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メスお兄さんを超えてゆけ

mesu oniisan wo koeteyuke

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表題作メスお兄さんを超えてゆけ

長塚 篤巳
20歳、大学生(法学部)
夢二
昔篤巳の近所に住んでいたお兄さん、シーシャバーでバイト

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編
  • カバー下(あとがき・漫画「俺の彼氏ってすっごいインテリジェンス!」)

あらすじ

友人たちとの恋バナで、自身の性癖が歪んでいると
発覚した大学生の篤巳(あつみ)。
その原因は、幼いころ隣に住んでいた
“メスお兄さん”こと、夢二(ゆめじ)の
女性的な色気に、知らずあてられていたこと!!
司法の道を志す者として、公正公平な人間で
なければいけない――!!
そう決意し、12年ぶりに夢二の元を訪ね、
彼を克服すると宣言する。
色仕掛けという名の荒療治で
少しずつ耐性をつけていくけれど、
色欲にふける夢二に元カレと間違われたことで、
新たな感情が芽生えはじめて…!?

作品情報

作品名
メスお兄さんを超えてゆけ
著者
藤峰式 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610455
4.1

(27)

(11)

萌々

(8)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
111
評価数
27
平均
4.1 / 5
神率
40.7%

レビュー投稿数9

メスお兄さん!

結果的に良かったのかな?間違いなく幸せではあるけれど…。

ものすごく生真面目な篤巳。そんな性癖と司法は関係ないよ〜!とは思うものの性癖をこじらせたままなのもよくない。
なんと12年ぶりに性癖を植え付けられた夢二を訪ねると、なんと!まだいた〜。しかもあの頃と全然変わってない。

面白おかしくメスお兄さんを超えようと頑張る篤巳と、それに付き合う夢二。
やはり行為はエロ方面へ…。

夢二の一途さに、儚げさに?本気になってしまう篤巳。元を辿れば宏樹、貴様が原因だぞ!
彼を待ち続ける夢二を丸ごと受け入れる篤巳。
すごい包容力ですね!

夢二も約束を守り帰ってきてくれる篤巳に満たされ…。

良かったです。けどこういう未亡人受けにはまる若者のお話を読むと、ついあのまま関わらなければ違う人生があったのでは…。とか思っちゃいます。
夢二が救われて良かった。

0

迷惑と精子をかける男の奮闘記wと見せかけて???!!!

攻めが真剣に「メスお兄さん超え(克服)」に挑めば挑む程可笑しさが溢れて来ました
そんな攻めを半ば成り行きで相手をしつつも、絆されて癒されていく受けを温かく見守りたくなっている自分に驚きますw

尚、この受けの空回り気味な攻めへの常に冷静で的確なツッコミや切り替えしがすごい笑いのツボを刺激してくれます!楽しい♪
攻め「さあ!どこからでもメスお兄さんしてきて下さい!」
受け「”メスお兄さん”って動詞だったんだ…」
こんな会話劇、笑うに決まってるwww

まぁこんな調子で攻めの一生懸命な?奮闘記を見て笑っていく訳なのですが、攻めのコミカルさや受けのヤレヤレ感の可笑しさだけではない、2人だからこそ生み出す物語にはちょっと恋の苦さを感じて引き込まれました

7割超えの笑いの中にしっかりとこの作品のコアとなってる恋模様の存在感があります!
こういうバランスでの魅せ方が凄く好みでした♪

受けに精子も迷惑もかけちゃう攻めだけどw1番かけたのは”大きな愛情”っていうのがとっても良きオチですね♡
過去も含めて愛し貫く!!

素敵なお話しだったと思います( *´艸`)

1

メスお兄さんに元気をもらおう

めっちゃ良かったー。
ここ最近の藤峰式先生作品の中で1番好き!
アホエロ、ギャグなノリの中に切なさとかエモを感じる。いつも作者買いしておりますが、先生のこのタイプのが大好物なんだぁ。
先生の漫画の中では、今はセックス以外したくないとか、眠れぬ森にキスとかの系統です。

メスお兄さんは好きですか?
メスお兄さんって、別に女子要素はないのにメス味がすげぇ。やたらとキュートでセクシーで物腰柔らかいお兄さんがメスお兄さんなのでしょうか?
リアルにいたらおネエ様に寄っていきそうで、
BL界にのみ生きる妖怪かしらと妄想。
そんなメスお兄さん考察を脳内で始まるくらい、メスお兄さんという単語が飛び交う今作。面白くないわけがない!!

そんな妖怪のエロすぎる幻想に囚われた法学生の攻めくんが主人公な訳ですが、
素直で元気な若者っていいですね。
しょっぱな見抜きかましてくるの笑った。
攻めオナ大好物だけど、全くそそられない見抜きに笑った。
最終真っ直ぐに愛して、受け止めてくれる良き攻めに成長する主人公。
優しさの中にナイーブさを持ったメスお兄さんにはぴったりです。

人間の弱さとか情けなさとかを、エロと笑いを織り交ぜながらちょい切なく楽しく描くのがお上手な藤峰式先生。
まぁダメなとこあっても良いよねー人間だもの。と、メスお兄さんに今日も生きる元気をもらえる良作です。

1

伝説のメスお兄さん!

「メスお兄さん」といういきなりのパワーワードに、またしても藤峰式先生ワールドへ連れ去られた!毎回発想とセンスが最高すぎる〜。

子供の頃に住んでいたアパートの隣人夢二に性癖を歪められてしまった篤巳。タンクトップから見える乳首、スラリと伸びた美脚⋯。
親しみやすくて親切で、無意識にフェロモンを振り撒いているメスお兄さん。
司法試験に集中するため忘れられないメスお兄さんを乗り超えようと、12年ぶりに夢二と再会する篤巳の健気な真面目さに打たれる〜。可愛すぎるでしょ!

夢二の色気がダダ漏れで本当に罪作り。でも帰らぬ相手をずっと待ち続けてた夢二も切なくて、篤巳の真っ直ぐな愛にやっと吹っ切る事ができて良かった。篤巳は初恋を実らせたって事だよね?うふふなハピエンで嬉しい〜。

1

新・メスお兄さん攻略法(笑)

さすが藤峰式先生です。メスお兄さんとは何ぞや⁉と読み始めましたが、笑いありちょっぴりの切なさあり、加えてたくさんの萌えありで大満足な読後でした。

お話は、幼馴染みの年の差再会モノになります。
キッカケは自分の性癖を歪めた相手に会って、矯正をしようという突拍子もないモノだったのですが。

蓋を開ければ、メスお兄さんは過去の相手に縛られた悲しい人だったり、年下君は超えるどころか本気で恋しちゃってたり。

若さゆえのぶっかけや暴走を挟みながらも(笑)、一途で真っ直ぐな愛情はメスお兄さんの頑なな心を解かし、見事攻略した日には拍手喝采でした。
これからスパダリになりそうな年下君、おまけにバカップルになる予感とでニヨニヨが止まりません。

ところで、メスお兄さんの年齢はいくつなのでしょうか。若すぎません⁉という疑問は置いといて、次回作にも期待してます‼

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