特典付
ハルモト紺先生はいつも新しい世界とアッと驚くラストを読ませてくれます。毎回パターンの違うキャラクターや物語に設定で驚かせてくれる数少ない作家さんだと思います。
今回は同期でライバルのサラリーマン同士です。御曹司でハイスぺの攻めである時藤と地方出身で負けん気の強い受けの早瀬のすれ違いです。
会社の祝典で自分と時藤との格差に不貞腐れ悪酔いした早瀬は、時藤に介抱されます。記憶があいまいでつい自分がゲイだと明かしてしまい、あげくには「俺にごほーししてみろよ」と誘います。酔った早瀬の顔がめちゃくちゃかわいくて、ずっと時藤はイライラしているんですが、このセリフでブチ切れた感じがまたかわいかったです。元々時藤は好きだったんだろうなと読んですぐに感じましたが、真っ先に足の甲を舐めているコマや残されたキスマークがあるので、それを見たらどれだけ夢中なんだろう、今までよっぽど長男として我慢していたんだろうとわかります。こういった描き方もとても美しいし上手いなと思います。
2回目の誘いは時藤から自分の部屋へ誘います。子の時も時藤は執拗に足の甲を舐めたりキスしたりします。好きだ好きだ気づいて俺を見てって読んでいるこちらにすごく伝わってきます。でも早瀬は時藤とセックスしていることに意識しすぎているのか、ちゃんと見えていません。
それでもセフレとして一緒の過ごしていくうちに今まで知らなかった・気づいていなかった互いのことや相手の状況についてわかっていきます。ただ遠巻きに見ているだけじゃ見た目や噂で相手を知った気になっても本当の相手を理解できないんだとつくづく感じました。ハルモト紺先生のキャラ設定、やっぱりすごいですね。
ふたりとも長男として子どもの頃から我慢してきたのでしょうね、誕生日に甘え合える相手がやっとできたみたいで、よかったね!とふたりのことをまとめて抱きしめてあげたくなりました。(迷惑でしょうが)
そこですんなりと告白し合ってハピエンとなるわけもなく、やっぱりすれ違いがきちゃうんですよ。時藤が御曹司だったからゆえの勘違いなんですが、実は御曹司だって幸せであったわけではありませんでした。
ふたりはまったく違うようでしたが、実は同じだったとわかります。「欲しいものは手に入らない」好きなのに好きだからこそ望んじゃいけない、そう思っているふたりがとても切ないです。それは立場だったり男同士だったりが理由なので、BLならではの苦しさですよね。辛い!
でも再びふたりはベッドを共にして、勇気を出して本音を伝え合います。どっちも相手にかっこよく見られたいって思っていたからの思い込みやすれ違いだったのがわかると、それも甘えられない男たちならではのかわいさだと思いました。この辺りはじっくりと読んでください。とても素敵な表情や言葉がたくさんあります。
結局は話し合いですよね。本当の気持ちに好きだと伝えることが大事。周りにも自分にも恋人にも少しわがままになってやりたいことをやれる、それがふたりのハピエンになりました。
ハルモト紺先生の作品はどれも素敵でいつも「これがベスト1だ!」って想いを新作のたびに更新させてくれます。今作も驚かされたし、とってもよかったです。
ケンカップルのように見えてそんな単純ではなく、かと言って複雑な訳でもないから2人に集中してページが進む毎に展開して行く行方に固唾を飲んで見守らずにはいられなくなってしまう、、、
そんな高純度な純愛Love Story
攻めの時藤くんも受けの早瀬くんもすごく人として繊細で気遣いも出来て、言うなれば至極真っ当な2人
だけどそれぞれ抱えている事情や過去があって、今の自分で居る為に努力をして来た事が分かります
そんな本来なら見せたくない所を唯一見せる事が出来る相手
それが時藤にとっての早瀬であり、早瀬にとっての時藤
なんだろう、、、すごく読んでいると切なくなってしまう2人です
ただただ幸せになって欲しいな…と心から願ってしまう2人
悲しい切なさではないけれど、なぜか切ないけれど甘やかで、、、
純度の高いラブストーリーになんとも身悶えてしまいます
2人それぞれの良き所も弱い所も全部ひっくるめてすごく好きで堪らない
萌える♡と言うより〝沁みる……沁み込む〟そんな2人の恋物語に胸がキュッとなりました
「恋」としては胸を撫で下ろせる終わりを見せてくれてホッとする反面、諸手を挙げてページを閉じれぬ気持ちになってしまうのも否めない…
それはやっぱり時藤の置かれた環境や早瀬の掲げた目標の行方を見守り切れていない事から来る心配や飢餓感にあると思うのです
2人ならきっと乗り越えて行ける!とは思えます‼
だけど、、、すっかり私の心に沁み入って来た2人です
「安心し切る」まで2人を見守らせて欲しい(>ㅅ<)…‼とひれ伏したくなるのは読者としては回避不可避な自然な感情‼
どうか、、、その後の2人を見守らせて欲しい…!!!と願わずにはいられぬお話しでした
是非とも、、、先生のリーマン作品として初のナンバリング作品にはこの2人を…っ!!!
