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ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 2

black shain no tensei saki ha Dom/Sub universe no sekai deshita

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表題作ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 2

梁川 恭司
28歳、Dom、営業部所属の営業トップ、瀬上のパートナー兼恋人
瀬上 幹人
28歳、Sub(元Switch)、品質保証部所属、梁川のパートナー兼恋人

その他の収録作品

  • パートナーシップ狂騒曲

あらすじ

パートナー兼恋人になった梁川と瀬上。だが梁川が長期出張中、瀬上が体調を崩したところへSwitchだった瀬上を知るDom・横倉が現れ……? パラレルワールド転生ラブ、アフターストーリー!!

作品情報

作品名
ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 2
著者
栗城偲 
イラスト
篁ふみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526374

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4.7

(10)

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萌々

(3)

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中立

(0)

趣味じゃない

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レビュー数
3
得点
47
評価数
10
平均
4.7 / 5
神率
70%

レビュー投稿数3

2人で選ぶ未来

今回は同期の営業部員と品質管理部員のお話です。 

攻視点で元の受様のプレイメイトが現れる本編と
受視点で本編裏事情を含めた編後日談を収録。

受様は化学企業にて希望の営業部に配属されますが
営業部とは犬猿な仲の品質保証部に異動となります。

しかも品質保証部はデータ改竄が恒常化していて
意見した受様は出る釘は打たれる状況下で
ストレスと激務で倒れ・・・

なぜか次に受様が目覚めると
今までとは微妙に違う世界に身を置いていたのです。

受様が斃れるほどのブラック企業だった会社は
ノー残業デーなんてあるホワイト企業になっていて
ダイナミクスと呼ばれる第二の性が存在する
世界だったのです  Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

しかもこの世界で受様はSwitchだったのに
今の受様はSubと診断されます。

パラレルワールドに放り込まれた受様の
荒唐無稽なはずの話に耳をかけた向けてくれたのは
元の世界でライバル視していた同期でDomの攻様で
2人はパートナー兼恋人となります。

もともと世話好きな攻様は
受様とパートナーになった事でDomとしても安定し
受様との同居を視野に入れ始めていると

新規プロジェクトの立ち上げで1ケ月の大阪出張となり
受様と離れる事になります。
業務自体は順調に進むものの土曜休みは返上な忙しさで
個人的に東京に帰る算段も貴社する予定もたちません。

3週間が過ぎた頃
電話越しの受様が元気そうに振舞う事が気にかかった
攻様は週末に昼過ぎの新幹線に飛び乗り
受様のマンションに向かうと

受様と見知らぬ男がプレイをしている様な状況に
居合わせてしまい!?

既刊「ブラック社員の転生先は・・・ 」の続刊で
異世界転生してSubになった受様とDomの攻様との
Dom/Subユニバースです♪

受様とともにいたのは
前の受様のプレイメイトだった男性で
仕事うえでも付き合いのある相手でしたが

今の世界にいた受様と受様は別人格のため
相手は受様をよく知るようでも
今の受様にとっては全く知らない相手です。

受様以上に状況がわからない攻様は
グレアを放ってしまうのですが
受様ガードとしては許されても
ホントはダメですよね(笑)

既刊は異世界転生した受様主軸で
攻様は受様にとって頼もしい男でしたが

攻視点の本作では攻様がこの世界に不慣れな
受様を大切にしたいあまりにぐるぐるする展開が
かなり楽しいです。

受様も悩みながらも攻様のパートナーとして
恋人として共にいる未来を選ぼうとする展開が
とても良かったです (^-^)/

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良い人達の良いお話

1巻を復習してから読みました。
1巻ではドムサブ初心者にも優しい仕様で。二人が恋人と本当のパートナーになるまででしたね。

2巻は瀬上が転生して初のGWに二人で睦み合うところから。

一見2巻は甘々イチャイチャに見えるのですが、もちろんそれだけではありません。
まだまだサブとしての知識や自覚や経験が足りない瀬上が梁川の長期出張で調子を崩すところとか。

