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俺と野良犬のワルツ

ore to norainu no waltz

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表題作俺と野良犬のワルツ

和久忠臣
29歳
塚田大智
28歳、商社マン

その他の収録作品

  • 描き下ろしまんが、あとがき

あらすじ

真面目で料理上手なサラリーマンの塚田大智は、同居女性に捨てられ腹を減らしていた和久忠臣と出会う。その日から、ふらりとやって来る和久にご飯を与え、お礼としてセックスの相手をしてもらう仲になった。でも、どれだけ体を重ねても大智が知っているのは和久の名前と年齢だけ。過去の恋愛の失敗から距離感を誤らないよう慎重になっていた大智は、和久について聞くことも、二人の関係をはっきりさせることも怖かった。そんな時、ぴたりと和久が来なくなって…? 【のんきで気ままな犬系男×硬派な世話焼きサラリーマン】あべこべアラサー男子の臆病でひかえめな恋!

作品情報

作品名
俺と野良犬のワルツ
著者
きはら記子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855939

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60

4.2

(37)

(17)

萌々

(17)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
156
評価数
37
平均
4.2 / 5
神率
45.9%

レビュー投稿数9

【捨てないよ。絶対に捨てない。一番ほしかった言葉だから(大智)】


エロス度★★

おやおや。捨て犬に餌をあげたらえちちなお礼をされ、懐かれてしまうのがかわいいですね。

和久と大智が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

自由なワンコと真面目なリーマン、正反対な2人の組み合わせがツボで、和久に絆されていってしまう大智やセフレ以上恋人未満のような2人の距離感がたまりません。

恋に臆病になっている大智、そして大智に捨てられることを恐れ焦る和久も切なくて刺さり、大智を気持ち良くさせたくてやり方を調べる和久の可愛さや大智への気持ちを胸に秘めていた和久が尊くてグッときました。

0

距離の縮まり方が好き!

だらしない男×生真面目な男
からしか得られない栄養素!!

マイペースで何考えてるか分からない
不安だけど現状のままでも良いと思い込んで
言いたくても言えない
そんな関係だけど心地よさがある。

現状維持したい気持ちと踏み込みた気持ちの揺れにきゅっとなりました。

食事のお礼はカラダで返す!!という十八番展開も
ノンケかゲイかで懐柔される側も押せ押せ側も印象だいぶ変わると思ってるんですが、
その明かし方が良かった!

よう分らん中でグイグイくる適当人間…ヤバぁ……
から、なんだよぉ~って!変化に説得力があって、
2人の距離感とか会話が読んでて心地よかったです!!

0

のんびり、ゆるりと

謎めくマイペース男×世話焼きリーマン。

会社員の大智はある日、居候先の女性から捨てられて
大声で喚くヒモ男・忠臣と出会います。

なぜだかお腹を空かせる忠臣のことを見捨てておくことができず、
手作り料理を振舞ってしまう大智でしたが…。

以来、忠臣から懐かれてしまいう大智。
はじめは月に何度か遊びに来ていたのが気付けば週に1度となり、
二日に1度…とやってくる頻度が縮まり、その度に食事のお礼として
大智を抱いてゆく忠臣。

恋人でもなければ、飼い犬という程でもない。
寄生するでもなく、気の向いたときにだけやってくる忠臣。
その関係を何と呼ぶべきか?

どれだけ身体を重ねても肝心の忠臣本人のことは何も知らない大智。
何を考えているのかわからない忠臣と、
密かに恋心を自覚し募らせてゆく大智との温度差が切なかったです。

口も態度も軽いくせに、大事なことは何も言ってくれない忠臣。
だけど、蓋を開けてみれば忠臣もちゃんと大智が大好きで、
大智に重いと思われるのが言えなかっただとか、
いつもは図々しいくせに変なところで繊細なんだから…。


日をおいてやってきていた忠臣が、
いつの間にか毎日大智の家に“帰ってくる”ようになり…

最後まで「付き合う」だとか「恋人」という関係は
二人の口からは明確にはされなかったけれど、
二人の態度やら暮らしぶりを見ていればダダ漏れていて
わかってしまうくらいにはベタ惚れ同士な二人なのでした。

最初から最後までのんびり、ゆるゆると、
そんな愛の形が二人らしくて微笑ましさに包まれました。

0

野良犬にご飯を与えたら、、、?!!