そして時藤にショートケーキを食べさせて欲しいのです
時藤の苺を奪うやんちゃな早瀬、、、‼
いや⁉早瀬に苺をあげちゃう時藤か…‼
み…見える…!!!(見たい…!!!w)
勝手に続報の朗報をお待ちしております .゚(→ε←*)゚ .゚
それにしても、、、!
先生の作画がどんどん美しく進化して行っておりますね‼
作画で伝わる2人の想いも沁みて来ました✧*:.。.(*˘︶˘*).。:*✧ジーーーン♡
濡れ場&修正|濡れ場の内容も回数も物語に必要な分量として完璧に思います!
色気のある所はちゃんと熱を感じさせ、色気だけでなく感情を感じさせる時には空気の震えさえも伝わるような繊細さを感じる濡れ場…!
素晴らしかったです…!
そしてそんな濡れ場を邪魔しなかった高修正には拍手喝采‼万雷称賛‼ヤッ*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ッター!
艶と質感が分かるようなグレートーン修正です
ハルモト紺先生作品、最近よく出会います。
好きなお話が多いです。
今作現時点でちるちる週間ランキング1位なので楽しみに読んでみたら最高作品でした。
会社の同期成績1位2位を争うライバル同士のカラダから始まる恋のお話。
両視点あるお話大好きだから2人の想いが知れて最高だった!
ライバル同士のお話ってケンカップルになりがちだけど、大人な2人なのでそうはならない。
早瀬は地方出身本社に異動してきたやり手叩き上げ営業マン、時藤は当社の御曹司、いずれは社長でしょうよと思われていて、スペック、実力共に申し分なしなハイスペ男子。
早瀬は一度も数字で時藤に勝てた事がないし、自分の境遇との違いを比べてやっかんでたんだけど、酔った勢いで誘惑しちゃって、またまた時藤も乗っちゃった。
こんなイケメン2人がたまたま2人ともゲイだったなんて!時藤さん、とっても丁寧でベッドではご奉仕するタイプで、早瀬めっちゃ気持ちよさそうになってたのに翌朝起きたらちっとも記憶になかったんだって。
酔って記憶無くした事ないからほんと分かんない。その前に気持ち悪くなるからね、酔うと理性やら金銭感覚やらいろいろゆるゆるにはなるけど、記憶にないって今まで一回もない。
早瀬くんあんなやらしい顔して挑発的な態度取ったのに覚えてないなんて、時藤ガッカリじゃない?って思いきや、去り際の一言ったら!
そんで、足首にキスマークだらけって!
こんなところ愛撫するなんて、早瀬の事好きだからでしょ!って私なら思っちゃうな。ただ足フェチなだけじゃないと思うよ。
そっから一夜の過ちとして無かったことにするんじゃなくてもっと2人が親密になっていくんだわー!
お互いにしか見せないリラックスしたプライベートな表情いいよね。
相手を挑発するお顔が2人ともあるんだけど2人ともその時の顔がイイ!(早瀬は22ページ時藤は39ページ)しっかり煽られちゃってます。
初回こなれた感じで挑発してたからてっきり経験豊富なんかと思いきや早瀬ってば、経験人数1人なんだって。それに喜んじゃう時藤。
お互い好きって言葉に出してなくて快楽目的みたいになっちゃってるから本音がなかなか言えないんだー。
もうね、好きなんよお互いに。でもねー、言えないんだーわかるわー。
感情移入めっちゃしながら読んでしまった。
2人ともの気持ちがわかる。
2人ともイイ男なんだわ。
作品によっては読んでいて片方だけ好みだけどもう片方の良さが全く分かんないってカップルもいてます。まぁ、あの子が好きなんだったらイイんじゃない?私は良さが全くわからんけどもと思いながらそんな時は読んでます。
が、この作品の早瀬と時藤は2人とも好き。見た目も性格も良い。
ハルモト紺先生って以前の作画は表情が乏しいと言うか静止した様な絵だったのが、随分動きの感じられる絵に変わってきてる。
今回の2人はとってもいい。身体付きも不自然な程のムキムキでもなく痩せすぎでもなく程よい体型。
2人とも感情が昂りすぎちゃった時泣いてしまうのが良かったです。私も泣いてしまった。
先生、お話の盛り上げ方が上手だな。
とてもイイリーマンBLでした。
これは、今年度のアワードノミネートするんじゃない?!と思ってます。
電子で購入
薄トーン修正
ライバル同期同士、ハイスペ御曹司×強気(だけど可愛い)平社員。
…ときたら、”ケンカップル”か!?とどきわくしながら読み始めたのですが、
全っっ然違ってたーーーーー!!!
