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御子柴くんと水無瀬くんは友達じゃないらしい

mikoshibakun to minasekun ha tomodachi ja nai rashii

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あらすじ

平和主義で平凡な水無瀬と、文武両道でイケメンピアニストの御子柴は、屋上で一緒にお昼ご飯を食べるクラスメイト。そして――友達以上の関係だったりする。秘密の関係なふたりの毎日は刺激的で…。モテモテな彼に釣り合わないと不安に思う水無瀬に、一見クールだけど独占欲強めな御子柴は、ぐいぐい迫ってくる。「そんなに心配しなくても、俺はとっくにお前のもんだよ」愛が重すぎるイケメン×素直になれない平凡男子が可愛すぎて無理!な日常系BL♡
※電子限定SSにRシーンアリ

作品情報

作品名
御子柴くんと水無瀬くんは友達じゃないらしい
著者
住本優 
イラスト
ほわこ 
媒体
小説
出版社
スターツ出版
レーベル
BeLuck文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784813717607

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萌々

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得点
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評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

BLの入門書のような王道作品

少女マンガあるある。
学校の人気者のイケメンが平凡な女の子を好きになるっていうヤツがあるじゃないですか。

そのBL版って感じです。
見た目平凡な同級生彼氏を溺愛し倒すハイスペイケメンの存在が、かつて読んでいた少女マンガの理想のヒーロー像そのもの。イケメンで、性格も頭もよくて、人気者で、高校生ピアニストと活躍していて…って、一体何何投流のスパダリやねん…っていうのが本作品の攻め彼氏・御子柴です^ ^
夢の世界の住人のような彼氏にめちゃくちゃ愛されるツンデレくんのピュア恋のお話で、光属性の強い御子柴に身も心も翻弄されっぱなしな水無瀬のウブさが見どころとなっています。

学園ストーリーとしては、先にも言ったように少女マンガでお馴染み的な要素が強く、キュン枠の王道BLかなと思います。
舞台は学校、皆には秘密にしている内緒の交際が、ドキラブを更に盛り上げます。人目のないところでキスしたり、イチャイチャしたりと、学生時代にしか出来ない青春の1ページを密やかな恋愛で彩る2人が可愛かったです。
学校行事等の大きなイベントはなく、どちらかというと日常の一コマがメイン。しかしながら、恋愛で満たす時間は日常のようで特別なひと時です。
胸をドキつかせるのに、特別なシチュエーションはいりません、そこに好きな相手がいれば、その空間こそが特別な場所であり、特別な時間になってしまうというもの。高校2年の冬に育まれていく2人の愛をたっっっっぷりと堪能いたしました。

冒頭から既に付き合っている関係性なので、基本恋人同士のイチャつきがメインで進みます。すれ違いやケンカなどのシーンはないですが、嫉妬のシーンはそこそこあります。因みに、どっちもです(笑)
嫉妬は好きの証明チケットとでも言いますか…、それだけ恋人のことが好きなのねって分かるホンネ描写が良かったです。嫉妬シーンはあまり楽しい展開ではないけど、ホンネを炙り出す意味では有効ですし、嫉妬によってより恋人への好きを再確認し、愛情を強めていくシーン展開は胸アツの嵐でした!ヽ(´▽`)/


BLの初心に戻りたいなら、コレ!っていう、入門書みたいなBL感は多くの人に受け入れられやすい内容だと思います。ただ…何となく先の展開が読める安心感は、型にはまった定番感でもあり、良くも悪くも王道度の高い作品でした。
因みに、ベッドシーンは、電子書籍限定のみ。
2人の甘いイチャイチャに浸りたい方は、電子をオススメします^ ^

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