“完璧”な孤高の皇帝×身代わり花嫁の秘めた熱情。中華ロマンBL!

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表題作后と河 2

龍楊
王佳

あらすじ

お前の心を私にくれ

洪水が繰り返し人々を襲う時代。命を落とす民の姿に心を痛めた王佳は、河工事の必要性を何度も訴え続けていた。
皇帝に見い出され、妹の身代わりに妃として後宮で閨を共にし、昼は河工事の役人として働くことになる。
そんなある日、自分の身を顧みず「完璧」であり続けようとする皇帝がふと見せた心の一片に触れ、王佳の中に変化が芽生え始める。
しかし、無意識に口にした言葉が原因で皇帝と仲違いしたまま、王佳は河の視察に旅立つことになってしまう。
念願の視察のはずが、どうしても皇帝のことが心から離れない王佳は――?

作品情報

作品名
后と河 2
著者
山中ヒコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796417709

ちるちる評価ランキング

13

4.8

(26)

(23)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
126
評価数
26
平均
4.8 / 5
神率
88.5%

レビュー投稿数6

盛りあがる

先生買い。お話読んでいると感情がぐぐぐぐぐぐううううううううーーっと盛り上がります。ぷぷっと噴き出すところもあって、何ともヒコ先生らしい・・という印象。いつまでも覚えている自信がまだないので萌にしました。勿論続きを楽しみにお待ちしています!「はとぽっぽ」爆笑。

どんどん自分の頭の中の思いを扱いかねるようになってきた王佳。陛下よりお許しをいただき、光河の流れの視察に王悟たちと出かけることになり・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
端正、真単(宦官と陛下の側近)、小梅(受け従者)、王悟(いけめん・・・)や治水調査の仲間たちとでも言えばよいか? 王悟と端正が好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡

++ぐぐぐううううううううううううううってしたところ

あちこちにあるんですけど。№1は、光河の調査へ出かけた受けに届けた帝の文!

「落水に手を浸した。落水は光河に繋がる」
「いつかはお前の元に私の温めた水が届くだろう」!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わあああああああああああああってなりましたよ、ここ!
たまらん!たまらんのです!この思いの伝え方!天才か!泣く!

受けさんは受けさんで何としても河を治めたいと、すごーーーーーーーーーく考えて。帝の役に立ちたい、人を助けたいと一生懸命考えて。

攻めも受けも本当に真摯に生きていて、ああ頑張れよ、幸あれと願うばかりです。この後、どのようなことが二人に待ち受けているのか、ドキドキします。私の心臓が耐えられますように。先生、何卒よろしくお願いいたします。

++
特典登録を待ってられないので、こちらにすいませんコメントを。
コミコミさんのリーフレット:王佳のおぐしの爆笑話。端正と小梅がきゃんきゃんやってますwww

コミコミさんの有償小冊子:これまたしっとりええ話なんですわーたまらんー
昔近習を寵愛した帝がいたそうで。その話を帝が王佳に教えてあげるしっとり話でした。ちょっとまって。今後のお話の伏線だったら嫌なんだけど。胸つぶれる。

0

待ってました!

王佳、えらい!成長した!

赤子のような感情自覚が、陛下が傷つかないギリギリの所で間に合った(追いついた?)気がしました。良かった良かった

王佳、新しい髪型と耳飾り本当に綺麗。陛下もイケメン。眼福です!

河川の視察での陛下からの手紙が、さすが中華の歴史漫画の醍醐味というか作者様の才能の豊かさというか唸りました。そして涙しました。

陛下はいつか王佳との最初の出会いの事を話すのかなぁ…願いが叶った今そんな事は些末な事なのかもな
いやぁ良かった良かった

2人の静かな、しかし強く相手を想う気持ちが大好きです

1

あたしの皮膚も泡立ちました ←ばばイボじゃね?

あの たぶん今回も読んでるところが皆さまと違ってるんだと思ってます

治水のため昼も夕もなく帝と共にある

ほんとうならこの関係にワクドキしなきゃいけないんでしょうが あたしときたら治水にかける男たちの使命を読みにいっちゃってて
いやでも そのちょっとの隙をついてちちくりあう どえらいヤキモチ妬きの執着帝と天然王佳 はちゃんと認識しておりますので ご安心を←え


面白いですよね 頻繁に氾濫をおこす暴れ河の主流を変えるって
どれだけの工期で どれほどの人工(にんく:特定の作業に必要な人手の量)を想定しているのか

だって自国の民の数が2,000万人しかいないわけでしょ?
直接的な作業員を数千人と見ても それに伴う道具作成に 作業員の食料調達 掘削ででる土石運搬に関わる道の整備
って なんだかんだ一国総出の話になっちゃうんじゃね? と 要らぬ心配でわくわくしちゃうw


お話 出鼻から王佳の無知炸裂で いたって真面目に学ぶ姿にニヤニヤがやめられないとまらない
なのに急に身代わりの身代わり違いを嘆くもんだからうっかり治水忘れちゃってたんですが スレ違わせかたの巧さッ!

