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黒狐社の跡取りでキツネ獣人の博和(α)と絶滅したとされるタヌキ獣人の生き残りの聖(Ω)のお話です。
博和は道で倒れていた聖を偶然保護しますがが、介抱中に聖のΩ性が覚醒してしまい…!?
タヌキの聖が儚げで美しくて可愛かったです♡絶滅寸前のたった一人の生き残り…という事でさらにしんどい事件が起きたらどうしようとハラハラしましたが、タイトル通り博和に溺愛されて愛されるストーリーがメインでほっとしました。
最初こそΩのフェロモンにより意図せず身体を重ねてしまった2人ですが、それ以降は博和は聖に快楽を与えて欲発散のお手伝いをするのみで、徹底して聖の身体を第一に考えている誠実さが素敵でした!
運命の番と呼べる決定的な何かが2人の間にあまり感じられなかった事だけが少し惜しかったなぁとは思いますが、番になってからのえちえちなシーンはとっても甘くて素晴らしかったです。
描き下ろしは聖の巣作りシーンが♡
こちらもとことん溺愛されていて多幸感に溢れるシーンでした!
電子白塗り
粉子すわる先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
健気 3
エロ 2
獣人 2
な感じだと思います。
花木さん×聖くんのカプです。
今作はキツネやタヌキなどの獣人達の世界観で、更にオメガバース要素もあります。しかし個人的には、ケメ耳はあるけど、聖くん以外は尻尾が無いので、獣人要素は少なめかなと、少し物足りなかったですね。
絶滅したと思われていたタヌキの獣人。その生き残りの聖くんを保護した花木さんだが、オメガの聖くんが発情してしまったことで身体を重ねてしまいます。
その後は、度々発情してしまう聖くんを守ってあげたいと思っているからか、身体は重ねず手で抜いてあげます。
花木さんの優しさに徐々に惹かれていく聖くんと、家族からの跡取りとしての期待に辟易していた花木さんは健気な聖くんに癒されていく。
大きな波乱や花木さんと聖くんの仲が拗れることは無く、物語りとしてはシンプルめですが、2人の雰囲気が優しくしっとりしていて、尚且つエロ可愛い描写もあるので、是非とも読んでほしいです。