前半は梁川視点、後半は瀬上視点で俺の恋人は世界一可愛い、良い男!
二人ともまず、良い人。相手を無駄に傷つけたりしないし、気遣いにも感謝してるし、とにかくお互いが好きで大切にしている。

いつも前向きにお付き合いをこのまま長く続けるにはどうするべきか、今差し迫った問題をどうするべきか考えてて。

お互いの気持ちを確認し将来へ向けて何から始めるか。良いですね、覚悟も決まって。

とにかく、常識的で善人で恋人をとても大切にしてる二人の可愛い独占欲?あ〜可愛い!今すぐ会いたいなお話でした。

0

今もこれからも2人は最高のパートナー

梁川と瀬上の物語のその後。
予想通りと言いますか、期待以上と言いますか、めちゃくちゃラブラブ街道まっしぐらやんけ。の気持ちが大きい続編でした^♪
続編が発売される間の期間にはコミックス版も出たりと、すごく勢いに乗ってる印象の強い作品。それでこの続編のラブモード投入でしょ、2人の未来がこれからもずっと幸せであることを実感できて最高の読み心地でしたヽ(´▽`)/

梁川視点で始まる続編は、瀬上への愛情や独占欲がいっぱい詰まってる執着編でもあります。パートナー兼恋人となった2人の結びつきは盤石ではありますが、梁川がする必要のない嫉妬ばかりするんですよねぇ……( ̄∀ ̄)フフフ
瀬上への好きが毎日毎時間毎分毎秒どんどん更新していってる感じで、梁川の心の中は、仕事もプライベートも瀬上のことばかり。でもそんな独占欲まみれの恋人の重い愛を、瀬上がちゃんと受け止めてくれていて、結果イチャイチャよろしくやってる2人の甘いひとときには、あざっす!でした(笑)

まぁ、でもただの恋人同士のイチャつきで終わる話ではないわけでして。
瀬上のことを「幹人」と、下の名前で呼ぶDomが現れ、2人の関係に少しばかり刺激的を与える展開も巻き起こったりなんかもします。
Switch時代の瀬上をよく知るその男はかつて瀬上のプレイメイトであったというし、また言葉の端々で梁川を牽制してくる口撃スタイルは梁川の嫉妬心を煽るのに十分でした。そうなると梁川の嫉妬心の炎上は止められません(笑)

・瀬上のSwitch時代をよく知っていることに1メラ
・体調を崩していた瀬上にコマンドを使ったことに5メラ
・かつてのプレイメイトだったことに50メラ
・瀬上のことを下の名前で呼んでることに100メラ
(※あくまでも私の感じ方です)

もはや呼吸するように第三の男にメラメラしまくっている梁川の鎮火の道のりは遠いですが、最後はきっちり消化活動は成功するのでご安心下さいね^ ^
結果的に梁川の心配は杞憂なものでしたし、それに瀬上からあんなにも愛情を向けられていて何をそんなに嫉妬することがあるのかって感じなんですよねぇ。それもこれも梁川が瀬上を大好きすぎるからなんですが、瀬上の周りにいるDomの男たちにガルガルしてる梁川もそれはそれで面白かったです。

そんでもって見どころはそれだけではありません。
パートナー兼恋人として、更に進んだ関係へとカタチを変えるべく動きを見せる2人にもご注目です。プレイ上のパートナーだけではなく、公私ともに支え合っていく"パートナー"へと未来の視界を広げていく最高のニュースに、嬉しさいっぱいでした!
梁川の独占欲も少しは落ち着いてくれるといいのですが、さてどうなることやら(笑)


転生してから戸惑いだらけだったDomSubの世界にも慣れ、愛する人との日常生活に幸せを感じることが当たり前になっていく2人の関係がとても素敵な物語でした。
物語はこれで終わってしまうけど、いつまでも仲睦まじい2人でいて欲しいなと思います。

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