特典付き
バース性の研究センターへ登録し様々なデータ検証に協力する事になる二人。被食反応を抑える薬を飲んだり、詳しいレポートを書いたり。生真面目な稔世のぶっちゃけぶりがすごいけど至って真剣で、達成もそんな稔世がまた愛おしくて。
フォークとケーキでも悲劇にならない、普通に愛し合って幸せになれるよって事を身を持って証明していく二人が眩しい。
それはバース以前にお互いにある、相手を想う強い気持ちが大きい。
美味しい、気持ちいい、愛おしい。ラブラブなハピエンにほっこりした〜♡
達成と稔世がフォークとケーキの臨床研究に参加する3巻です。
積極的に治験に参加しレポートを書く稔世が健気でした。
潮吹きのことまで書くのはさすがに身を削り過ぎだと感じましたが、ちゃんと報われて良かったです。
目黒に達成がフォークだとバレた時はヒヤヒヤしました。しかし、目黒が素直に受け入れてくれたので一安心です。
バース性を理解する為、誰かに理解してもらう為に治験に参加する2人のこれからを心から応援したいと思える素敵なラストでした!!
シーモアは白抜き修正でした。
ケーキの味が分からなくなる薬を飲んだ達成が味がしない稔世を愛撫する姿にキュンと来ました!
稔世の不安を全て取り去っていく達成が格好良かったです!
2人がお互いのバースに向き合って、それぞれの考えを尊重して行動を選択しているのがとてもいい
えっちだけじゃない
しかしレポートだからと潮まで報告しちゃうのはやっぱりえっちい
久遠くんの探究心ですね
目指すゴールは同じだけど、進み方が違う相手に納得はできてなくても敬意を持っている感じが大人だなぁとなります
そして桐谷くん
本当に純粋な友人に自分のバースを話せてよかったね
その友人なら絶対大丈夫さ
2人の物語は完結とのこと
でも、お互いのために行動できる2人の物語なのでこの先も充実した生活を送っていくことでしょう
今までいくつかのケーキバース作品を読んできました。そのどれもが、キスや身体を舐めるなどのえちえち汁気多めな表現が多い(そちらも大好き)作品だったのですが、こちらの『舌先から恋』はそのような描写もありつつも、達成先輩と稔世くんのバース性故の悩みや、バース性同士が付き合っていく中での気持ちの変化に丁寧に向き合っていて大好きな作品のひとつになりました。
バース研究のため、治験に協力する事になった達成と稔世。まず、稔世がめちゃくちゃ真面目にスマホでメモを取りながら味の変化の違いを先輩に聴くシーン……えちえちすぎました!!(後に潮吹きの事まで割と詳細に報告していて笑)
そのような実験の中で、フォークに課せられた試験も受けることに。味がなくなるその実験に稔世は乗り気ではなくて……!?
稔世がずっと胸に抱えていた思いが健気で切なくて。先輩なら絶対に稔世がたとえケーキではなくても好きになってくれたはず!!稔世の事を敏感に気にして察知してくれた先輩にもキュンとしたし、先輩自身が味がしなくても、ケーキでなくても、稔世だから好きと言葉で伝えてくれる所、安心をくれて本当に彼氏感を感じました!
目黒くんのタコ焼きやキャンディのカマかけには少しヒヤリとしましたが、拗れなくてホッとしました。
ラストは全てを語る終わり方ではありませんでしたが、これからも自分達のバース性と付き合いながらきっと二人共仲良く過ごしていくんだろうな、と思えて余韻の残るエンドでした。
これで完結というのが少し寂しいですが、ケーキバースの先駆けのような作品のラストを見守れて嬉しいです。
二人の人生はまだまだ続くけどお話としてはいったんここまで、の感じの完結でした。
なので、ん?おわり?おわり?つづく?
みたいに少し混乱しました。
百瀬先生がちゃんと完結って言っているので完結なんですね。残念。
なんかこれからまだこのさきの二人をみたいなーって思いました。
ケーキバースという、フォークにとっては無味地獄人生の辛さがあまりにもつらいなぁと想像してしまうので、苦手なジャンルなのですが、フォーク側の処世術だったり、ケーキと出会えたことによる味覚的な幸せだったり、ラブが生まれたりと、ストーリー展開に引き込まれました。
今回はカムアウト問題がいちばんぐっときました。
どういうつもりで聞いてるんだろう…とか。
単純に友達として信用して話してほしいっていう友情の話で、特別なことではないのに特別なストーリーになるのはすごいなぁと思いました。