”尽くして、甘える”攻め・時藤の魅力にメロメロになりました。。
こんなの、全私が惚れてしまうよーーーーー…!(*´◒`*)
シーモアさん先行配信で拝読した、こちら。
地方出身で苦労人の早瀬(受)。
同期で社長の息子・時藤(攻)とは本社で”ツートップ”と言われ
持て囃されているけれど、実は今まで一度も勝てたことがない。
色々とコンプレックスを刺激してくる存在の時藤に
常々ライバル心を抱いていた早瀬だけれど、
ある日、会社の式典で泥酔してしまい時藤の服に飲み物をぶちまけ、
介抱してもらう事態に。
自分はゲイだと明かし、酔いに任せて時藤を誘うと、
時藤は意外にもーー
と続く、同期同士のリーマンラブストーリーです。
女王様のように「ごほーししてよ」とねだった早瀬に、
甘くじっくり奉仕し、尽くす時藤。
翌朝早瀬が起きてみると、自らの足はキスマークだらけー
って描写、最高にときめいた…!・:*+.
で。
最高にたぎったのが、視点変わって時藤サイドのお話でした。
時藤の中に、そんな秘めた想いがあったなんて…!
早瀬が支社から本社にやってきた当初は、コミュ強で家族仲も良さそうで、
ぬくぬく育ってきた奴…と斜めに見ていた時藤。
しかし社内の噂で、実は妹の学費を払っていて、
奨学金も返済中であるー
ということを知り、大丈夫なのか?頑張りすぎなんじゃないのか?と
気に掛けるようになっていく…
幼い頃から父親に都合よく期待され扱われ、
それでも懸命に期待に応えようと頑張ってきた時藤だからこそ、
同じように頑張る早瀬の心に寄り添えるんですよね。。
時藤が早瀬に惹かれるようになっていったその心情変化の描き方が
すごく巧みで、ぐぐぐーーーっと前のめりで読んでしまいました。
早瀬の誘いに引きずられるような形で、思わず抱いちゃったのかと
思いきや、そんな前々からの思いがあったんだ...最高に萌える...
早瀬の27歳の誕生日、ケーキのエピソードも泣けました。
初めてケーキを用意してもらえた早瀬の、
あの嬉しそうな顔…!!
その顔が見られただけで、私の今日の疲れも一瞬で吹き飛びました。
まさに眼福✨
で、さらにこのエピソードが、後半の二人のすれ違いのパートに
繋がってくるんですよね。
早瀬のハンカチからポロッと落ちた、あれ。
もう、早瀬が愛おしくてぎゅっとハグしたい。
どんな気持ちでハンカチにくるんで、大切に持ち歩いてたの...?
もちろんその役は時藤に任せますけども...
"素直になれない”ことに悩んでいた早瀬が、
やっとやっと自分の気持ちを時藤に告げることができた時。
エッチの時の「好き…それ…」が、時藤への溢れる愛を表しているよねーーー…!!!
時藤のことが好き、って言いたいのに、
”それ”をつけちゃう早瀬。愛おしさしかない。。
その後、ベッドから出ようとする時藤の手を掴んでの
「行くなよ」
からの→告白!に、大袈裟でなく心震えました。
これがカタルシスってやつ…!
”俺が尽くすのはお前だけだよ”と、甘くあまーく囁く時藤にも蕩けた...
作中に出てくる誕生日ケーキのような攻めの甘さ、
愛を全身に浴びられる一冊でした…✨
控えめに言って、最高オブ最高でした...(*´˘`*)♡
★修正:tnトーン(電子シーモア)
とっても好評なハルモト先生の本気作なだけあり、ストーリーも画も★10つけたいくらい良かった❤️
はじめはお互い「自分にないものを持ってる恵まれたやつ」と思ってるんですが、実はそれぞれ家庭環境などで葛藤があって、甘えられない性格で…
2人とも見えないところでたくさん努力と我慢をしてきた部分が見えてきて、理解できるが故に「好き」が言えない…切なすぎる
お互い我慢して諦めて、これ以上ない両片思いのすれ違い事件が起きるけど、押し込めた好きの気持ちがとうとう溢れる
ここのシーンが最高に好きだった
時藤がケーキにロウソク立てて祝ってくれた時のロウソクをハンカチに包んでお守りみたいに持ち歩いてた早瀬がえぐ可愛い!!!
それが時藤にバレて赤面してる早瀬を見るなり、時藤の理性と我慢は崩壊❤️
好きって言えてよかったね(号泣)
最高のライバルであり、理解者であり、恋人の2人には未来永劫幸せでいてほしい
ベッドの上では奉仕型の時藤の言葉攻めがアマーーーイ(雄叫び)
涎と涙でぐっちょりしてる早瀬メローーーイ(雄叫び)
チソ白抜きだけど筋の感じとかちゃんと見えててよかった
完結になってるがここまで腐女子湧き上がらせているのだから続編を期待してもいいよね!
勝手に期待してます