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ついに完結!
音楽を通じてつながった2人、友情から恋愛感情へと育っていく様子が4巻かけてゆっくり丁寧に描かれています。
2人のセックスシーンのページ数が増え、かなりしっかり肌色多め、行為はっきり描かれていますが、エロさはなく、2人がお互いを想い合っている、愛し合っている、求めあっている様子が強く伝わってくるのが素敵です。
2人だけでなく、学友、旧友、女の学友、それぞれの家族、いろいろな人との関係、つながり、愛情、友情、などのたくさんの「情」が全体にちりばめられていて、とても暖かい物語になっています。
陰キャの転校生が実は・・・
というのはマンガの王道パターンのひとつですが、宮田トヲル先生は、唄川孝宏の変化と成長を、新鮮に綺麗に描いておられました。
陽キャで友達が多くて音楽が好きな高校生、という花巻奏多は、唄川孝宏との関係を深め、愛を深め、情を交わしていきますが、大枠は全くと言っていいほど変わらないまま、恋愛に夢中になりながらも、その他のこともバランスよく丁寧に取り組み、こなしていく様子がさらっと描かれているのですが、そのさらっと加減がとても格好よかったです。
2人ともお互いに夢中で青少年だから性欲も強いけれど、恋愛だけに夢中にならないところが、すごく素敵な恋人関係になっていると思いました。
先輩のちょっかいと手助けにより、文化祭でオリジナル曲を一緒に発表することになったことで、将来の夢に向かって一緒に進んでいくことを決意する2人。
その後の2人の様子を、芸能界、というシーンではなく、母校の文化祭、しかも、奏多の弟が実行委委員をしている年のステージで、演目を発表するという形で見せてくれた宮田トヲル先生の、最後の最後まで読者を楽しませ、青春に感動させる演出は素晴らしかったです。
二年生へ進級し、クラスが離れたふたり。
校内で嫉妬したり、恋人っぽいいちゃラブアオハルをしたり、東京へ行って将来の話がでたり、、、
そんな中、やっぱりアオハルBLと言えばの文化祭エピソードがかなり熱かったです。
まさかのバンドステージでのスペシャルゲストが、孝宏だということに直前まで気が付かない奏汰。
事前にセンパイを通して曲を作ったり、練習したり、お互いがお互いを想ってステージに向けて(奏汰は知らなかったけれど、、)頑張っていたけれど、これがきっかけといいますか、ふたりの未来への第一歩のステージがこれだったのかと後々知ると、鳥肌がとても立つほどのエモさに震えました。
また、こちらのレビュータイトルにも書きましたが、タイトルの意味を知ってしまったら、まさに尊しでしたし、タイトルの伏線回収がここでもできると思わなかったので、まさかのタイトルのあの部分が……! と、読んでびっくりしました。
また、メイトの有償特典は本編ラストでふたりが母校を訪れる決意のもととなったお話なので、読んでよかったァ!!と思えた肌色多めの小冊子でした。
とても内容に興味深くて感動しました。ハラハラドキドキする展開に魅了されました。前からずっと気になっていた作品だったので読んでよかったです。ぜひドラマ化されてほしいです。アニメ化したら絶対に見ます。よろしくお願いいたします。
1巻からずっとそうなのですが、今回も2人がぶれる事なく想いあっているのが本当に最高で幸せな気持ちになりました。
唄川くんのカッコ良さはマシマシだし、奏多の可愛さもマシマシ!!この二人が音楽活動……!リアルで応援出来たら尊死しそうです!
もう私自身はアラフィフのおばさんで、子どもが高校生。それなのに胸がキュンキュンしてしまいました。こんな2人をモブとして拝める高校時代が送りたかった……!
言わなくても奏多くんが作曲したのを唄川くんが気がついたのも良かったです。
もう良かった!!しか言えない。ふたりには一生幸せでいて欲しい。
Hもそれなりにあってバランスが良いと思いました。
素性を明かさない人気歌い手DK×音から感情を読み取れるピアノが上手な男子高校生のピュアアオハルラブ完結巻!
微笑ましくて可愛い2人の恋とは対象的に自分の恐怖心や周りからの期待もある中で選ばないといけない将来のこと、恋も音楽も楽しむ二人がどんな結末を迎えるのかとても楽しみにしていましたが、本当に最高でした。
お互いのことを心から思いあっているのが音にまで表れちゃう2人のかわいいこと…!
何より未来の2人まで見せてもらえて、この2人はずっと仲良く楽しく音楽を続けていくんだな…という実感がわいたことが本当に幸せです。
あとなんといっても井波さん、、、影の立役者!!
彼の発案が少しずつ種明かしされていくのがたまらなく面白くてうわ~天才だ!!とずっと思っていました。よきプロデューサーとかになりそうな気がする…
シリーズ通して本当に特大の癒しと幸せをもらえました!大好きです!
