコレ抜粋☆
>バンド仲間のしずくん♡モテに全振り…‼いっそ清々しぃwww
>作タイと表紙の回収の仕方‼先ずね、表紙のこの切なげなお顔がね、、、メインのキャラ相手に対してのお顔じゃなかった事に正直驚いた‼でも、間違いなく玲くんの中での感情に揺らぎと動きが生じたきっかけの直後です…ウン…忘れられない感情の芽生えと気付き…
そして作タイは、、、ソコでそういう回収かぁ~~~‼と、、、諸々この篁くんの設定が活きてます
あれ…?コレ、好き以上に巧い‼ってPOINTかwww
>作画に関して♪
背景の描き込みが丁寧!結果的に動きのあるコマが多くてすごく一体感を感じて読める‼篁くんの階段を登る所とか、電車で座ってる時の上からアングルでの描写とか…!ぁ、これも巧くて好きな所だwww
、、、結論‼私…この作家さま、漫画が巧くて好き!って事ですね(o→ܫ←o)♫
好意と恋、好きにも色々あるからね٩(*´ᗜ`)ㅅ(´ᗜ`*)و
どう発展していくか?育っていくか?変化していくか?は
相手とのBig Bang次第Σ‼
相手によって自分と相手を結んだ先に浮かぶ星座は変わると思うから
だから、、、どこかで…‼きっと出会える誰かと出会った相手との星座を、、、貴方の宇宙に輝かせて欲しい☆⌟…⌜⏋_┌☆…★ー┘ ̄|_☆
丁寧だけど過度でも説教臭くもない、もしかしたら大人が読むからこそ響くタイプの思春期BLかも知れない…‼
とても良い作品でした(*˘︶˘*).。.:*☆
修正|必要なし
⚠注意点⚠
玲くん、セフレが居る設定なのでホテルに入る描写や過去描写はあります
事実としての性体験済みは認知出来ます
人を好きになることはあたたかくて、素敵なことだというのは間違いないことでしょう。けれども、その恋心が時に自分も周りをも苦しめてしまうことがあるのもまた事実。恋は盲目と言いますが、どこかが麻痺してしまって自分も他人も上手に思いやれなくなってしまう。みんなそれを当たり前のこと、仕方のないことと受容している。それは誰も悪くない自然なことで、その葛藤があるからこそ人間は人間たり得るのかもしれません。
とはいえ、生まれた悲しみを消化しきれないことだってままあるわけで。それが恋愛感情が分からない、言い換えるなら恋愛の外側にいる人ならば尚更。この作品は、恋愛の内と外にあるそういう違和感を真っ直ぐ描いたものだと感じます。
周りが変わっていく中で自分だけ変われない、これからもずっとそうなのかもしれない、と感じる雪下くんの宇宙をひとりで浮遊するような孤独が優しい絵からひしひしと伝わってきます。もしかしたら雪下くんは、自らの経験から恋愛感情へアレルギー(のようなもの)を持つようになってしまって、それが「わからない」に拍車をかけているのかもしれないと感じます。
また、そんな彼に想いを寄せる篁くんも本当に素敵なキャラクターでした。「恋愛感情がわからない」という雪下くんを傷つけまいと、ゆっくり歩み寄っていく姿。けれど、自分の抱く感情に苦しみを感じてしまう。雪下くんが好きでどうしようもない自分と、その好きで雪下くんを困らせたくない自分。その葛藤が、揺れが、心を打ちます。
この作品はモノローグがすごく素敵で、読むたびに心臓がきゅっとなります。
印象的だったのは3話後半から結末です。自らの感情に蓋をしきれなくなってしまった篁くんと雪下くんが、お互いの気持ちや考えていることを吐露しあう場面。ガラスみたいにセンシティブで、それでも抱えるしかない自分の在り方を言葉にして渡す2人が心に刺さります。
結末はある意味で「宙ぶらりん」で、答えはでないまま。それがすごくよい。ひとところには落ち着かない。でも一緒にいる2人。その関係がどれだけ稀有なものか!この先でも2人の形が歪められずに、変わったり、変わらなかったりすることを願ってしまいます。きっとこの2人なら大丈夫なんだろうなあと妄想。
また、楽器の描写がすごく緻密で大好きです。楽器本体だけでなくストラップやケースに至るまでこだわりを感じます…。ライブのシーン、めちゃくちゃ堪りません。ペグの回り方の描写にドキッとしました。アングルも最高…!篁くんのベースネックが欠けていて、一気に物語の世界に吸い寄せられました。大好きです。
お話の筋、描写、言葉、どれをとっても素敵でした。とても心に残る、ちくちくするけど温かい、大好きな作品です。
雰囲気がすごく良い漫画でした。
それゆえに感情の頂点みたいなシーンが無く
ただ波に揺られて悩んでいる様なシーンが続きます。
大きな事件なども無いですが、その分ゆっくり主人公と一緒に悩むことに感情移入できて令和風な漫画という感じがしました。
山あり谷ありを求めている方には向かないかも。
絵柄はひたすらかわいいです!
ラストは2人の未来に可能性が出てきた?な終わり方です。あと1話欲しかった!
読後感良いです。
高校生BLで、主人公同士のあーるしーんはおろか、キスシーンもない??(そういえば)
雪下 玲くんはアロマンティックで、「好き」という感情がわからないので、モブセフレとはセッをする設定にはなっています。
なので確実に合わない人はいると思いますので注意が必要。
でも私は好きでした。
ハピエンです。絵とストーリーが合っていて良い。
ただひとつ気になったのは、主人公の名前が難解すぎたため、もう少し簡単な名前にしてもらえたら、愛着がもっとわくのになあと思ったところです。
異なる“好き”の形を描いた物語。
ゲイ高校生の燦吏は転校先でかつて片想い相手だった玲と再会を果たします。
昔と変わらない玲に再び恋心を募らせてゆく燦吏ですが、
彼は誰かを好きになるということがわからないらしく…。
玲の恋愛指向がアロマンティックという設定上、
切ないストーリーになるであろうことはなんとなくわかっていたけれど、
それでも二人の想いが一致しないことはなかなかに切なかった…。
好きな相手が自分と同じ想いで自分を好きになってくれる、
ということはなんて尊いことなのだろうと改めて思わずにはいられない。
でも、二人の想いがぴたりと合わさらないのは玲が悪いのではなく、
そんな彼を諦めきれない燦吏が悪いのでもない。
ただ、恋した相手が“そう”であっただけ。
恋愛的指向は本人の意志ではどうにもならないことだし、
どうにもならなくても当人たちの気持ち次第で
歩み寄ることはできるのかもしれない。
そんな二人の関係を呑み込むのになかなか苦労を要しました。
だけど、もう一度読み返してみると、これが彼らの形なのだと
すとんと胸に落ちたような気がしました。
ハピエンが好きだったり、完結=両想い前提という方が読んでしまうと
なかなか受け容れることが難しいお話でもあるのかもしれません。
