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小石川先生といえばメルヘン。緻密に描きこまれた植物や建物の細かな描写が美しく、それを見るのが眼福。
今回は、世界が終末を迎えたというファンタジーですが、現代っぽい設定なので、たとえば『Qの婚姻』のときのような詩情あふれる画面ではないのがちょっと残念です。
美しく優れた兄に焦がれる素朴な弟のお話ですが、2話の終わりで「本当の兄弟じゃないから」と弟がつぶやき、じゃぁハードルちょっと低いじゃんと思いましたが、物語はまだ始まったばかりなのでこれからどんな展開になるのか。
3話以降の続きが楽しみです。