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お前みたいに かわいそうでかわいい弟 ほかにいないだろ?
エロス度★★★
おやおや。再会した義兄弟の共依存な関係・・・とても美味しいですね。
〝優しい〟兄と素直な弟・・・荒んだ家の中でお互いの存在が唯一の拠り所であり、支えであったのがたまりませんね。
兄の本心を知っても嫌いになれず、探るような目に宿る寂しさをなんとかしてあげたい弟の健気さが刺さり、嶺も本当は伊吹が誰よりも特別で独占したい存在・離れていかないようにしていた執着が最高でした。
義兄弟の一線を越えていく官能的な時間、捕まえて捕まえられた心地がよい共依存・・・かわいそうでかわいい弟が愛おしいに昇華する兄、素晴らしいですね(I)
子供の頃、親同士の子連れ再婚で兄弟になった二人。両親は喧嘩ばかりで家に居づらく、反対に兄弟仲は良くなっていくが、優しかった兄は高校生になるとひとり家を出てしまう。
そこから9年が経って両親の離婚が決まり、実家に一人で暮らす大学生の弟のもとに突然兄が家に戻ってくる、というお話。
血は繋がっていない兄弟もので、絵は綺麗なのですが、説明が足りなくてとても難しいです。
弟の方はわかりやすいです。子供の頃に優しくしてくれた兄を好きで、いまもその気持ちは変わらない。たとえ音信不通であってもあのときの思い出を胸に兄を信じている。
だけど、それに比して兄の方の気持ちはどうか? 大変に疑問です。
兄については色々な側面が描かれていて、像がひとつに結ばないです。
今回9年ぶりに家に戻ってきたのは、父親(兄の実父)から一人になった弟の面倒を見てくれと頼まれたからで、それも店(美容院)が出せるほどの報酬をちらつかされてます。
加えて、自分を好いてくれる人が好き、と言ってみたり、ほかにも男女問わずに遊んでいた風でもあり、人が望んでいるだろうことを言うのが得意だとも言います(営業トークに活かされているらしい)。
この人はどういう人なんだろうと考えれば考えるほど、弟が兄を思うようには思っていないのではと。
実際9年もほったらかしだったわけですし。ましてや性愛に結びつく余地があるのだろうか。
謎なのは、これはこのページとページの間に絶対致しているだろうという雰囲気だったのに、兄から頭を撫でられただけだった、という場面ですかね。
いきなりではなく、ちょっとずつ進めて行くにしても、うんやっぱり理解が難しい。庇護欲かな。
最後は報酬をいらないと断ってもいるので、私が何かを読み落としている可能性もあり、話半分でお願いします。
初読みの先生です。
兄弟もの大好きなのでブラザーの文字に惹かれ購入させて頂きました。
が、想像していたよりも兄弟感があまり感じられず(義兄弟という血が繋がっていない事もあるのかもしれませんが)、離れて育った者同士が過去の共依存を認めあって再会後に新たな関係を作っていく…という最後こそハッピーエンドに終わるもののそれまでがずっと寂しさを感じる内容でどうしても気分がずっと沈んでしまいました。(すみません汗)
というのも、兄の嶺が実家にいた頃伊吹の前で「いいお兄ちゃん」を演じていた理由が伊吹を愛しているからなどではなく自分の保身のため…プラス、自分より弱い存在に縋られる事で自分という存在を確立できたという、相手に依存させているようで自分自身も相手に依存しているような関係を感じるからだと思います。
また、同居するようになってからも伊吹がそんな嶺の内側に抱える寂しさに気づいてからも自ら同じようにそんな兄のために近くに居ようとする気持ちが感じられて……伊吹側が嶺を異性として好きというのは伝わるのですが、嶺側の伊吹に対する気持ちが依存から来るものの方がずっと大きく感じてしまい、ラブラブ…とは違うような気がしてしまいました。
私が兄弟ラブに求めるものがストーリーとは違っていたのだと思いますが、兄弟による背徳やその中での甘々がもっとあると嬉しかったです。
とはいうものの、嶺も伊吹もビジュアルは美人でかっこよくえちえちなシーンもトーン修正でバッチリ見えて素晴らしかったです。
連れ子同士で、九年ぶりに再会した見習い美容師の義兄と大学生の義弟との同居BL。
離婚間近のふたりの両親。
その父親から、義弟である伊吹が留年しかけているため、両親不在の実家で彼の管理をするために、一緒に住んでほしいと報酬込みで頼まれた義兄の嶺。
最初は、九年ぶりの同居に困惑する伊吹だったが、当時、荒れた家で心の支えとなっていたのは嶺の存在でした。
けれど、お話を読み進めていくと、次第に支えられていたのは伊吹だけではなく、当時の嶺も、だったのでは、、、?!!
と気付かされます。
また、義兄弟ものではありますが、そこまでドロドロした関係のものではなく、案外サラッと読めました。
おそらく、嶺が伊吹に対する想いに気付いたのが、今回の同居で、だったからでしょう。
また、伊吹も嶺に対して恩返し的なことをしたいと健気なことを考えていたこともあるからでしょう。
お表紙のダークなイメージとは裏腹に、どちらかが目に見えてひどく執着しているなどの要素はなかったため、よく見かける義兄弟BLのドロドロが苦手な方でも読みやすい一冊かと思われます!
個人的には、もう少しドロドロしていた義兄弟モノかなあと勝手に想像していましたが(それこそお表紙のイメージで)、元々一緒に住んでいた期間が短く、ほぼ赤の他人のような期間が長いということもあって(伊吹は嶺に想いを寄せていたけれど)、幼い頃の記憶+ここから始まるラブストーリーの要素のほうが強く、ドロドロにならずこの距離感で、このストーリーとなったのは必然的だったのだと、最後まで読んで納得しました。
とくにラストで抱き合ったふたりが、軽症な共依存チックで留まったのも、この空白の別居期間からの再同居という流れがあったからこそで、、
ここからふたりが、義兄弟以上の関係を育てていくのが楽しみな結末でした!
ちなみに、紙コミックスでの修正は、輪郭なしのトーンで主張されていました。
設定もよくって、メンヘラっぽい感じの雰囲気も出てるのが気になって購入しました。
ちょっと盛り上がり不足、メリハリが足りなくて単調な感じに思えました。
9年ぶりにあった義理の兄弟、
兄弟の夫婦仲は冷めきっており、離婚秒読み、まだ学生の弟が卒業したら離婚する模様で、留年しないように兄が面倒をみに帰ってくる、と
始まりがすでに暗い。
兄弟が抱える精神的な問題はとても似ていて、互いにわかりあえる感もなるほどなと思いました。
ただそこまで激しい執着や愛は感じられなくて、なんかやっちゃってるメンヘラ兄弟感のほうが強くて、もう少し激しい感情で描いてくれないと無理にでもついていけないかなぁ、と思いました。
父の方がまだマシなのか連れ子と養子縁組までしてて面倒みよう、めんどくさいけど感もでててるのでお顔描いてもよかったんじゃないかなぁと。
2人以外の登場人物ではっきり顔が描かれている人が少なすぎて雰囲気若干ホラー。でももっと病んでて欲しいくらい病みが足りないかなと思いました。
