電子限定おまけ付き
超美形の年下王子×ツンギレ会社員の絆されラブ♥
王子様の伴侶シリーズが好きなので、購入しました!
今回の「ニセモノの恋人」は今までとは異なり、伴侶のほうが王子様の手を引っ張り、奮い立たせるお話でした。
今までの2作品が、それぞれの理由で気持ちが沈んでいる日本人(後の伴侶)を偶然出会ったラシードの王子様が励まし、明るい未来のほうへ手を引っ張ってくれるお話だったので、今回もそのつもりで読み始めましたが、3作品目で逆バージョンという趣向。
ラシードまで迎えに行く展開で「そう来たかー!」と、楽しくなりました。
そうは言っても、やはりラシードの王子様。決定的な展開に至るまでは、友春をリードすることが多くて、頼りになるし、かっこよかったです。
特に、友春を困らせた輩を極秘裏に成敗してしまうルーはかっこよかった!
友春が育った施設の手伝いをする場面も、やはりラシードの王子様だなぁと。全員が全員ではないと思いますが、今までの作品に出てきたラシードの王子様たちはそういう思い遣りがある人ばかりだったので。
ルーのように臆病さがある人には、友春のように勢いがあり、芯の強さもある人が合うのだろうと思います。
ニコと巽がちょこっと友情出演していたのも嬉しかったです!
シリーズ3作目です。
「王子様の伴侶はバツイチアラフォー」→「王子様の伴侶は憂鬱なハニー」→本作
の順番ですが、それぞれ単体でも楽しめます。
「23歳、金髪褐色王子x26歳、ツンデレリーマン」。
ポリアモリーともパンセクシュアルとも書かれていませんが、万人を愛するがゆえに恋人がいっぱいいる攻め。
彼が日本で伴侶探しをする際のガイドをする羽目になった受けは…というお話。
王道中の王道、シンデレラストーリーです。
元ヤン受けの性格がずっと男前で(もちろん外側も)、泣きボクロも可愛い。
攻めがナンパ野郎なのが個人的に気に喰わなかったんですが、ちゃんと作中でその原因も明らかになるのでスッキリです。
個人的に前作と前々作が好きすぎて、ついつい比べちゃってこの評価ですが、私にとって本作は全編にわたって受け攻めの美しい顔面と受けの男前さを拝む作品です。
気になった方はこのページ上部から直接、1話丸ごと試し読みどうぞ。
こういう感じの受けがお好きな方には、「ミッドナイト・コンフリクト」シリーズも読んでほしいな~。
<モヤった点>
・あの悪い3人組に少しでもお金が渡ったのがなぁ…
なんでちょっとでも良い思いさすんだよ…
・婚約者の女性も日本語が超上級レベルなのおかしいてw
<特に良かった点>
攻めのピンストライプスーツ姿ー!&ポニテ!
<注意点>
・攻めに「ヤリチン」タグは付いてないですし直接描写も皆無ですが、そのケはあり、真の意味で「タラシ」です
(人タラシとかじゃなくて、とにかくナンパしまくる)
・攻めがモブ女性たちにキャー2言われるだけでなく、片思いする女性も出てきます(でも根はイイ子です)
白松先生、今年3月の新刊『俺たち新婚なので』で初めて知った先生です。
絵が本当に麗しい…!✨
そして、個人的に大好きな褐色×長髪(で王子!)な攻め...ということで、
迷わず購入。
こちら「王子様の伴侶」シリーズ3作目ということですが、
シリーズ未読でも全く問題なく読むことができました。
既刊のカプも終盤、ちらっと出て来るので
シリーズ既読の方には嬉しいのでは☺︎
(※当て馬が、攻めの幼馴染の女性婚約者です。
女性キャラが苦手な方、ご注意ください;)
主人公は、観光関連の出版社に勤めるリーマン・友春(受け)、26歳。
ひょんなことから、来日中のラシード王国第8王子・
ルーヴェント(ルー/攻め、23歳)の日本ガイドを任されることになります。
しかし天然(?)人たらしで、隙あらばナンパしまくる王子に大苦戦!