結果、家にやって来るのが、週に一度が三日に一度になり、今は二日に一度来るようになりました。

あ、野良犬と比喩された攻めのお話です!


そう、
こちらのお話は、遡ること一年前。

商社勤務の二十八歳リーマンの塚田が、引っ越し前のアパートの隣の部屋で、同居女性に捨てられ、締め出しくらっていた名前と年齢ししか分からない謎の男を部屋へ上げ、食事を出したところから始まります。

作中、攻めのことを野良犬とたとえ、ご飯を与えるお礼に攻めからセッ…をしてもらうのですが、
この危うい関係がいつどこでどうなっていくのか。

なにも攻め自身のことを聞けない受けが、どうふたりの関係を進展させていくのか。
はたまた、なにがきっかけで野良犬とご主人の関係が変化していくのか。

過去、女に捨てられた攻めのなかに、いまだに女の影がちらついているっぽいし、、
と、着地点が読みながらとても気になる作品でした。

最後まで読んでみると、野良犬な攻めはしっかりしていて、もっとふたりともお互いに踏み込む勇気が必要だったんだなあ、、、という印象でした。


サクッと読めましたが、物語はじっくりゆっくり! ふたりで絆を深めていく、三拍子系?(タイトルがワルツなだけに)のお話でした♪

0

掴みどころのない天然ワンコ攻めのギャップが良い

先生の『一途な犬は諦めない』が好きな作品。こちらも試し読みして好みの感じだったので読んでみました。電子で169ページ。以下少々ネタバレあります。

料理上手の商社マン大智(受)は、一年前に出会った和久(攻)とセフレのような関係。いまだに和久の名前と年齢しか知らないが、過去の恋愛の失敗から、それ以上踏み込むことができなくて…というお話。

大智はしっかり者でキリッとした男前。和久はヘラヘラしていて、皿洗いも満足にできない天然な男。
普段は受け攻め逆みたいだけど、濡れ場になると、和久がグッと色気が出てきてしっかり攻めになって、大智も可愛く抱かれてしまう…。
試し読みで、この濡れ場での二人のギャップにズキュンとらやられて読み始めましたw

大智は過去の恋愛の失敗から臆病になっていて、和久にあれこれ訊くことはできない。和久も自分から話したりしない。なので和久の仕事すら何かわからない。和久はワンコだけど掴みどころがなくて、ミステリアスな感じもします。

中盤、冒頭に出てきた「ゆりちゃん」登場。
なんだそういうことだったのか〜!てっきり彼女だと思ってたよ〜ww

その後は、「もうお礼(セックス)はいらない」と言った大智に和久の様子がおかしくなって、必死にご奉仕してきたり(大智をあの手この手で気持ちよくしようとする和久がエッチだ〜(///∇///))
和久のお仕事が判明したり、一緒に旅行もしちゃったり…。

初めは謎めいていた和久の人物像が徐々に明かされてきて、二人の心の距離も近くなっていく様子に、なんだかほっとしてしまいました。やっぱり攻めには受けを大切に想っていてほしい。

最後は大智がまた変にネガティブ発動しかけたけど、和久がうっかり口を滑らせてくれてよかった〜!でないとまた拗れてたかもw
結局お互いおんなじ気持ちだったのね〜、とほっこりでした。

出会って一年以上かけて、ようやく気持ちが通い合った二人。「付き合う」なんて言葉にしなくても、これからは仲睦まじく暮らしていってほしい♡

評価は萌2と神で迷いましたが、和久の濡れ場で雄みが出て色っぽくなるギャップが大変刺さったので、神評価とさせていただきます。

電子 白抜きorトーン修正(枠なしの白抜きなので、やはりちょっとわかりにくい。無なコマもあり残念。トーンも形はわかりにくい)

1

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