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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 6

munou na ouji to yobaretemasuga nakami ha tekikoku no saishou desu

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表題作無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 6

シュルツ・ホールトン
26歳、侯爵家長男、ベルナール皇子の専属護衛騎士
リドリー・ファビエル
22歳、ベルナール皇子と入れ替わった隣国の宰相

あらすじ

皇帝の座を奪うなら、正規ルートで蹴落としたい‼ リドリー暗殺の嫌疑が掛かった側室の裁判で、皇帝が黒幕だと暴くつもりだったリドリー。けれど証人を皇帝に操られ計画が頓挫‼ 入れ替わりの秘密を握る死の山の魔女を訪ねることに‼ ところが旅の護衛となる頼りの騎士シュルツとマッドとの対立は激化する一方。ついに帝国一のソードマスターと土魔法の使い手の壮絶な一騎討ちが勃発し!?

作品情報

作品名
無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 6
著者
夜光花 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199011825

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9

4.7

(51)

(46)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
242
評価数
51
平均
4.7 / 5
神率
90.2%

レビュー投稿数10

神100!

大好きシリーズ6巻目。うわああああああああああああああああと地下鉄車内で叫びそうになっちゃいましたよ、この巻は。いや毎巻か?先生、ほんとに凄いです、有難うございます。きっとそう思った方は多いに違いない。わああと叫びたかったら是非1巻から。ほんと「わあ」なんですから!

自分の直属領となった地方へ竜のフレイに乗って視察へ行ったリドリー。そこで「魔女ユーレイアはもう死んでいるだろう」という情報を得ます。それを手紙で知らせてくれた別の魔女はアンティブル王国の死の山に住んでいて・・・と続きます。

攻め受け以外でご活躍になった方は
なんといってもニックス!
きた!
とうとう来た!うーんたまらん!

それとスザンヌ!頑張った!この後も頑張れ!

++良かったところ

なんといってもニックスなんですよう(2回目)。にやーって笑いながら、あんさん、楽しんではったんどすなあ・・・・いやあ良かった。いよいよ味方陣営はそろったっしょ。スザンヌもきっちり決めたしね。皆さん勢ぞろいで、皇帝退治かな。

と、読み返したところで。しまった、まだ解けていない謎がありましたよ・・・
どうなるんだ。誰だ。全くわからんぞー。。。。誰かわかる読者さんいらっしゃるのかしら・・・?と次巻が待ちきれないですね。先生、頑張ってください!ページ制限ないんでしょ!?Charaさんも本当に有難うございます!

2

No Title

第6巻も相変わらず 物語のテンポがよく、ユーモアと緊張感が絶妙に混ざり合った展開 で、一気に読んでしまいました。裁判で皇帝の陰謀を暴こうとするリドリーの計画が崩れるくだりから、死の山の魔女を訪ねる旅路まで、読んでいてまったく飽きません。

そして、今回は リドリーとシュルツの関係が少しずつ深まっていく様子 が印象的でした。二人の距離感が変わっていくのを感じられて、とても胸が高鳴ります。
……とはいえ、私は マッド推し!
シュルツとの対立が激しくなっていく中でも、マッドの不器用な優しさや存在感がやっぱり好きで、どうか マッドにも幸せな結末が訪れますように…… と強く願ってしまいます。

最後に、毎回新刊を読み終えるたびに「最初からまた読み返したい!」と思わせてくれるのが、このシリーズの魅力ですね。6巻を読んだことで、また1巻の出来事や伏線を確認したくなり、周回読書が止まりません。

シリーズファンとして、大満足の一冊でした。
次巻も本当に楽しみです!

2

全編サビ

うわー、すごくおもしろかったなあ…!
6巻目にしてこの展開になるのかと、毎巻おもしろさを更新し続けてくれる無能な皇子シリーズに魅了されっぱなしです。

シリーズものって、しばらく前に発売された前巻がどんなところで終わっていたのかを思い出すために、まずは1巻目から読み返してから…となりがちなのですけれど…
夜光花先生は物語の序盤にさり気なくあらすじを織り交ぜてくださっているので、本を開いてすぐに新たなお話に入り込めるんですよね。非常に助かっております。

さて、どこからどう書こうかといううれしい悩みがつきません。
リドリーVS皇帝もあれば、シュルツVSマッドあり、ずっと匂わされていた最大の謎が明かされたりと、最後の最後まで手に汗握る展開のオンパレードなのです。
全部が見どころ・全編サビなんて言葉がぴったりの巻だったのではないでしょうか?
個人的に大好きなアーロン王子とスザンヌ妃の裏側が見られたのもうれしいポイントのひとつでした。

主人公であるリドリーが知略をめぐらせ、次々と立ちはだかる問題をばっさばっさと解決していく姿にスカッとするこちらのシリーズ。
もちろんスカッと具合も素晴らしかったのですが、今巻はやはりなんといっても終盤にかけての怒涛の種明かしが1番の見どころでしょう。
思い返せば…な見事な伏線の数々に、なるほどこうくるのかとはじめから読み返したくなってしまいました。
ずっと見守っていた彼とのやり取りにはぐっとくるものも。
謎が解けてもまだ謎が残っているうえに、謎が解けたがゆえにリドリーのこれからがどんな道になっていくのかがより楽しみになったなと思います。おもしろかったです。

そして、肝心のBL部分に関してはシュルツ×リドリーが少し進んだかなといったところ。
しかしながら、前巻のレビューにも記載したのですが、リドリーのキャラクターの強さと比べてしまうとどうしてもシュルツのかっこいい部分があまり強くは見えてこないのがネックですね…
現状ではどちらかというとストーリーをメインに楽しんでしまっている自分がいます。
マッドとの関係を含め、これからはBL部分ももっと盛り上がってくれることを期待しつつ、引き続き次巻の発売をわくわくしながら待ちたいです。

7

No Title

電子だったので配信されるまで待ち遠しかった。
物語もそろそろ終盤かと思いきやそうくるか!の展開になってきました。
思い返してみると確かにいくつも伏線があったけど
予想できた方いますか?
次に気になるのはあの方の子ども。
生死は?
新たに登場するのか、すでに近くにいるのか?
続きが待ち遠しいです。



2

No Title

ここまでくるとびっくりというより確認という感じにはなるけど、そこをちゃんと痺れる筆致で魅せてくれるのがさすがすぎます。
あー、良かった。表紙にシュルツがいない問題もありつつ、リドリーのドラマなので大満足。あー。良かった。しみじみ。
1ページ目から面白いし、痒いところに手は届くし、いいところで驚かせて緩急つけるし、天晴すぎる。
これ以上惚れられるのかな、ってくらい夜光先生にハマってるのに、最新作が一番面白いっていうね。大好きです。最高です。

5

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