思わず怒鳴ってしまうと、なんと「旅の間は君一人を恋人として
過ごすことにしよう」と宣言されてー
と始まる、期間限定×身分差×契約お付き合いから始まる
物語です。
契約お付き合いが始まり、すぐに一夜を共にして
強気な朝春がグズグズにされちゃうところなんかは
やや”ファンタジー”感が強いかな、と思わないこともないけれど...
ツンデレどころか”ツンツンツンツン”、出会った時から
王子のガイド中もキレ気味な友春が、エッチ中は快楽に素直になるギャップ...!
良き!(*´艸`)
シャーっと毛を逆立てている友春が、体から始まり
心までルーに絆されてゆく姿がヘキに刺さりました。
ルーが一体どうしてそんなにナンパな性格をしているのかー
という点は、物語の途中で明かされます。
”ただ一人の人”から置いていかれる寂しさや絶望を味わったからこそ、
「皆」を恋人にして万人に愛されようとしていたのですね。。
悪気はなさそうだけど、”ナチュラルボーン・ナンパ王子”な感じに
引っかかっていたのですが、その部分の謎が解けて納得でした◎
一方の友春の方にも、養護施設で生まれ育っていて...という
バックボーンあり。
園長先生に恩を返そうと奮闘する健気・頑張り屋な面に共感し、
応援したくなりました。
すれ違いからの…の、”受けが攻めを追いかける!”展開、
その時の「ふんぬ!」な友春の決意顔(伝われ〜!)には笑った〜(*´艸`)
ただ強気なだけではなくて、男前なんですよね。性格が。
肝心なところで腰が引けちゃうの?という
年下王子には、このくらい強気男前な受けがピッタリだと思う(๑•̀ㅂ•́)و✧
当て馬でルーの幼馴染兼婚約者・ルチアについては、
嵐のように現れ嵐のように去っていったな...という印象で
ちょっとズッコケました;
ルーに一世一代の告白までしたのに、
引くの早すぎない!?
二人の仲を引っ掻き回して欲しいわけではないけれど、
一体何だったんだ…感は強かったかな...?
(ルーのトラウマについて友春に教える役目(?)は果たしていたので、
登場した意味はそこにあるとは思うのですが;)
二人の濡れ場は、そこまで濃厚ではないけれど
4回ほどあり回数多め。
そして甘めです♡(ただ、電子は修正が...ライトセーバーで残念;)
個人的に萌え悶えたのが、電子特典のキスのお話…!
ラシード王国には、ないのです。キスの習慣が。
だから本編では二人の濃厚な(舌が絡むような)キスシーンは出てこない。
(※友春からチュッとするシーンはあります)
それが、、本格的な”恋人としてのお付き合い”が始まってからの
ルーは…!
友春からたくさん勉強したんだね(*´∀`*)
と思わずニヤけてしまう、”キス”にまつわる小話でした❤︎
天然タラシな美形王子様×ツンギレリーマン。
寂しさを抱えた二人が出会い、共に支え合って夢を叶えてゆくー
ビュン!と風吹くような展開の早さ...はあるけれど、
美麗絵とあまーい雰囲気、そして褐色長髪攻め&男前受けのギャップに
萌える、楽しい一冊でした୨୧
★修正:ライトセーバー(電子シーモア)
『王子様の伴侶』シリーズ第3巻ですが、各巻ごとにカップリングが異なるので、気になる巻から読めるのが嬉しいです。
今回は、万人を愛する第8王子 × サラリーマン・友春の組み合わせ。
とにかく褐色の王子がかっこいい!
ラシード王国は褐色イケメン揃いで眼福です。
幼い頃に母に捨てられた過去を持つ王子は、「一人になりたくない」という思いから、周囲に惜しみなく愛を注いできました。
王子であっても親に捨てられることがあるのだと切なくなります。
序盤の初夜シーンで友春が「初めてって訳でもない」と語る場面がありましたが、詳しい描写はなく「グレていた」とだけ触れられています。
想像次第ではかなり遊んでいたのかも……と妄想が膨らみました。
えち展開:4回