にくかーーーーーー((怒)) ←興奮すると怒るクセあるよね

超個人的な話なんですが 免許とって自分の車として乗った車が4台 うち3台水に浸かって(河川の側に住んではいるが氾濫ではなく大雨による地形的な問題で)いるからなのか やっぱり治水方向に目がいっちゃうんです
が今回 調査に絡め うま~く 恋に気づかない王佳の帝に対する思いの変化とキモチを読ませにきたな と

あたしのように仕事を中心に読んでも ふたりの恋を中心によんでも なかなか上手く進めないもどかしさ 焦れったさを堪能できる仕様になってるし
1番気がかりな史実苦手があるのについていけるのか?も 前巻ほどには感じず もっと言っちゃえば ふたりを繋ぐお話しの巧妙さ感動しちゃったり


視察でみつかった難所区間

いやもぉどぉしよぉ ←天仰いじゃってるけどどぉする?
海外ものも歴史物もすんごい苦手なんだけど 面白いわ ほんと面白すぎるッ((怒))
読まずに損するなら読んで損しようって思ったあの日のあたし グッジョブ

難しそうだなって読むの迷ってる人がいるなら あたしでもいけたぞッ! って言ってやりたいわ

あいも変わらず私事垂れ流しましたが 視察で判明したのっぴきならぬ事態
甘さの加減は最少ながら 訴えかける感情は最大
帝からこぼた想いは流れとなって河をのぼり彼の元へ 深く流れこむその想いに堰を切ったように暴れ溢れだす王佳の想いへと重なり洪水をおこしたこの先

もぉ 気になりすぎて ちょっともぉ一回周回してくるわ

1

治水と恋にドキドキ

はーー最高でした!!!
一巻を読んでからずっと続きが気になっていました。続きが読めて嬉しい…!
王佳がようやく自覚してくれた〜。
正直かなり時間がかかりそうと思っていたのですが周りのサポートありがたいですね。
治水も上手くいくといいのですが。

そして、紙書籍の書き下ろしがなにやら不穏なことに…。私は王悟様のファンなんです!!!
どうか、どうか穏便に…。

1

初めて経験する恋の波は激流の如く

治水と河川工事のことしか眼中になかった王佳の頭の中に、龍楊への恋心で満たされるようになっていく変化がとっても楽しい2巻。龍楊の一方通行の片想いが、双方向の両想いへと繋がっていく道すじには思わずニンマリでした(*´∀`*)

でも最初の方は王佳がやらかしてくれるので、ハラハラしちゃうシーンもあるにはあります。想定内とはいえ、非常にやきもきしました。
自分の中に芽吹き始めた龍楊への想いがカタチとしてハッキリしていないこともあり、王佳の伝え方が超下手っぴなんですよ。臣下だから役に立ちたいだなんて、ムードも何もありゃしない。あなたのことは好きじゃないですよと暗に言ってるみたいでヒヤヒヤもんでした。
一気に場が冷えていくそのときのワンシーンたるや……天国から一気に地獄です。

治水バカの王佳なので、恋愛ゴコロが全く分かってないウブな天然ちゃんなところは可愛いんですが、素直な性格のぶん言葉が刺さりますね。逆もまた然りで、恋を自覚した王佳の素直な愛の告白もまた、それ以上に心に刺さることを知って欲しいです。
龍楊と離れてる間、彼のことを想う王佳は、こんな感情初めてと言わんばかりの戸惑いや悩む姿がなんといじらしいことか。治水事業に一生懸命になるように、恋心にも一生懸命になる王佳が可愛くて堪らんでした^ ^

恋愛的に大きな動きがあり、BLに集中したいのに、1巻のときと同様に治水事業のこともめちゃ深くツッコんでくるので、あっちにもこっちにも全集中です。さらに2人の関係が深まっていく恋愛模様からますます目が離せませんでした。
龍楊と王佳がついに閨事へ……?!なドキドキ展開も最高に楽しかったです!
激流が如くの恋の渦に呑まれていく王佳の感情のアップダウンはこの作品の大きな見どころです。脇キャラたちの応援も微笑ましく、嫌な人たちも登場しない読み心地は最高の満足感でした♪

2

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