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小説


めっちゃ好きだわ~なお話でした(≧▽≦)
受様は、オメガのシリル。
引き取られた家では〝平民出身のくせに〟と蔑まれてきて、いつか家を出る、と内職に励む日々。
戦争を終わらせた英雄大公からの指名を受け花嫁となることに。
この英雄大公のエセルレッドこそ、この度の攻様のアルファ。
結婚したくないエセルレッドから、離婚前提での結婚生活を提案された時のシリルの喜びように笑いました。
自分で提案しておいて、と独りごちるエセルレッドにはにやりです。
最初何とも思っていなかった受様のことを、だんだん本気で好きなる攻様、大好きです⸜(*˙꒳˙*)⸝
でもって、遅ればせながら好き好きアピールで右往左往する姿も大好きだし、残念ながら全然伝わらなくてざまぁねぇな、となるのも大好物♡
でも今作のエセルレッドは、シリルのことを尊重してくれてるし、大事にしてくれてるしで、とてもナイスな攻様でした。
愛され夫になる為の勉強とか、可愛くって微笑ましい一面も(>ᴗ<)
平民出身なのを卑下していたシリルが成長していく姿はとても素敵。
守られるだけではなく、大切な人を守りたい、と頑張るのも、強くて健気でいい子だわ~(*^^*)
これで後はハピエンか、と思いきや、次々と問題が発生して、ドキドキハラハラ。
ページを捲る手が止まらず、最後まで楽しく読ませていただきました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
ステキです。ちまちま内職する受ちゃんが健気で好きです。今作品にはキーパソンなチビちゃんは登場は無くチョット残念でした。奈良千春先生のイラストは見ているだけでドキドキします。
素晴らしい作品でした。
こういう素敵な作品に出会えると、私がBL作品に求めるものは「幸せな読後感」なんだなとしみじみ感じます。
読後しばらくはその余韻に浸り、また読み返したいと思える。
そんな素敵な作品に出会えることは稀ですが、この作品はまさにそれでした。
受・シリルがとにかく不憫で、彼が虐げられるシーンも多く、心が痛くなりました。
この作品に出てくる「悪人」は、本当に根っからの悪人ばかり。
実は事情があって悪事を働いていただけで、根は悪い人じゃなかった…みたいな人は一人もいません。
嫁いだ先の侍女だって、最初は「この人達も、心優しいシリルと触れ合う内に改心して優しくなったりとか…」と少し期待していたのですが、そんなことはなかった。
結婚する前も、結婚してからも、根っからの悪人達に取り囲まれて暮らすしかないシリル。
なのに心が綺麗過ぎるがゆえに、自分が虐げられていることすら気づかない。
根っからの悪人達なので、ラストで断罪されていく様はスッキリするだけで心が痛むこともありません。
攻・エセルレッドはもうとてつもないスパダリで、最初からずっとシリルに優しく真摯です。
完璧な男性であるはずのエセルレッドが『愛され夫』になるための参考書を頼りに空回りしている様子は微笑ましく、シリルへの愛に溢れていて心があたたかくなりました。
また、国王と王妃、王女、他国の第三王子、シリルの家庭教師、新しく雇われた執事や侍女達、エセルレッドの部下達など、今後も味方になってくれそうだと判断出来る優しい人達も多く、二人の幸せを願うばかりです。
素敵な作品をありがとうございました。
とても面白かったです!シリルとエセルレッドは勿論どのキャラも立っていて、作品に入り込んで夢中で拝読しました。
数多散らばる伏線、それを綺麗に回収していくストーリーに感服。2段構えの見事なざまぁにもスカッとしました。
私は健気で聡明、時としてかっこいい受けが好みです。今回のシリルは好みのど真ん中でした。なので怖かったであろうに体を張って不正を糾弾する姿には感動しました。シリルの覚悟や聡明さが現れたシーンでした。またエセルレッドがシリルを抱いて泣いている姿にも感極まりました。
そして「愛され夫」、10年前の出会い、番う2人と驚きと笑いと幸せに満ちたラスト。素晴らしかったです。また奈良先生のイラストも美しくて眼福でした。表紙の華やかさがこの作品にぴったりでした。とても幸せな読書でした。
滝沢晴先生の作品は常々間違いないと思ってますが、その中でもやはり私にも好みがあって、今作は間違いなく今の私にはドンピシャでハマった作品だと思います。多くの方に読んで欲しいです。
まず、緩急の付け方が絶妙で、序盤のシリルが馬車で襲われるところから黒幕の正体を想像するのが楽しかったです。
大公家でのシリルの冷遇の理由とかが思ってた通りで、エセルレッドが真相に辿り着くまでのワクワク感とかがお約束通りでページを捲る手が止まりませんでした。またシリルの家族達も分かりやすいヒールなのですよ。
健気なシリルにエセルレッドが夢中になって行く過程も良く、とても読後感の良い作品でした。
またシリルはエセルレッドの為に悪事を暴く強さも持ってて、とても善良で愛すべき人物だった点も良かったです。
そしてその世界観を盛り上げてたのが間違いなく奈良千春先生のイラストでした。
個人的には「俺が君を愛することはない」からの溺愛が大好物でした。
